かきつばた 

2014-05-09 08:01:37 | 日記
5月8日 

かきつばた 夏(6月)の季語

よいお天気が続いています。

電車で愛知県知立市にある「無量壽寺」へ行ってきました。

名勝八橋の中心となるお寺で臨済宗妙心寺に属しています。

松が多いお寺、さすがに樹齢も350年と貫禄があります。

松に見守られていくつかの池にかきつばたが咲いていました。

来月まで楽しめるそうです。

老松の亀甲模様かきつばた クレ

ろうしょうの きっこうもよう かきつばた



ここから、画家の山下清は写生をしたそうです。

芭蕉翁愛でし咲きつぐかきつばた クレ

杜若われに発句の思ひあり  芭蕉

今は、奥に広い池ができ、そちらが中心になっています。

無量寿寺仕合わせ灯すかきつばた

お若い女性がピンクのロングドレスを着てフルート演奏。

「早春賦」にみなこころ癒されるかのよう。

そうそう「かきつばた」は飛燕に似ているので「燕子花」とも書きます。



かきつばたについて

アヤメ科のなかで、もっとも水辺を好みます。

花弁に白い筋が入っているのが特徴です。