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田舎ぐらし(154)

 ー 男 の 脳、 女 の 脳  ー
 
 
 
 「話を聞かない男、地図が読めない女」
     アラン・ピーズ バーバラ・ピーズ 著
     発行 主婦の友社  発売 角川書店

 先日、夫婦関係を扱った本でなんとかの “トリセツ ” というタイトルのものを見かけた。読んだわけではない。察するに男と女は脳の働き方が違う。だからその違いを知れば仲良くできますよ、というようなことだろう。世の中、やたらと略語が流行る。好きではない。

 それはさておき、男の脳と女の脳に違いがあることは昔、「話を聞かない男、地図が読めない女」(上掲写真)が出たことでなんとなくわかっていた。

 久し振りにその本を開いてみると例えばこういう場面がある。一部修正して紹介する。
 ー 夫婦でドライブをしている。ハンドルを持っている旦那さんが助手席の奥さんに「次の交差点はどっちへ曲がるんだ?」と聞くと、奥さんは持っている地図を逆さにして、「右っ」という。車が右折すると、今度は地図を右に45度回転させる。 ー

 ― 旦那さんが「地図をくるくる回すのはやめろ」と言うと、「でも、向かっている方向に一致させないと・・・」。「それじゃ文字が読めないだろうが!」・・・。 続いて一言、二言やりとりがあり、とうとう奥さんは癇癪を起こして地図を旦那さんに投げつける ー(同上)。

 日常でも男が女のしゃべり方に面食らう場面は多々ある。
たとえば男が女の話をAさんのことだと思って聞いていると、いつに間にかBさんの話になっている。つまり、話の主役が知らぬ間に変わっている。
 あるいは “ 雨にも負けず、風にもまけず・・・ ”  とやり始めるから、男は「要するにどうしたいの?」と言いたくなる。つまり、結論を先に言わない。
 いちいち例をあげれば大学ノートが10冊くらい必要になりそうである。女に言わせれば逆もまた然りか。

  およそヒトが記憶したり、計算したり、考えたり、痛みや快感を覚えるのは脳細胞の働きによる。 だから、脳細胞が密であるか疎であるかは行動特性などすべてに影響する。男と女の脳細胞の数が違えば女が地図を読めないことや男が女の話を聞かないことの説明がつく。

 それじゃと、ある時ひどくヒマな学者たちが脳細胞を数えてみた。すると、男と女では平均して10数パーセントの差があることがわかった。どちらが多いとか少ないとか詮索するのは野暮である。責任はすべて神さまにある。
 

 


  

 


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