Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

Dr.KAZUの雑記帳から 1月7日きょうはなんの日

2015-01-13 19:16:45 | きょうはなんの日

Dr.KAZUの雑記帳から 1月7日きょうはなんの日?

春の七草

“七草(ななくさ)”は 人日の節句〈つまり1月7日〉の朝に 7種類の野菜が入ったお粥を食べる古来からの風習のことである
元来の“七草”は『秋の七草』を指しており 小正月1月15日に相当するものは“七種”と書いてこの“七種”も「ななくさ」と読み 一般には7日正月のものを“七草”と書くなど 現在では元々の意味が不明確になり 風習だけが形式として残っているのでしょう
これらのことから人日の風習と小正月の風習が混じり 1月7日に“七草粥”が食べられるようになったと考えられております

ここでいう春の七草は
☆ せり 芹   ☆ なずな 薺   ☆ ごぎょう 御形 
☆ はこべら 繁縷   ☆ ほとけのざ 仏の座
☆ すずな 菘(蕪のことです)   ☆ すずしろ (大根のことです)
  この仏の座は シソ科のホトケノザとは別のものです
この7種類の野菜を刻んで入れたお粥を“七草粥”と言います
邪気を払い万病を除く占いとして食するのです
呪術的な意味ばかりではなく お正月年始の間おせち料理ばかりで疲れた胃腸をお粥で休め 野菜が乏しい冬場に不足しがちな野菜の栄養素を補うという効能をも期待した先人の知恵でもありましょう
“七種”は  前日の夜にまな板に乗せて囃し歌を唱えながら包丁で叩き それを当日の朝にお粥に入れます
囃し歌は鳥追い歌に由来するものであるとされておりますが これは「七草粥の行事」と「豊作を祈る行事」が結びついたものと考えられております
歌詞は 『七草なずな 唐土の鳥が 日本の土地に 渡らぬ先に 七草なずな … …』
これは地方によって多少の違いがあるようです

最近では この七種類の野菜を入手するのが至難であり デパートやスーパーの食品売り場で食用になったものをセットで売っております



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