Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

2013 5月の 私の本棚

2013-05-28 17:50:23 | 私の本棚

ぼくがいま、死について思うこと  椎名 誠  新潮社  13/04/25
アカの他人の七光り  島地勝彦  講談社  13/03/28
海外パックツアーをVIP旅行に変える78の秘訣  喜多川リュウ  実業之日本社  04/04/27
海女のいる風景  大崎映晋  自由国民社  13/04/01
世界の変なトイレ  モーナ・E・グレゴリー シアン・ジェームズ  エクスナレッジ  13/02/28
一流の男のたしなみ  山崎武也  PHP研究所  13/04/04
「余命3カ月」のウソ  近藤 誠  ベスト新書  13/04/20
眺めのいい人  伊集院 静  文春文庫  13/05/10
大便通  辧野義巳  幻冬舎新書  12/11/30
「濃い」おじさん図鑑  OJ-1グランプリ実行委員会  辰巳出版  12/12/05
潜入!!男の隠れ家&女の園  熊田プウ助  竹書房  13/04/01
トルコで私も考えた トルコ21世紀編  高橋由佳利  集英社文庫  13/04/23


メルハバ!トルコ その ・ Ⅴ

2013-05-22 20:10:11 | ゆるゆる旅日記

5/3
○ ボスポラス海峡クルーズ
黒海とマルマラ海を結ぶ約30kmのボスポラス海峡です
大型遊覧船の貸切で1時間のクルージング 海峡沿いの宮殿や寺院・城塞などを眺めながら心地よい風に吹かれながら『アジアとヨーロッパの真ん中を航海しているんだなぁ』と思ってみたりしました
あちらこちらからアザーンが聴こえてきます
アザーンはイスラム教の礼拝への呼びかけのことです ユダヤ教のラッパ キリスト教の鐘の役割と同じなのでしょうが肉声であることに特徴があるのです 「神は偉大なり」と言う「アッラーフ・アクバル」の4度の繰り返しから始まるのだ
1日5回の礼拝の時間の前に礼拝の時間が来ることを伝えるために モスクのミナレットから呼びかけられる しかしまぁコブシが効いていてまるで演歌ですよ まさか日本の演歌の原点ではないでしょうに
国民の99%がイスラム教徒なのですがお酒は飲むし若者はあまり礼拝に行かないらしい
 そしてユスキュダルの街のガイドがありました
ユスキュダルはイスタンブール市の東側のアジア側に位置して人口集中地域らしい
しかしなんといっても1950年代に世界的にヒットして 日本でも江利チエミの歌唱で知られたトルコ民謡の「ウスクダラ」でしょう 江利チエミの摩訶不思議な奇妙奇天烈な歌詞は原歌詞とは殆ど関係がありません
  ウスクダラに行った時は雨だった
   キャーティップの着物の裾は長く 跳ね上がっていた
    キャーティップは起きたばかりなのか 目がぼんやりしていた
     キャーティップは私のもの
      キャーティップは私のもの
       腕を組めるのは 私だけ!
とまぁ女性からのラブソングがもともとの意味なのだそうです

5/4
アタチュルク空港/イスタンブール発 00:50 TK 0046
現地日本語スルーガイドの“あいちゃん”が握手でお別れ『また来てください!』そうです!ぜひとも再訪したいものですよ
なにに感動したのか 壮大な自然の景観或いは歴史の重さ いやぁ気が遠くなるような時の流れがあることを知らされたことでしょう!
また来たい!
それは インシャアッラー insallah…
「願わくばそうしたい」「アッラーのおぼしめしがあれば そうなるでしょう」
関西国際空港/大阪着 17:55

  

 


メルハバ!トルコ その ・ Ⅳ

2013-05-22 05:50:05 | ゆるゆる旅日記

5/2
ヨーロッパの果て そしてアジアの終着点でもあるイスタンブールは古来より歴史と文化の大舞台でありヨーロッパとアジアが感じられる時空を超えた永遠の都でした
イスタンブールの市内を観光するのですが それにしても車の多さと渋滞のすごいのには驚きでした
この問題を解決しなければ次回のオリンピック開催は難しいだろうなぁ
○ 地下宮殿
地下宮殿の通称で知られるバリシカシスタンは東ローマ帝国の大貯水槽です
この貯水池は ジェームス・ボンドの映画「007ロシアより愛をこめて」の撮影場所として使われたというのは間違いのようです
○ トプカプ宮殿
あの世界を制したオスマントルコ帝国の最盛期を約400年にも渡って支え続けたトプカプ宮殿です 目もくらむような宝石の数々が収められた宝物殿では溜息が出ましたなぁ
ロケーションは 金角湾―マルマラ海―ボシポラス海峡が見渡せる丘の上
○ アヤ・ソフィア大聖堂
長~い行列でやっと「聖なる叡智の聖堂」をアヤ・ソフィア
あたかもブルー・モスクと並ぶようにして旧市街にそびえ立つ
赤い聖堂で中は暗くてひんやりとしているのだけれどもステンドグラスや窓から差し込む光が幻想的で心が落ち着くのでした
モザイク模様の色褪せていないことには感嘆
○ ブルーモスク
ここもまた入場までの長い行列です
ブルー・モスクは正式にはスルタンアフメット・ジャミイと呼ばれる
青いイズニック・タイルとそれを引きたてているステンドグラスの光があまりにも美しいことから通称でブルー・モスクと呼ばれるのです
礼拝をしているイスラム教徒の人たちを見ていると 信仰も難儀なことだなぁと思う 不敬ですか いやそう思わざるを得ない程に信仰とは大変なことなのでしょう
観光客が多すぎて決して静かな厳かさはないけれども それでも青い世界の広がりが素晴らしい
○ グランドバザールとエジプシャンバザール
市場に入ると同時にあちらこちらの店頭から「こんにちは」「コンニチワ」の呼び込みが
何千軒もの店が入っており迷子になりそうなくらい広いのでしょうが あまりに観光化され過ぎているのか値段も高いようでした
ここは添乗のSさんと現地日本語ガイドの“あいちゃん”に敬意を表して?顔を立てて?特別に案内してくれたお店でのお買いものをしましょう
グランドバザールでは からすみ そしてエジプシャンバザールでは 絹のストールです
ここでハプニングです 一行のひとりの女性がうずくまって動けない状態に なんとかホテルまで連れていくもやはり倒れこんでしまう 救急車を要請してもらいました
過労でしょうか 旅も後半ですから
夜半救急病院から退院してきたようでヤレヤレでした
○ ベリーダンス
噂のベリーダンスは予想どおりの激しさで まぁ予想どおりでしたでしょうか
合間のトルコの民族舞踊「フォークロア」が興味をそそりました
両腕を上からぶらぶら垂らして踊る舞踊はなにを表現しているのか印象にのこります
足の動きはロシア舞踊の文化も入っていたんでしょうか

    

 


メルハバ!トルコ ・ そのⅢ

2013-05-20 08:13:03 | ゆるゆる旅日記

5/1
出がけに定番のトルコ名産のじゅうたん店に立ち寄る
まぁ確かに素晴らしいものばかりであるが 売り手の日本語のセールストークもまた素晴らしい 購入しませんでしたが
○ カッパドキア
カッパドキア(ラテン語:Cappadocia)は中央アジアの歴史的地方 或いはトルコの首都アンカラの南東にあるアナトリア高原の火山によって出来た大地とことを言うのです
つまり周辺の土地一帯を示す地名ということなのです
カッパドキアの地層は 数千年前に繰り返し起きた火山の噴火により 火山灰と溶岩が積み重なって出来ており やがて雨や湧水 川の流れによって地層が浸食されていくのだが浸食の早い遅いでキノコのような芸術品造られたのでした
カッパドキアの ゼルベの谷 鳩の谷を眺めて ラクダ岩 3美人の岩 そしてパノラマスポットのエセン・テベべ奇岩を背景に写真撮影です
昼食はテスティ・ケバブ(壺焼き料理のことです)
BUSはカイセリアへ
カイセリア空港/カイセリア発 17:40 TK 2015
アタチュルク空港/イスタンブール着 19:10
イスタンブール泊 ホテルはGRAND HYATT ISTANBUL 2連泊です

  

 


メルハバ!トルコ その ・ Ⅱ

2013-05-19 13:58:45 | ゆるゆる旅日記

4/30
コンヤでは メヴラーナ霊廟 の見学です
○ メヴラーナ博物館
独特の旋回舞踏で世界的に有名なメヴラーナ教団の創始者ジェラルディン・ルーミーの霊廟です メヴラーナとは「わが師」の意味です
マホメット(ムハンマド)の顎鬚が納められた小箱が展示されている 信者と思われる人たちが熱心に見学しているのは顎鬚には特別な霊力のようなものがあるのだろう
途中 キャラバンサライ(隊商宿跡)に立ち寄り BUSはシルクロードをまっしぐらに
140Kmが殆どまっすぐなのです 前をみても後ろをみてもまっすぐな道路だけ
さぁ いよいよカッパドキア地方に向かうのです
中央アナトリアのギョレメは奇岩があたかも群れを成しているが如くで トルコ人たちがこの地を始めて見たときに この地を《 ギョレメ = 見てはならないもの 》と称して驚嘆したそうです まさしくその通りだと思いますなぁ
○ ギョレメ野外博物館
イスラムの圧迫から逃れるために 9世紀頃からキリスト教徒は岩を掘って洞窟に教会や修道院を作ったといわれているが その中心となったのがギョレメで信徒が描いたフラスコ画が残っておりました
○ 地下都市カイマクル
地下8層に及ぶ地下都市跡です
もっとも観光には地下4階までしか入ることができません
内部には教会 学校 ワイナリー 食糧貯蔵庫などが作られ約2万人が暮らしたものだそうである 各階層は階段や傾斜した通路でつながれており まるで巨大なアリの巣でしょうか 矢印に沿って進みますが長期間にわたっての生活とはどんなものであったのか思いを巡らします
ローマ帝国の迫害を逃れてこの地に辿りついた初期のキリスト教徒たちが隠れ住み 何世紀もかかって掘り進められて拡張されてきたことでしょう
造られた年代は謎に包まれているのですが 紀元前から存在していたそうな
閉所恐怖症・暗所恐怖症のひとは観光できませんなぁ
出口から少し歩いたところには土産物屋が並んでいるのですが 日本の観光客のことは『 買いまくる ≒ カイマクル 』と言われているそうです なんだかなぁ
カッパドキア泊 YUSUF YIGITOGLU KONAGI いわゆる洞窟ホテルです
洞窟と言っても部屋の設備は完備しており快適です 内部はメルヘンチックな仕様です
家族で運営していてこじんまりとしているのだけれどもスタッフは皆優しいのでした
 テラスから眺めるギョレメの岩山が夕陽に映えて 時間がゆったりと流れていくのが心地よいのです
いやぁ~来てよかったなぁ~ 至福のひと時とはこのことでしょう チャイをいただきましょう
セントバーナードのような大きな老犬が広いテラスでノソノソしている きっとこのホテルのオーナーでしょうかしら
そう言えば 犬がほとんど放し飼いです 犬を繋いでおくのは日本だけなのでしょうか

  

  

 

 


メルハバ!トルコ ・ そのⅠ

2013-05-18 06:13:24 | ゆるゆる旅日記

いつの日か“トルコでワシも考えたい!”と思っていたので 今年のG.W.は大型連休を構築?して行って来ました悠久の時が誘う夢の時間旅行に

【この国にいきたいっ!トルコ 
アナトリア大地の歴史と自然美を辿る トルコハイライト8】

4/27
関西国際空港/大阪発 22:30 TK 0047
トルコ航空(TURKISH AIRLINES)

4/28
アタチュルク空港/イスタンブール着 05:35
そのまま国内線トルコ航空に乗り継ぎでイズミールへ
トルコ航空は「国営」なのです
アタチュルク空港/イスタンブール発 08:00 TK2312
アドナンメンデレス空港/イズミール着 09:05
ここで現地日本語スルーガイド“あいちゃん”の同行がスタートします
“あいちゃん”は外国人?にしては小柄で 日本女性と比べても小さい方だろう
『トルコ人はアジア人です!』と言うので余計親近感を覚えるのかも
トルコ人のルーツはモンゴル地方だとも言う 右へ行ったのが日本人であり左へ行ったのがトルコ人 
それが本当なのかどうか今も中央アジアには日本人そっくりの民族が住んでいるのです
トルコにはさまざまな民族が住んでいて しかもトルコ人と言うのは混血民族なのでさまざまな顔かたちの人がいるのです お~ぃ 親戚なのかい
と言いつつBUSでエフェソスへ
○ エフェソスの遺跡 
大劇場―セルシウス図書館―ハドリアヌス神殿― と歩いて廻ります
陽射しが強くて麦わら帽子を買い求めました この暑さは意外でしたが未だ旅は始まったばかりなのだ 足腰が一段と衰えてきておりますなぁ
ローマ時代の公衆便所は水洗トイレで創意には妙に感心してしまう
昼食は“チョップ・シシ” 肉の串焼きです
塩ヨーグルトの“アイラン”はまぁまぁいけるのでしょうか
パムッカレ泊 PAM THERMAL HOTEL まずはEFESビールで乾杯

4/29
○ パムッカレの石灰棚
パムッカレとは トルコ語で「綿の宮殿」と言う意味 綿とあるのは昔からこのあたりが良質の綿花の産地であることによるとか
二酸化炭素を含む弱酸性の雨水が台地を形成している石灰岩中に浸透して炭酸カルシウムを溶かした地下水となります その地下水が地熱で温められて地表に湧き出て温泉となり その温水中から炭酸カルシウム(石灰)が沈殿して 純白の棚田の景観を作り上げている と言うのが理屈です 自然が育んだ不思議な景観です おもわずワォ~!と
○ ヒエラポリス
パムッカレの石灰華段丘の一番上にある遺跡
ローマ帝国の温泉保養地として栄えたそうです
ローマ劇場 ローマ温泉などが在るそうですが遠望で省略
BUSで古都コンヤへ向かう 「今夜(こんや)はコンヤだ」繰り返したオヤジ駄洒落です
コンヤ泊 ホテルは DEDEMAN KONYA