心から落ち着ける 『昔ながらの民宿』
少し カメラを引いた画像。 昭和風好きにはたまりません。
ロビー
持込み料の説明書き
懐かしいですね。自分でウイスキーを2本持ち込んで宿で飲むと自分の物なのに6000円を宿に支払わなくてはならないなんて、若い人には納得いかないシステムでしょうね。
サイダーなんて記述もありますがどんな飲み物か知らない子供も居そうですね。
客室
舞台が付いた部屋でした、繁盛時期には演劇なども演じられたのでしょうか。
布団は敷いてありました。シーツは毛布には無くて敷き布団にのみですがパリッとしたもの。
※山梨県の某有名企業の保養所に宿泊したときには、シワシワのシーツで髪の毛が付いていたので交換を希望すると 「うちは、毎週1回は替えているんですよっ」 とキレられた経験かあります (+_+)???
冷蔵庫や時計はなく、鏡もなく、ティシュも置いてなし。 匂いと虫は『あり』。
匂いは何処の家庭にも必ずある『家庭の香り』、虫は、何処にもいるような名も知らない蚊のような虫(蚊ではない)で害はなさそう。
木製の雨戸 他の窓はサッシですが2階の雨戸は板張りの雨戸で感じが良かったです。
右端は、火災の際の非常階段、二階から降りるための縄ハシゴがあります。
雰囲気の良い掃出し戸側の長廊下 きちんと掃除されており素足でOK
長い手摺りに腰掛けて 対面の美しい風景を見ながら一杯やりました、ンー、最高!
石油温風ヒーター
着火まで相当の時間が掛かり、火が着くときも 「バッチーン」 「グオー」 と大きな音がしました
長い、狭い廊下。
お風呂は当家のものとほぼ同じでした。リンスや剃刀・ドライヤー等は設置なし。
左側の障子の並びは各個室、3~4室あります。【青森県の秘湯谷地温泉宿にそっくりでした】
その各個室。 たまたま不在だったので覗いてみました 【失礼しました】
3畳一間の窓無し、障子と襖だけの間仕切りの部屋。 繁忙期には1部屋として使われるのでしょう。
宿泊客が皆で使う洗面所
お湯は出ません、爽やかな刺激のある冷たい水だけが出ます。 ステンレスの流し台は清掃が行き届いています。 水で顔を洗うさっぱりとした気持ちよさを思い出させてくれました。
当然にコップも皆で共用です。
※過去に泊まった昭和風旅館 (民宿ではない) ではコップに使用済みの歯ブラシが2~3本立ててあり亭主が 「歯ブラシは自由に使ってください」 と勧めてくれました。
※トイレは嬉しいというか 残念というか最新式の暖房洗浄便座でした。
■夜は、カエルの声も川のせせらぎの音もなく、殆ど経験したことのない全くの静けさで 「シーン」 としたというより 「キーン」 という非常に高い音が聞こえている感じの無音世界でした。
■建物は古いのですが、確りとした造りのため床が軋んだりフワフワしたりすることが無く、清掃もきちんとなされています。
■数日前に宿泊した旅館では1泊数万円。
大分県 別府温泉に 『かしま旅館』 という看板を掲げている旅館が沢山ありますが、『かしま』は『貸し間』の意で、部屋だけ貸すのであとはご勝手にという旅館ですが、料金は1人3000円から4000円です。
民宿は、それに毛の生えた程度の料金で
お茶の準備や布団の上げ下げ、風呂の湯沸かし、浴衣の準備、旅の案内、酒の準備と朝夕の温かな地元食材の食事付き。 些細なことさえ気にしなければ、こんな恵まれた宿はなかなかありません。
■ちなみに 宿のごはんについてですが、私はあの評判の某美味しいお米を産地で生産者が炊き立てを食べさせて貰ったことがありますが それより数倍も美味しく感じたのは、その場の自分が置かれた周囲のゆったりとした環境と気持ちの持ち方なのでしょうね。
【 何を食べても夫婦ケンカしながらだったら味は落ちるし、不味いものでも労働をして限界までお腹を空かせておけば握り飯でも一流レストランの味より優る感じがします】
■現代は、部屋の臭い、部屋どころか館内全ての掃除の状況、客の我儘に対応・ちょっとした不備にクレームを付ける等々 客が お殿様扱いされないと不満を持つという時代になってしまったのでしょうか… 今回の旅行は、自分の傲慢さをすこし抑えてみたら別の大きな充足感が味わえることを実感しました。
少し カメラを引いた画像。 昭和風好きにはたまりません。
ロビー
持込み料の説明書き
懐かしいですね。自分でウイスキーを2本持ち込んで宿で飲むと自分の物なのに6000円を宿に支払わなくてはならないなんて、若い人には納得いかないシステムでしょうね。
サイダーなんて記述もありますがどんな飲み物か知らない子供も居そうですね。
客室
舞台が付いた部屋でした、繁盛時期には演劇なども演じられたのでしょうか。
布団は敷いてありました。シーツは毛布には無くて敷き布団にのみですがパリッとしたもの。
※山梨県の某有名企業の保養所に宿泊したときには、シワシワのシーツで髪の毛が付いていたので交換を希望すると 「うちは、毎週1回は替えているんですよっ」 とキレられた経験かあります (+_+)???
冷蔵庫や時計はなく、鏡もなく、ティシュも置いてなし。 匂いと虫は『あり』。
匂いは何処の家庭にも必ずある『家庭の香り』、虫は、何処にもいるような名も知らない蚊のような虫(蚊ではない)で害はなさそう。
木製の雨戸 他の窓はサッシですが2階の雨戸は板張りの雨戸で感じが良かったです。
右端は、火災の際の非常階段、二階から降りるための縄ハシゴがあります。
雰囲気の良い掃出し戸側の長廊下 きちんと掃除されており素足でOK
長い手摺りに腰掛けて 対面の美しい風景を見ながら一杯やりました、ンー、最高!
石油温風ヒーター
着火まで相当の時間が掛かり、火が着くときも 「バッチーン」 「グオー」 と大きな音がしました
長い、狭い廊下。
お風呂は当家のものとほぼ同じでした。リンスや剃刀・ドライヤー等は設置なし。
左側の障子の並びは各個室、3~4室あります。【青森県の秘湯谷地温泉宿にそっくりでした】
その各個室。 たまたま不在だったので覗いてみました 【失礼しました】
3畳一間の窓無し、障子と襖だけの間仕切りの部屋。 繁忙期には1部屋として使われるのでしょう。
宿泊客が皆で使う洗面所
お湯は出ません、爽やかな刺激のある冷たい水だけが出ます。 ステンレスの流し台は清掃が行き届いています。 水で顔を洗うさっぱりとした気持ちよさを思い出させてくれました。
当然にコップも皆で共用です。
※過去に泊まった昭和風旅館 (民宿ではない) ではコップに使用済みの歯ブラシが2~3本立ててあり亭主が 「歯ブラシは自由に使ってください」 と勧めてくれました。
※トイレは嬉しいというか 残念というか最新式の暖房洗浄便座でした。
■夜は、カエルの声も川のせせらぎの音もなく、殆ど経験したことのない全くの静けさで 「シーン」 としたというより 「キーン」 という非常に高い音が聞こえている感じの無音世界でした。
■建物は古いのですが、確りとした造りのため床が軋んだりフワフワしたりすることが無く、清掃もきちんとなされています。
■数日前に宿泊した旅館では1泊数万円。
大分県 別府温泉に 『かしま旅館』 という看板を掲げている旅館が沢山ありますが、『かしま』は『貸し間』の意で、部屋だけ貸すのであとはご勝手にという旅館ですが、料金は1人3000円から4000円です。
民宿は、それに毛の生えた程度の料金で
お茶の準備や布団の上げ下げ、風呂の湯沸かし、浴衣の準備、旅の案内、酒の準備と朝夕の温かな地元食材の食事付き。 些細なことさえ気にしなければ、こんな恵まれた宿はなかなかありません。
■ちなみに 宿のごはんについてですが、私はあの評判の某美味しいお米を産地で生産者が炊き立てを食べさせて貰ったことがありますが それより数倍も美味しく感じたのは、その場の自分が置かれた周囲のゆったりとした環境と気持ちの持ち方なのでしょうね。
【 何を食べても夫婦ケンカしながらだったら味は落ちるし、不味いものでも労働をして限界までお腹を空かせておけば握り飯でも一流レストランの味より優る感じがします】
■現代は、部屋の臭い、部屋どころか館内全ての掃除の状況、客の我儘に対応・ちょっとした不備にクレームを付ける等々 客が お殿様扱いされないと不満を持つという時代になってしまったのでしょうか… 今回の旅行は、自分の傲慢さをすこし抑えてみたら別の大きな充足感が味わえることを実感しました。
昨年初めてカプセルホテルを体験しましたが、落ち着かないですね。
この写真の民宿、何かが出そうです。
座敷わらしとか・・・・・苦手っス。
【桧枝岐の記事へのコメントは一部公表したくない部分がありまして保留のままにさせていただいております。】
「何かが出そう」 なんて考えてもみませんでしたがそう云われると。。。
岩手の遠野に行った時の民宿
https://blog.goo.ne.jp/700646kanagawa/e/8c77f8837bf0b198c1c8c7292f5cb371
も築135年経った趣のある宿でした。此処こそ座敷わらし伝説の本元ですから。。。今度から民宿に泊まれなくなりそうです (怖)