沖縄県なのに、中国が日本政府に日本漁船を 『中国の領土と領海に近づけるな』 という抗議をしてきました。
いつから尖閣は中国の領土になってしまったのでしょうか?
中国政府が「漁船侵入」阻止要求 尖閣巡り、地名変更中止も 共同通信社 2020/07/19 21:01 https://www.msn.com/ja-jp/news/national/
中国政府が今月、日本政府に対して沖縄県・尖閣諸島の領有権を主張し、周辺海域での日本漁船の操業は「領海侵入」だとして立ち入らせないよう外交ルートを通じて要求していたことが19日、分かった。
沖縄県石垣市議会が議決した尖閣の住所地の字名を10月から変更する措置の中止を求めたことも判明。
日本は即座に拒否した。日中外交筋が明らかにした。
中国が日本政府に同海域での漁船管理を要求するのは異例。尖閣に対する日本の実効支配を弱め、領有権主張を強める狙いがある。中国公船の周辺海域での活動も活発化しており、日本は現状変更を試みる動きと判断し、警戒している。
画像は KYODONEWS 沖縄県の尖閣諸島=2012年9月
前から尖閣諸島の領海に中国海警局の公船が頻繁に侵入して、日本の海上保安庁が退去を求めても居座る行為が続いていました。
そのうちに沖縄の漁船等に中国海警局の公船が近付いて追い払うという異常な行動をしていましたが 『日本漁船の中国領での密漁を取締っている』 という諸外国向けの既成事実を積み重ねていたのです。
最近は巨大な5000トン級の海警局の公船が尖閣の日本領海に侵入して居座るという行動に出ています。南シナ海でのベトナムやフィリピンの船に体当たりして沈めたりという行為に出かねない状況です。
🔶機関砲(76ミリ砲の可能性)を搭載した1万トン級の中国公船。船体に「中国海警」「2901」の文字(海上保安庁提供)
尖閣、挑発緩めぬ中国 軍艦並み、巨大公船も警戒―「グレーゾーン」対処課題
2020年05月17日07時17分 時事ドットコム https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051600316&g=pol
中国公船が今月、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に侵入し、日本漁船を追い廻した問題。
日本が新型コロナウイルスによる国難に直面する中でも、海洋権益確保のために挑発の手を緩めない中国の姿勢を際立たせることになった。
領海警備は海上保安庁が対応するが、中国は軍艦並みの巨大な公船も保有。政府は力による現状変更の圧力を警戒する。
今月8日、尖閣領海に侵入した中国公船2隻が日本漁船1隻に接近、追尾した。日本政府は抗議したが、
中国側は
「日本漁船が中国領海で違法操業をした」
と領有権の主張を一歩も譲らない立場を改めて鮮明にした。
海保によると昨年、尖閣諸島沖の接続水域で確認された中国公船は延べ1000隻超で、過去最多を記録。
今年1~4月は381隻で、昨年同期間(286隻)を上回るペースとなっている。領海侵入は今年1~4月で延べ28隻に上る。
「とても無害通航といえる状況ではない」。河野太郎防衛相は記者会見で、漁船を追尾した中国公船を非難した。国際法上、沿岸国の安全と秩序を害しない領海の無害通航は認められている。しかし、追尾する行為は該当しない。
「とても無害通航といえる状況ではない」。河野太郎防衛相は記者会見で、漁船を追尾した中国公船を非難した。国際法上、沿岸国の安全と秩序を害しない領海の無害通航は認められている。しかし、追尾する行為は該当しない。
🔶〔写真特集〕中国公船「海警」
機関砲(76ミリ砲の可能性)を搭載した1万トン級の中国公船。船体に「中国海警」「2901」の文字(海上保安庁提供)
尖閣諸島周辺海域では海上自衛隊護衛艦も警戒監視している。海保では対応が困難になった場合には、海上警備行動の発令により、自衛隊の出動が可能になる。ただ政府関係者は「自衛隊を出せば、中国側は『公船に日本は軍事力で対応した』と国際世論に訴え、尖閣に軍艦を出す口実にしかねない」と話す。
中国公船は大型化が進み、複数の3000トン級以上の公船が尖閣領海に侵入するケースもある。中国は「海警2901」など1万トン級の公船2隻を保有。軍艦並みの大口径の砲を備えているとみられる。
武力攻撃に至らない「グレーゾーン」と呼ばれる侵害行為に、どのように海保と自衛隊が連携して対処するのかが喫緊の課題となっている。
中国公船は大型化が進み、複数の3000トン級以上の公船が尖閣領海に侵入するケースもある。中国は「海警2901」など1万トン級の公船2隻を保有。軍艦並みの大口径の砲を備えているとみられる。
武力攻撃に至らない「グレーゾーン」と呼ばれる侵害行為に、どのように海保と自衛隊が連携して対処するのかが喫緊の課題となっている。
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中国公船、日本の抗議後も尖閣領海で漁船追尾 今月上旬、領海外でも45キロ
2020.5.24 18:30政治政策 https://www.sankei.com/politics/news/200524/plt2005240006-n1.html
【画像】 尖閣諸島周辺の領海で日本漁船を追尾した中国海警局の船=10日(金城和司さん提供)その他の写真を見る(1/2枚)
中国海警局の船が5月上旬に尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海に侵入して日本漁船を追尾した問題で、8日の日本政府の抗議後も2日間にわたり中国公船が漁船を追尾していたことが24日、分かった。10日に漁船が与那国島(同県与那国町)に向かった際も領海の外で約45キロ追尾した。政府関係者や漁船船長らが明らかにした。政府は一連の動きを特異な行動と位置づけ、分析を進めている。
海保などによると、尖閣周辺を航行中の中国公船4隻が8日午後4時ごろから相次ぎ領海に侵入した。そのうち2隻が与那国島の漁船「瑞宝丸」=金城和司船長(48)=に接近して追尾したため、瑞宝丸は海保の指示を受け、いったん領海の外に出た。日本政府は8日に複数のルートで中国側に抗議した。
追尾は8日だけでなく、瑞宝丸が領海内に戻ると再び中国公船が現れ、9日から2日間にわたり領海内で瑞宝丸を追尾・監視した。電光掲示板で瑞宝丸に「退去」を命じ、約30メートルの距離まで接近することもあった。
中国公船は領海内に約26時間滞在。瑞宝丸は10日午後7時ごろに漁を終えて与那国島に向かったが、中国公船の追尾は11日午前0時ごろまで続いたという。
中国公船の動きは、日本の実効支配を揺るがす意図があったとみられる。
中国外務省の趙立堅報道官は11日の記者会見で、日本漁船が「中国の領海内で違法な操業をした」と主張。
「日本は釣魚島(尖閣諸島の中国側名称)の問題で新たな騒ぎを起こさないよう希望する」と述べた。
新型コロナウイルスの感染拡大に乗じ尖閣周辺での存在感強化を図った可能性もある。
尖閣諸島をめぐっては、昨年5月にも中国公船が日本漁船を追い回す事態が発生している。この際、漁船に乗っていた石垣市の仲間均市議(70)は産経新聞の取材に「中国公船はボートを下ろそうとしていた。退去命令に従わなければ拿捕(だほ)するぞという脅しだと思った」と証言した。
知らないうちに沖縄県の一部が中国領土と領海になっていたのですかね。
沖縄県知事も駐留米兵がコロナ感染していたことに激怒と危機感を訴えていましたが、中国が国土を奪ったり、沖縄県民の漁師が領海で拿捕される危険性などには危機感も持たず、激怒もしないってどういうことでしょう?