吉村洋文大阪府知事 珍策連発で誰が呼んだか「ナニワの小泉進次郎」
2021/04/27 07:05 NEWSポストセブン 新規感染者が連日1000人を超える大阪府で、吉村洋文知事(45)への批判。連日のテレビ出演には「そんな時間があったら仕事をしろ」と声が上がり、府内の小中高校に部活自粛を求めれば「子供にばかり無理を強いるな」とブーイング。
2月に緊急事態宣言解除を1週間早める“判断ミス”をして以来、強い逆風が吹き続けている。
そんな吉村知事に、最近ネット上でこんな“異名”が付けられた。「ナニワの進次郎」──。
実際は、大阪府民にとっては“ネガティブな共通点”が渾名の所以の様子。大阪市で飲食店を営む50代男性が言う。
「やっぱり“言葉の軽さ”やろ。こっちは営業自粛で客が来ないので来月の生活すら不安なのに、吉村はんは『酒なし営業をやったら』みたいに、深い考えもない適当な案をぶち上げたりする。去年、イソジンでうがいをするとコロナの陽性率が減るって言うたのにも呆れましたわ。進次郎はんも“プラスチックのスプーンを有料化する”ってぶち上げたり、国連で“気候変動問題はセクシーに”とか言って恥かいたり……。要はテレビや新聞で見出しになるような言葉を言おうと狙っとるだけ」
大阪在住のジャーナリストで、元読売新聞大阪本社社会部記者の大谷昭宏氏が言う。
「2人とも人気があり視聴率が取れるため、持ち上げられてきた。それを実力と勘違いしてしまったわけです。吉村氏は橋下徹・元府知事を、進次郎氏は父親の純一郎・元首相を形だけマネしている“劣化コピー”のようなもの。コロナ禍が真実を炙り出した」
両者に汚名返上の機会は訪れるか。
※週刊ポスト2021年5月7・14日号
「日本人はブタ野郎」の韓国で使われているポーズをとる大村知事と津田大介とブリジストンの愛孫、支那広報官と能天気元防衛大臣。
こんな状況に手を叩いて喜ぶ殺人者
緊急事態宣言を『前倒し解除』した大阪の吉村知事
今年1月、大阪に出された2回目となる緊急事態宣言。これに対して大阪府の吉村洋文知事は、当初の予定より前倒しとなる“2月末での解除”を要請。
そして緊急事態宣言は解除されましたが、そのわずか1か月後には“まん延防止等重点措置”が取られる事態となりました。
前倒しでの解除要請という大きな判断を下したとき、吉村知事の頭には何がよぎっていたのでしょうか。
【映像】吉村知事、突然に新型コロナにイソジンうがい薬が効くと発表し、薬局からイソジンがすべて売り切れて本当に必要な子供たちは手に入らなくなった。
緊急事態宣言の解除基準を作った吉村知事 「前のめり」との指摘も
今年1月13日、大阪など7府県に出された緊急事態宣言。すると、吉村知事は2月1日の対策会議で急遽、緊急事態宣言の“独自の解除基準”を作ると表明。専門家会議の医療関係者らも対策会議のわずか数時間前に意見を求められたばかりでした。 (大阪府 吉村洋文知事)
「府民の皆さんへのわかりやすい解除基準としては、端数をとって300人とみるか、300人以下をある一定の期間継続するような状況になれば安定的にステージ4の数字を脱却していることになると思う」 解除基準として吉村知事は以下のように提案しました。
▼新規感染者数の1週間平均が300人以下 “または”
▼重症病床使用率60%未満 →このどちらかが7日間続くこと
これに対して大阪府の現場や専門家は、“または”でなく“かつ”として、基準を2つとも満たすことを求めます。吉村知事は「責任を負うのは専門家でなく府」と政治判断で基準を決めました。
現場からは専門家の意見を聞くようにと条件を付けるのが精いっぱいでした。 (大阪府の担当者) 「少なくとも専門家の意見を聞いて、許可してもらうとか、そういう手順が必要ではないか」 記者に対しても…。 (大阪府 吉村洋文知事) 「(重症病床使用率が)60%未満になっていないとしても、新規陽性者数が一定程度減少しているのであれば、解除要請はします。緊急事態宣言はより限定的であるべきではないかという考え方からです」 解除基準について『前のめり』とも指摘された吉村知事の判断。
「意思は伝えるが判断するのは国」慎重になった知事の発言
西村康稔経済再生担当相 吉村洋文大阪府知事
今年2月23日、吉村知事は緊急事態宣言の“1週間前倒しの解除”を要請しました。しかし、このときの知事は解除に非常に慎重で1か月前の歯切れの良さはありませんでした。 (大阪府 吉村洋文知事)
「3月中旬・下旬・4月上旬、ここは卒業式・入学式・入社式それに伴う飲食、それに対しての問題意識について我々も提案しました。国も受け止められたと思います。(宣言の解除について)あとはどうされるかはちょっとまだわかりません」 知事は「意思は伝えるが判断するのは国」と決定を委ね、国は3月7日が期限のところを1週間早めて2月末で解除しました。そして4月1日、解除からわずか1か月で「まん延防止等重点措置」に戻ることになったのです。
「全国で最初にやりたかっただけ」民間企業から見る吉村知事
日本城タクシー 坂本篤紀社長
一方、民間から見える知事の姿は?新型コロナウイルスの影響を受けているバスやタクシーの業者は吉村知事が前倒しで要請した判断について。 (日本城タクシー 坂本篤紀社長) 「全国で最初にやりたかっただけちゃうかな。今回のまん延防止等重点措置もそうちゃう。全国で最初にやりたいだけで、根拠が何にもない。最初の頃は国が数字を示さないから大阪モデルなんだと言っていたが、いつの間にか言わなくなった」
(4月2日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『コダワリ』より)
こんな地方政府には困りますが、選んだのは都民府民です。
青島幸男や小池百合子を選んだ東京都民、横山ノックや吉村洋文を選んだのは大阪府民。
小学校や中学校で学級委員長を選挙で選ぶときに面白半分で賢くないヤツや不良を選出しようとして、先生に強権を持って阻止されたことを彷彿させます。
日本にも強権指導者が必要なのかも?
国の緊急事態宣言を当初の予定より前倒しとなる“2月末での解除”を要請
東京都知事のような
「意思は伝えるが判断するのは国」という意志の変遷
何よりも本当に必要としている人が手に入らなくなることに配慮せず、根拠のない「イソジン効果」を安易に知事という要職にある者が発信してしまう軽さ。
こんなことを数度にわたり繰り返す学習能力の欠如した人が維新の会のトップにいるのは納得がいかない気がします。
やはり立場にしがみつかず日本人らしくキッチリと責任をとる潔い松井前代表や橋下元代表にしっかりとした維新運営をして欲しいと考えます。