canon EOS 40D + EF17-40mm F4L / RAW / Adobe Lightroom
買っちゃいました。
いつもは高くて買えないスターバックスのBLACK APRON Exclusiveというプレミアムラインのコーヒー豆です。
味は置いておいて(もちろん素晴しかったです！)、スターバックスはコーヒー豆周りがとても魅力的だなと、
再度感じました。
黒い箱に施されたレーザーカットは、オリエンタルなイメージの持つ上質さだけを上手く抜き取って、
どこまでもクールに処理されているし、カットの端に見られるレーザーによる焦げ色が、ローストした
コーヒー豆の複雑さを漂わせているような気さえする。←言い過ぎ。
とにかく、箱を開けた時の満足感にも見られるように、所有する喜びの表現が、つくづく上手い。
この手のものは、飲んだら分かる。大事なのは中身。等をイメージさせるような堅いグラフィックで終わらせている
ものが多く、何故か日本にはこういう考え方が定着している。
大事なのは中身だけではなくて全部です。という、デザインの根本的な部分にも通じる考え方がもっと広まれば、
現在少し誤解されている「デザイン」という言葉の意味と重要性が大衆化するのではないでしょうか。
スターバックスのグラフィックは、Stanley Hainsworthという、へんちくりんなオッサンがほぼ全て指揮している
のですが、彼がこの箱を手がけているかと思うと、、、やはりただ者ではない。
