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Industrial Design 気味の写真ブログ

灯台下暗し

2008-07-05 20:28:28 | デザイン

non EOS 40D + EF17-40mm F4L / RAW / Adobe Lightroom

ワインオープナーはいくつあっても良い。
ソムリエナイフのように美しい所作とともにワインを楽しむのも良いし、
取っ手があるだけの無骨なコルクスクリューで開けるワインも肩が凝らない楽しみ方だ。
その日のトーンに合わせて幾つものワインオープナーを持っておく。

このワインオープナー、実はちょっと優れもの。
T型のコルクスクリューと円錐台形の土台が組み合わさったものだが、ワインの上にのせ
コルクスクリューをひねると、食い込むスクリューにベースがしっかりと"つっぱる"役割
をし、どんどんコルクが持ち上がっていきコルクが抜ける仕組みだ。無理なくコルクを抜
く事ができるので、勢い余ってビンをどこかにぶつけてワインを台無しにする事もない。

この手の機構のものは前から存在していたが、実際にやってみると実に気持ちよくコルク
が抜ける。少し調べると、デザイナーは、Sam Hecht。
取っ手の部分にナイフが収納されており、無印良品で1000円もせずに購入できる事を考え
るととても賢い商品だと思った。





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