立命、大会新で佛大に雪辱!!

10/24に開催される杜の都・全日本大学女子駅伝の優勝を占う大会が神戸で開催された。昨年、佛大に大会記録を30秒近く更新され2位に甘んじた立命だが、今年は佛大のお株を奪って大会新で雪辱を果たした。

やりましたね。立命。

関西学生対抗女子駅伝を制したものが、杜の都駅伝を制すと言われるほど、大学女子駅伝では西高東低。中でも、ここ2,3年は立命と佛大が抜きん出ており、記録更新ラッシュで両校が切磋琢磨し、しのぎを削っている。

昨年は立命の持つ記録を30秒近く縮めて佛大が初優勝。畏るべし佛大と思いました。
その後は全日本、全日本選抜とも佛大に軍配が上がります。
ホープ立命・小島一恵、佛大・森唯我が卒業してどういうバランスになるのかと思ってましたら、昨年の佛大がつくった記録をさらに23秒更新しての優勝ですからね。
昨年の立命の記録を1分以上も伸ばしてですよ。小島が抜けてもまだ上に行くかっていう感じです。

メンバーは昨年全日本の4本柱。竹中理沙、田中華絵、沼田未知、岩川真知子の3回生がそのまま残っています。彼女らは1回生からがんばってますね。竹中や田中は世界クロスカントリー選手権で好成績を残すなどますます磨きがかかってます。そこに伊藤紋、藪下明音の伸び盛りの1回生が入ってきました。伊藤ちゃんは立命館宇治、藪下ちゃんは須磨学園から。
二人とも高校駅伝では馴染みの顔です。現在の立命女子陸上部では3回生の4本柱に1回生の伸び盛り組を起用してきたと言うのが十倉コーチの判断でしょう。
層が厚くて苦渋の決断をくだして、勝つと言うことにこだわったのだと私は考えますが…
とにかく3回生の4本柱は故障もせず、丈夫です。

昨年の関西からスーッと佛大に先を行かれたことが、メンバーにとってはとっても悔しかったんでしょうね。新聞では勝つために強くなるために生活面でも自己管理するようになったとかかれてました。

結果です。
　　1区立・竹中理沙(1)　12:23　　　　　佛・石橋麻衣(2)　12:28
　　2区立・伊藤　紋(2)　10:26　　　　　佛・竹地志帆(1)　10:25
　　3区立・田中華絵(1)　21:00　NSR　　 佛・西原加純(2)　21:23
　　4区立・沼田未知(1)　21:25　　　　　佛・森知奈美(2)　21:37
　　5区立・藪下明音(1)　10:10　NSR 佛・海野美那(2)　10:35　　　
　　6区立・岩川真知子(2)21:34　　　　　佛・吉本ひかり(1)21:15

1区竹中でトップにたった立命は3区に伊藤からトップで田中につなぐ。キャプテン田中は6.5kmで西原を大きくリード。さらに4区沼田も差を広げ、5区藪下が追撃を許さない区間新。アンカー岩川は佛大エース吉本に多少差を詰められたものの45秒差という独走で逃げ切った。3位大阪学院大学との差が2位佛大と4分42秒もあいてるので、この2校の速さはさすが全日本の優勝を争う比較にはならない。

佛大がどう巻き返してくるか？
きっと、この悔しさが杜の都で爆発する予感が。佛大は調子に乗ったらすごい力を発揮する。石橋麻衣、竹地志帆、西原加純、吉本ひかりは要注意だ。

10/24・杜の都駅伝。俄然面白くなってきた。

下は関西学連(関西学生陸上競技連盟)サイトでの結果。
http://gold.jaic.org/icaak/index.htm