世羅恐るべし。男女アベック優勝！

今日は高校駅伝。私は勤務でしたので夕食後、録画チェック。世羅(広島)が男女ともに優勝。

男子は録画してませんが、女子とて見ごたえのあるレースでした。
終始、西脇工業、常盤、世羅がトップを伺う展開。

1区16位と出遅れた立命館宇治は2区安藤富貴子がすごいスピードで昨年優勝の大阪薫英女・高松
智美ムセンビを追う。高松智美も負けてはいない。ほぼ同時の4位、5位に押し上げた。

姉の高松望ムセンビも驚異のスピードでトップ集団を追いかける。中継所では3位に食い込んだ。
彼女の走りはか細さからたくましくなったような気がする。

彼女も3年生。進学先はどこになるのだろう。？立命には先輩の大森菜月や加賀山姉妹が進学している。
それとも、実業団？　立命ならさらに強くなるのだが…　安藤富貴子もたぶん立命。

男子は世羅が強豪校だが、女子も強くなった。後半、西脇工業が遅れ、世羅、常盤、大阪薫英女がゴールを切った。
世羅のアンカー向井優香のスピードに乗った走りがすごかった。35秒差をもろともせず、競技場前で常盤を抜き去り、ゴールテープを切って、世羅に優勝を
もたらした。
4位に兵庫代表の座を西脇工に奪われた近畿代表の須磨学園が意地をだして西脇工を抜き去った。
残念なのは予選会では好記録をたたきだし、豊川をおさえて、愛知県代表になった岡崎学園。
4区夏に捻挫しウォーキングを続けてた選手がDNF。襷をつなげなくなった。これはコーチの責任だろう。

ところで、高校女子駅伝の優勝記録は日本女子ハーフマラソンの記録と似ている。今回の1:07:37は福士加代子が丸亀で作ったアジア記録1:07:27には達して
ないが、仙台育英が過去に記録した1時間6分台は未だ破れていない。

男子の高校駅伝優勝記録はマラソンの世界記録と競っていた。ところが、昨年のベルリンマラソンでキメットか２時間３分を切る2:02:57という世界新を
樹立した。
ところが、今回の世羅はこれまでの記録を更新し、2時間1分18秒という大会新記録をなしとげた。
今回の世羅は独走状態だった。
それにしてもこのスピードを1人で走る福士加代子やキメットはなんてすごいことか！？