*峠のちゃみせ*

軽妙な関西弁で、「自分自身に」「周囲に」「社会に」ツッコミ!

福祉はどこへ

2006-07-31 | 迷走する福祉
久し振りに福祉課に出向いた。

僅か20分足らず、しかも全く別の要件で訪ねただけなのに・・

・昨年から、障害者手帳申請時に提出する医師の診断書の文書量は全額本人負担になった。

・今年10月から障害者手帳取得者が級によって支給されていた日常生活用具は原則1割負担になった(これは自立支援法の施行にしたがったのだろう)うえ、給付される用品が大幅に縮小されるようだ。

今、国や自治体は歳出の大幅削減に向かうより、取りやすいところから徹底的にとる
やり方にでているようだ。

薄い!

2006-07-29 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オバハン:「アンタ、髪薄なったんちゃう?」
オッサン:「エェー!!どの辺りが~?」
オバハン:「いやー、どこ言うても・・」
オッサン:「自分でもそうちゃうかなー思ててん・・」

オバハン:「そんな気にせんでも、言うてみただけやし・・」
オッサン:「だけて・・?」
オバハン:「他に思いつかんかったし、えー天気でもないし、挨拶したし・・」
オッサン:「髪の毛は、場繋ぎ?」
オバハン:「そうやー、薄なったかどうかなんて気ーつけて見てへんし」

オッサン:(血相変えて)「そやったら、なんでアンタは眉書くねん!」
オバハン:「書かんかったら、誰か分かれヘンモン!こないだなんか寝起きで
ボーとしてて、鏡の自分に挨拶してもて!」
オッサン:(ニヤニヤしながら)「そんなワケナイヤロ~、チッチキチー」
オバハン:「私が言おー、思てたのにー」



後頭部が重・痛い

2006-07-28 | 病気考
三日前から後頭部に不快な重さがあって、気分が滅入っていた。
背中から首筋の辺りに張りがあって、その箇所の緩みの前兆かと思い、薬も飲まなかった。
一昨日の午後、さして眠くもないのに昼寝までしたが、重さは変らなかった。

早々に就寝したのに、肩甲骨から首筋にかけて筋肉がつって頭の重さは痛みに変り、筋肉のつりは例によって少しづつ移動し一晩中ベッドで悶々と過ごした。

朝起きるのが凄く辛かったが、不快な重さは随分軽減していた。
朝のストレッチは首筋・背中に時間をかけた。
重さはさらに軽減し、いつもと変らないくらいにまで回復した。

訪問のPTさんに経過を話し、触ってもらうと首筋から肩が硬くなっていた。
時間をかけてその部分を重点的にストレッチしてもらった。

不快な重さも痛みも解消したと思っていたら、
夜中に後頭部が痛くなって眼が覚めた。

寝ている時に頭と枕が接している箇所を長時間変えずに固定していると痛くなるようだ。意図的に何度も寝返りを打って、枕に接する位置をズラスとマシになった。

いったいこれは何だろう?
病気とは関係があるのだろうか?

大阪の子

2006-07-27 | 想いで
私よりも学年は1つ下だったが、父親の仕事の関係で大阪に引っ越した子供がいた。
多分、小学校の低学年で引っ越したが、夏休みの間中その子は御祖母ちゃんのところに帰ってきた。

私は毎日その子と遊んだ。
その子は大柄で喧嘩も強かった。
夏休みになると長い間その子と遊べるのも楽しみだった。
そして、夏も終わりに近づくと、その子と遊べなくなるのは悲しかったが、そんな素振りはみせなかった。

その子が話す大阪の話が好きだった。
私に限らず田舎の子は、目を輝かせ聞き入った。
都会はスリリングで、イキイキしているように写った。

彼の話を聞いた後、私はいつも時代に取り残され遅れていく自分が情けなかった。
しかし、僕らには眩しいだけの彼が見せる淋しそうな表情は、私の思い違いだったのだろうか?

夏休み

2006-07-25 | 想いで
家のすぐ近くの市民プールへ、今にも雨が落ちてきそうな曇り空なのに、今時珍しい腕白小僧が歓声を上げながら、駆け抜けていった。

そんな彼らを見やりながら、彼らはどんな夏休みを過ごすのかと思ったら、40年も昔の夏休みが蘇ってきた。

私の育った田舎は、中国山脈の端くれの山間にへばりつくように集落が点在していた。電車も走っていず、交通手段はバスだけだった。

私が中学生になったとき、やっと小学校にプールが出来た。
プールが出来てからも、授業と部活以外でそこで泳ぐものは、一部の女の子を除いて
は、誰もいなかった。
村ごとに、川原の決められた場所で、決められた時間だけ大人の監視の下に泳ぐことになっていたが、泳げるようになると、水泳禁止の場所で時を過ごした。

大人も皆知っていたが、咎める人は誰もいなかった。
見て見ぬ振りをするという事でなく、子供はそうやって成長していくものと誰もが了解していたからなのか、端から諦められていたからなのか今でも解らない。

夏休みに入る何週間も前から、その時をひたすら待っていた。
休みに入ると一日の大半を川原の周辺で友達と過ごした。

朝は6時前に起きて、前の日の夕方、竹で編んだ円筒形の「うなぎ」とりの仕掛けを上げて家に持ち帰り、ラジオ体操にでて、朝食の後「うなぎ」を捌いた。
焼くのは祖母の仕事だった。

学校からは10時までは家で勉強をするように言われていたが8時が限界だった。
近所の友達を誘って川原に行くと、いつもの顔がもう来ていた。

川原には、岩陰に水着・水中メガネ・銛・竹竿・塩・マッチ・トラックのタイヤ・チューブの浮き輪が隠してあった。
午前中はそれぞれの方法で魚を捕まえ、昼近くになると火を起こし、塩焼きにして食べた。
それで収まらないと一旦家に帰って昼食をかきこんだが、家には帰らずそのまま川原で過ごすこともあった。

午後は水の中で暫く過ごした後、桑の実や自生の果物を食べたり、山に分け入ったり、カンケリをしたり、隣村まで出向いたり遊んでも遊んでも遊び尽きることはなかった。

夕方になると家に帰りうなぎの仕掛けを準備して、川原に仕掛けた。
夕食を食べるともう疲れ果てて寝るだけだったに違いない。

特定の遊びではなく、丸一日思う存分遊べる40日が待ち遠しく、嬉しかった。
だから、8月の末は無性に悲しく残念だった。




耳糞

2006-07-24 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オッサン:「耳ん中が痒いわー」
オバハン:「どれ?」
オッサン:「イタタタ、そんな引っ張ったら切れるがなー」
オバハン:「大袈裟なー、アンタに切れるのんは、豆腐だけ!」
オッサン:「最近、腕上げましたなー」
オバハン:「そーやろー」

オバハン:「うわぁー、耳糞が一杯や!」
オッサン:「そんなに・・」
オバハン:「詰まってて、向うが見えへん」
オッサン:「当たり前や!見えたら、脳みそが流れてまうがなー」
オバハン:「ホンマ?」
オッサン:「そんな訳ないがなー」
オバハン:「分かってます、ボケてるだけ」

オッサン:「アンタはどこまでが天然で、どこからがボケか分からんわ」
オバハン:「自分でも分からんのに、他人に分かるわけないわ!」

お尻の痛み、その後

2006-07-23 | 病気考
お尻の痛みを報告したブログは、実は記事をアップする1週間前に書いたものでした。
ストックしてあった記事がいくつかあったのでアップが遅れてしまいました。

その後、痛みは記事を書いた時をピークに日に日に薄らいでいきました。
この約1週間、私はその事をPTさんに告げて、その原因について意見を聞きたくて訪問の日を心待ちにしていました。

しかし、一昨日辺りから痛みは急速に和らぎ、体調変化の現われという認識を強めていました。

PTさんとお話をして、確信しました。

私の特徴の一つに「腰の位置が後傾し、猫背になって顎を突き出す」形があります。
その癖(専門用語で代償というようです)は座位の時にも立位の時にも歩行の時にも
現われ、それを補うためにあり得ない身体の使い方をし、身体の歪みとなって現われています。

今座位と立位時の姿勢の矯正にPTさんの指導の下に取り組んでいる真っ最中です。
「お尻の骨の痛みは、椅子とお尻の接地面が変ったためと考えられます」
想像して下さい。
背もたれのある椅子に腰掛けた時、背中を背もたれに預けて猫背になって腰を前にズラセ、太ももを緩めて座っている姿勢を。
それを、腰を立てて・胸を張って・太ももをだらしなく拡げず、顎を引いて・肩の力を抜いて腰掛けると、椅子とお尻の接触位置が全く違ってきます。

それまで使ってなかった所に圧力がかかるのですから、痛みが出るのは当然です。

まだ意識していないと姿勢は維持できませんし、長時間維持するのは無理です。
ただ、座るだけ・立つだけでもそんな状態ですから動きを伴うと、慣れ親しんだ楽な姿勢に戻ってしまいます。

それが歩行となると、要素はもっと複雑になって困難です。

しかし、最初は全く出来なかった事でも繰り返すうちに身体は対応してくれるようです。
私のように二つも難病を抱えた人間の身体にも、そんな力が残されているのです。
そして変化の兆しは必ずどこかに現われます。
ただその変化は、進行や後退と紙一重ですから、見極めが大切です。


静謐のとき

2006-07-22 | none
ネットで知り合った方のお宅に招かれた。

奥様に挨拶をして、奥様の運転でその方の友人宅を訪問した。
始めてお会いする人ばかりなのに、何故か懐かしく、楽しいときを過ごした。

家人の方と挨拶を交わす前に、
広間に飾られた雛壇を見るのが、その地域の習わしだった。

訛が強く、会話の内容は殆ど理解できなかった。
何軒目かに訪れたお宅で、私は突然号泣してしまった。

その方と私は夢の中でも障害者だった。



更年期!

2006-07-22 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オバハン:「私ねー、更年期ちゃうやろか?」
オッサン:「何で?」
オバハン:「指先が冷えて・・」
オッサン:「そこ冷風がまともに当たるもん」
オバハン:「・・・」

オバハン:「寝つきが悪いし・・」
オッサン:「昼寝してるからや」
オバハン:「・・・」

オバハン:「トイレが近いし・・」
オッサン:「冷たいモン飲みすぎ!」
オバハン:「・・・」

オバハン:「熱ぽいし・・・」
オッサン:「寝冷え!」
オバハン:「・・・」

オバハン:「健康?」
オッサン:「アンタくらい原因がはっきりシテル人いてへん」
オバハン:「良かった。悩んでましてん!!!」
オッサン:「蛙のホオカブリや」
オバハン:「何ソレ?」
オッサン:「蛙が頬被りしたら、どーなります?」
オバハン:「・・・」
オッサン:「目が隠れて、口だけになるでしょ。クチだけ!!」
オバハン:「帽子がないから、手を上げます」
オッサン:「そやったら、達磨になったらよろしねん、
手も足も”デーヘン”」



血の巡り

2006-07-21 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オッサン:「この電車冷房効きすぎちゃいます?」
オバハン:「ホンマ身体が冷たーなってきた」
オッサン:「そやけど他の人はそんな素振りしてへんけどなー」
オバハン:「歳かなー?」
オッサン:「んなアホナ、さっき動物園前で孫と下りたオジイチャンとオバアチャン70は超えてましたよ、他にもワテらより歳とった人いっぱいいてるがな」
オバハン:「ほな二人だけ血の巡りが悪いんやろか?」
オッサン:「そーやわ!アンタは胃に、ワテは口に血が集中してて、他に回れへんのやわ」
オバハン:「なんか賛成したないけど説得力ありそー」

お尻の骨が痛い!

2006-07-20 | 病気考
皮でもない、身でもない
骨が痛い。

「えっ?」と思い出して1月以上になる。

尻の筋肉が痩せたためか、腰の後傾を矯正する姿勢の変化で、座位姿勢をとった時に当たる骨の位置が変ったためか。

とにかく痛い。

絶えず腰を浮かせ圧力のかかる場所を変えている。

特に、肌が直接椅子に触れるシャワー椅子のときが痛い。

日に日に痛みがましている。

脳トレ

2006-07-19 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オッサン:「こないだ”あるある大辞典で脳の活性化には同時に二つの別々の事をするのがエー”って言うてましたで」
オバハン:「友達と電話しながら雑誌読むとか、TV観ながらご飯食べるとか?」
オッサン:「アンタのは”ながら”とか”横着”言う奴!」

オッサン:「例えば、一人ジャンケンして右手はいつも勝って、左手は負けるとか」
オバハン:「・・・・」(無言で一人ジャンケン中)
オッサン:「はぁ~?右手がズートグーで左手がチョキやったら、別々の事ちゃいますがなー」
オバハン:「・・・・」(奮闘中)
オッサン:「右は箸持つほー!!!」
オバハン:「出来ヘンはー、こんなん嫌いなんです。自分に改めてダメだししてるみたいで・・」
オッサン:「出来んでもえーらしいですよ、やろーとするだけで活性化する言うてましたよ」
オバハン:「・・・」(再び始める)
オッサン:「適当ーにやってるでしょー」
オバハン:「やったらえーんでしょー」
オッサン:「居直りやがなー」
オバハン:「今日はこのくらいにして、怠惰にしよーっと!!」


怪談

2006-07-17 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オッサン:「今降りた女の人ずーっと怪談の本読んでたでしょう!」
オバハン:「もの凄ー真剣に読んではったから気になってたんです」
オッサン:「なんもこんな公衆の場であんなん読まんでもええのに、なんかあの人の顔が行灯の油を舐める妖怪に見えてきて気色悪かったわー」
(ニヤニヤしていたオバハンの顔が一転して)
オバハン:「アンタの背中にナンカ・・オンネン~」
オッサン:「ウワァー、ヤメテー!」
オバハン:「そんな大きな声出して、アンタの方がよっぽど迷惑やわー」
オッサン:「そーいうのんアカンねん」

オバハン:「そやけどさっきの女の人、変やったわー」
オッサン:「こんなとこであんなん読んだら気になるもんねー」
オバハン:「白い綺麗な服着て、色白で、痩せてて・・」
オッサン:「はぁ?それ単なる妬みやー」

勘違い(2)

2006-07-16 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オッサン:「ジダン!やらかしましたなー」
オバハン:「なんぼで?」
オッサン:「そんな、金ちゃうでしょ?」
オバハン:「子供ですか?」
オッサン:「影響力あるし・・」
オバハン:「どっちにしても可哀相やねー」
オッサン:「お姉さん?」
オバハン:「何で?」
オッサン:「はぁ?」
オッサン:「いや、アンタが可哀相て・・」
オバハン:「どっちについていっても子供が可哀相でしょー」
オッサン:「ついて行く?」
オバハン:「離婚でしょ?」
オッサン:「誰が?」
オバハン:「誰かが?」
オッサン:「何のこと?」
オバハン:「示談するんでしょ?誰かが!」
オッサン:「エー加減に相槌打ちますなー」
オバハン:「え?違うの?交通事故?」