15戦で勝ち越せるのか、それとも負け越しか?
一区切り5年、75年の生涯で15戦、長い長い大相撲である。
裕福な家庭に生まれる、一流大学に入学する、大企業に就職する、素敵な女性と結婚する、一男一女に恵まれる、大きな家を建てる、課長・部長とトントン出世、可愛い孫ができる、年金と蓄えで悠々自適。15戦、さて千秋楽は?
母子家庭で育つ、中卒で町工場に就職、職を転々とする、パチンコにのめり込みサラ金から数百万の借金、自己破産し母とアパート暮らし、ゲーム三昧・引きこもり、母の介護、生活保護、脳梗塞、介護施設入所。15戦、さて千秋楽は?
私は14戦目の土俵に立っている。
勝ち越したのか、それとも負け越したのか!
これから1戦1戦、振り返ってみることにする。
初日:生まれてから5歳まで
昭和30年ごろ、祖父が当時珍しい転勤族で東海地方勤務が長く三重県で定年を迎え祖母の生まれ故郷北関東のN町へ戻り父は母と見合い結婚。1年後、私が生まれる。祖父は私が3歳の時、胃がんで亡くなる。母と祖母との折り合いが悪く両親は協議離婚、父が親権を取り祖母と父と私の3人暮らしが始まる。父は地元の会社に勤務し家事はすべて祖母。当然だが幼児に判断能力などなく周りの家庭と自分の家を比べようもない。
勝ち負けの判定をするなら祖母に甘やかされ、しつけには何一つ口を出さない父に育てられ、母の乳の味を知らずに育った5年間、軍配は「負け」
続く
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