無知者論

政治の貧困を愁える一国民の嘆き

ホワイトカラー・エグゼンプションって?

2006-12-26 10:51:17 | Weblog
最近新聞紙上でこれについての記事を時たま目にする。しかし、扱いはそんなに大きくはない。テレビでそれに関する報道も視たことがない。厚生労働省は2007年の国会にそれらの内容を含む労働基準法の改正案を提出する予定らしい◆現行法では、基本的には8時間を超える労働に対して割増の賃金を支払う、週の労働時間は40時間を超えない、というのが基本であろう。実際は中小、零細企業を中心に有名無実化している。その結果として過労死の問題をはじめ様々な社会問題を引き起こしている◆主として、財界の要望に沿った形でアメリカを参考にした制度らしい。財界、さらにはその代弁者たる厚生労働省の言い分では大変崇高な理論を展開しているようだ。しかし、それは全くの机上の空論、理想論、空言であることは私のような無知なるものにでも判断できる◆それ以上に不思議なのは労働組合をはじめ多くの働く人たちの反応が全くといってもいいほど表面化していないことだ。連合は強く反対しているらしいがどんな行動をしているのか国民にはほとんど伝わってこない。もっとも日本における労働組合の組織率が20%台では労働団体の影響力も期待出来そうにない◆この制度もいろいろな条件があるようで素人には理解出来ないところも多い。テレビ番組などでもどんどん取り上げて働く人たちの認識を高めて欲しい。ホワイトカラー、ブルーカラーと簡単に線引きできるような時代ではない。労働の態様、職種も複雑多岐にわたる◆もちろん、公務員も対象になるんでしょうね◆御手洗さん、人件費を今以上に抑えないと外国との競争に勝てませんか。

日本民謡につて

2006-12-24 14:00:20 | Weblog
昨日、NHK教育テレビでヤング民謡フェスティバル(?)<夏の再放送>をみた◆私は民謡が大好きで以前はよく口にした。最近は余りないが。全くの素人の私の<日本民謡観>について。民謡とは、古い時代においては働く人たち(農民、漁民、林業等にたずさわる人たち)の、まさに労働歌であったと思う。生活の苦しさをまぎらすため、皆で力を合わせるために歌った。そこには土の匂い、素朴さ、荒々しさ、哀愁があったと思う◆それが近世から現代に至り、多くは“座敷うた”に変わっていった。ただ、綺麗な声、節回し、テクニックが優先されてはいないか。土の匂いがあまり感じられない。労働の苦しさがほとんど伝わってこない◆昨日のテレビの出演者は全国から30人でほとんどが女性。着物ばかり。ファションショーのようだった◆民謡コンクールでは、あまり有名、誰でも知っている曲を歌わない、審査員の好みの曲を選ぶ、というのが一般的らしい。民謡に、“〇△□流”というのがあるということも不思議だ。

久しぶりです

2006-12-19 12:34:31 | Weblog
約半年ぶりに書きます。多忙から始まり、そのうちに書くのがめんどうになってきた
◆その間、腹の立つことをあげれば枚挙がない。もう世の中がどうなっても自分には関係ないとも思うようになってきたのかも知れない。が、、、、、◆今年も、国賊が何人もアメリカへ行くことが決まった。松坂、井川、岩村。みんな日本プロ野球界のトップばかり。辞めると言ってそのまま居座った何とか言うコミッショナーをはじめオーナー、関係者は日本のプロ野球をどのように考えているのだろうか◆どんなに衰退してもよいと考えているのならば、現状を放置すればよい。そうでないなら、一言でいえば「アメリカへ行かすな」。ポスティングシステムを止めればよい。FA権を取得した選手は? <何とか協定>でアメリカ行きを禁止すればよい。職業選択の自由? どうしてもメジャーに行きたければ、学校を卒業して、あるいは社会人なら、日本のプロ野球に入らずに、直接アメリカに行けばよい。日本のプロ野球はメジャーの選手養成機関ではない◆マスコミも悪い。特にNHKは。どうして国民から集めた金で、松井のため、イチローのためにメジャーの試合の放送を垂れ流すのか。衛星放送などほとんど視ていないのにその料金を強奪してゆく。(ケーブルテレビを契約している)◆本間政府税調会長、すぐに辞めなさい。小泉さんとともに一切から身を退くべきだった。最近の風潮として学者、特に大学の教授と呼ばれる人種が出しゃばり過ぎる。小泉さん同様安倍さんも学者コンプレックスが強すぎる。だんだん腹が立ってきたので今日はこれまでとする◆またボチボチと書きます。よろしく。