正論 亀仙流ヨ-ガ健康術

40年間の病気の挙句、禅の修行修行によって、健康得ることができました。
現在は東漸寺の小島老師と禅を指導してます。

宗教(32) 実戦

2008-04-24 04:52:21 | Weblog
捨て身
剣術の試合のときに、目を見ていると、相手の目と心が一瞬でも動くと、突いた、だから以前の剣はナリフリかまわないものだった。あるお百姓が、自分の父が打たれたので、何とか仇討ちをしたいと、申し出てきた、しかし相手は剣の達人だ。
師匠は仕方がないので、毎日10年の間、木に向かって、突きをいれたそうだ、10年の間に木に穴が開いたのだ。

実戦
師匠は、若し相手の目を見つめて、目が動いたら相討ちを目指してノドを突けと指導した、やっとは試合を申し込ましたが、相手はバカにしていたが、相手の目が動かないので、仕方なく自分から仕掛けて、突きを受け殺されてた、お百姓は本懐を遂げたのだ。
この物語が、禅と何処が関係があるかいうことだが、禅の修行は目が一点を見て動かさないことだ。だから剣禅一致と言われたのである。
相撲の白鵬の目は、禅をしているときの目だ、彼はその半眼によって、集中力を高めている。昔の剣術は突きが主であったので、直刀が多かったのである。

宮本武蔵
宮本武蔵は未だに何処で剣を学んだか不明だが、私は彼は先天的に野獣のような目で戦ったと、やはり沢庵禅師に禅の心を学んでいた。
現代のスポ-ツマンで剣道でも柔道でも、目を見て戦っているのを見たことがない、トラでも人間に睨まれると攻撃できない、しかし目をそらしたトタンに襲いかかるのだ。
然し時代が流れるに従って、キレイな剣に変わってきたのだ、このことは書でも『気』エネルギ-の書と近代ではキレイな書に変わってきた、今では良寛の書は貴重なものになった。