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夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

井上ひさし追悼公演

2010年09月06日 | 舞台鑑賞

「ねえ~藤原君の舞台(藤原竜也さん)観に行く?」
「行く々!」と二つ返事の娘。
早速チケットを電話で予約。

幸いゲットできたので梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ『黙阿弥オペラ』の初日を観に行くことにした。

この作品は井上ひさしが待ち望んでいた芝居だったが残念ながら生存中は叶わなかったらしく、本来は三人芝居の「木の上の軍隊」が予定されていたのだが、江戸から明治にかけての動乱期を描いた八人芝居の「黙阿弥オペラ」が上演されることになった(追悼公演)。

二世河竹新七(後の黙阿弥)狂言作者が小さな蕎麦屋で知り合った人たちとの繰り広げる大騒動。(その舞台は蕎麦屋のセットだけで幕の上下と役者の衣装で28年間の時が流れている様子をみせる。

笑しくもあり感動の物語です。(当時の人は歌舞伎好きだったとみえふんだんに歌舞伎の台詞が盛り込んである)

実に面白かったしテンポの良い舞台転換やはぎれの良い台詞には役者の技量の良さを感じた。
藤原竜也のあんなに汚れたぼろぼろのお衣裳をつけたのを拝見したのは初めてだった。(でも、声は良いし動きも間もいいよかったよ)

井上やすしさんの作品は台詞に無駄がないし、共感もでき実に面白い。(亡くなったことは本当に残念ですね)

『黙阿弥オペラ』

井上ひさし 作 
栗山民也 演出

登場人物(登場順)

とら(71歳)・・・・・・熊谷真実

河竹新七(38歳)・・・吉田鋼太朗

五郎蔵(28歳)・・・・・・藤原竜也

円八(23歳)・・・・・・・大鷹秋良

久次(18)・・・・・・・・・松田洋治

及川孝之進(30歳)・・北村有起哉

おせん(4歳)・・・・・内田 慈

おみつ(27歳)・・・・熊谷真実

陳青年(?)・・・・・・・朴 勝哲

(物語は28年間の歳月が流れています。)



 


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