Hiroshi Mukaide(向出博)Time Traveler

日本人が 弛まぬ努力で営々と築き上げてきた国富を 「グローバル化」の名の下に 海外に気前よくばらまく 政府と大企業 私たちが 貧しくなるのは 当然の帰結か

資本主義社会では、収益を上げる大企業が主役。

だから、政府は、「国際競争に打ち勝つため」と称して、国民を犠牲にしてでも、大企業を優遇しようとする。

大企業こそが、国家繁栄の原動力だと考えているからだろう。

ところが、当の大企業はと言うと、国家による優遇制度の下で溜め込んだ、潤沢な利益を、決して、国家や国民には還元しない。

ひたすら、海外での投資やM&A、自分たち経営陣への高額な報酬につぎ込むだけ。

だから、最近では、大企業が、国内に新たに工場を建設するなどという、景気のいい話は聞かれない。

従業員のリストラを進めるばかりで、雇用を拡大するなどという話もない。

大企業にとっては、少子高齢化で、魅力を失った日本市場や日本人の将来など、どうでもよいのかもしれない。

もはや、日本企業とは到底呼べなくなった大企業による、日本や日本人を顧みない「グローバル化」を掲げた暴走。

それを看過するばかりか、かえって、そうした大企業の国際化を後押しする政府。

私たち日本人が、弛まぬ努力で営々と築き上げてきた国富を、「グローバル化」の名の下に、政府と大企業は、海外に気前よくばらまく。

私たちが、貧しくなるのは、当然の帰結。

ただ、こんな道を選んだのは、私たち国民。

今さら、文句を言っても仕方がないか。

 

 

 


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

4769jfe
コメントありがとうございます。
ffm
貧富の差が歴然としてきました。
貧しい人々は、助け合いで勝機を見いだせると思います。
どこまで助け合えるか、問題はこの辺でしょうか。

富める人間は、天国には入れないと思います。この現世だけの満足で終了。
死後、神さまの面接が待っていることを知ると、恐ろしくなるでしょう。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「政治・経済・ビジネス」カテゴリーもっと見る

Machiavellian Diplomacy Is Japan’s Survival Strategy in a World of Double Standards
アメリカは 地政学的には 核戦争さえなければ絶対に安全 血を流さずに戦争をビジネスにできる 世界で唯一の完璧な資本主義国家 ロシア人だって中国人だって北朝鮮人だって アメリカ人に生まれたかっただろう
「学歴社会の終焉」 これからの若者は 今までのような人間同志の競争ではなく AIとの競争になる そんな競争社会では 人間の居場所なんて無くなるかもしれない 想像するだけで恐ろしい世界だ
日本はアメリカに統合を願い出るべきかもしれない 「アメリカの51番目の州になる」とんでもないと一笑に付す前に考えて欲しい 誰だって「そんな話は冗談」と言いたいし そんな未来は来ないと信じたいが….
この世界では 超富裕層トップ8人が持つ資産の額が 80億を超える世界の全人口の下から半分にあたる40億人が持つ資産の総額とほぼ同じと言われている 世界の富の集中と異常な格差を示す驚くべき事実だ
日本人が弛まぬ努力で営々と築き上げてきた国富を グローバル化の名の下に海外に気前よくばらまくだけの売国国家に成り下がった日本 この国にもナショナリズムの潮流が押し寄せてくるかもしれない
最近の記事
バックナンバー
人気記事