10年前名古屋に戻った古希野郎、名古屋市のゴミ対策は無為無策、何でもアリ、ゴミとは何でも一つ!マンションにはリフト車が持ち上げるコンテナーが3っ何時でも何でもOK、何年か先に環境博開催都市とは信じられない街であった。
入居後あまりにも酷い名古屋市のごみ行政とマンション住人のゴミ意識を自治会に問いかける最中に自治会長から「保健委員」に任命され、「保健所に年数回手伝いに行くだけですよ」と軽く受ける。
ところがその直後から国が定めた容器包装リサイクル法に準拠、可燃ごみを除くすべてをこの法律を基に分別収集をスタートさせた。それは8年前の出来事。
定年後出来ることは何でも奉仕作業は厭わず、体の動く事を幸いに手を抜かずやろうと決め、マンション内のルール作り、説得、率先垂範、週三回の早朝からの立会、問題のある事はその場で改善指導等々、市の理想とした分別ゴミに関し、地域3.000団体の内優良10団体の一つとして表彰されることにはなった。
実践指導3年間の間に「なんとウルサイ人」「何でここまでやるの?」「市から幾ら貰っているの」等など嫌われる事数々、どんな風雨の日でも毎日会うと人間根負けか従順に従うようになり、その人柄家庭内が見えお互いに親しみを感ずるようになった事はその後の交友に大いに役立った。
・・・・・がこのゴミの問題はそもそも名古屋市の施策の後進性、大型ゴミ焼却炉新設をしなかったことから、温暖化、不燃ごみの投棄場所が無い切羽詰まり市民に押し付け「容器包装リサイクル法」に逃込んだ策でしょう。
当時野鳥の飛来地藤前干潟を投棄埋め立て用地自然破壊、温暖化問題と急遽中止、しかしながら現在只一つの投棄地多治見山中はあと数年で用地不足、その後関係者からは大型焼却炉の稼働、不燃ごみをそのまま投棄せず、一旦その大型焼却工場に運び、不燃ゴミとして回収している中をベルトに載せ再分別、燃せるものを抽出していたが新鋭工場をゴミからの発火で焼失運転不能になったと聞く。
この問題から焼却炉でも燃やせる不燃ごみを減らすことから今回の分別基準を甘くする事にしたのではないか。
以前から関係者と議論してきた事は、行政のトップは先進的展望が無かった、温暖化を見据えた大型焼却炉の設備投資を怠った。全てのツケを市民に押し付けた。「容器包装法」に縛られた分別に拘った事が不燃ゴミを減らないジレンマ、全て環境問題の当事者の浅知恵、犠牲者はすべて市民と抗議をして来たが、環境局トップ、事業所の関係者にプラスチックでも容器包装以外のプラスチック、バケツ、ハンガー、物入れ、等などの廃棄物も容器包装トレイと全く同じ化石燃料から出来て居るものを再生リサイクル品、一方不燃ごみ扱いとはどこが違うか、埋め立て地不足問題だけではなく、「化石燃料として燃料になるプラスチックを同一仕訳で回収しないか」と何度議論しても「容器包装法」適用量に対する交付金を正確に算出する為に前期プラスチックを除外、再分別工場を稼働させ、今回は大火災が発生新鋭工場半分焼失、行政の縄張りからの手間、今回の化学繊維、ゴム類を不燃から可燃ごみへの小手先でのごまかしを市民に命令をしたと言う事でしょう。
行政の縄張り制度を作って、枠から一歩進める事が出来ない馬鹿げた制度、血税、環境問題、化石燃料化出来る原資を生かさない決めごとと腹の立つ事ばかり。
皆さんの地元はいかがですか。 我がマンション・ゴミは前日から出さない・分別は完璧・ゴミを金にする(アルミ缶・牛乳パック・古紙新聞・雑誌・段ボール)自治会費へ最近の暴落は痛い!