今シーズン12月7日から一週間の予定で19年お世話になるここ余市岳麓に来ています。
過去オープン以来20年間で初冠雪の新記録、9月下旬に降るとは地元の関係者も夢の出来事。例年初冠雪のクイズ実施しているが正解者なし
昨年は30日契約で11月22日から30泊、初日には辛うじて滑降可能で大正解であったが、今年11月下旬一度ドカンと降雪あり順調な降雪は期待出来ると思われたが、月末太平洋岸を北上した低気圧による豪雨で北海道中降雪ゼロとなり12月シーズンイン。
毎日ヤキモキさすがここのスキー場日本海より吹き込む低気圧のお陰で着実に降雪、北海道中でここだけが滑走可能で日程は完全に的中!「湯治に北海道か」と半分諦めも幸運な我喜寿野郎夫婦。
12月より千歳空港発各スキー場行き連絡バスは当方の目的地には行くはずで、必ず予約承知していたが3日前に電話を入れた所、「満員で申し訳ありません」他の一社は「今日の段階では申し込み無く欠航」お受けできません。
「いったいドウナッテイルカ」満席のバス会社は「積雪の無い地域の予定客を全て一箇所に振り向ける結果斯様な事になりました」12月各航空会社・旅行代理店のパック予行客は「必ず滑走出来る地域に自動的に変更する約定で12月上旬ままあることは承知ているが、北海道全道全滅は始めての出来事。
結果千歳空港から小樽までJR、小樽から車調達で辛うじて入山出来た次第。7日昼前の小樽市街地風景。
それから今日まで一日中深深と降り続く雪、早朝アッ雪された上に10cm以上の積雪、気温も山麓で-7℃ベストコンデション、確かに積雪は不足、山頂の写真鐘の塔が12月でも半分以上埋まるはずがほぼ全景が見える姿にはガッカリ!とは贅沢なお話。
今日現在も北海道内滑走出来るスキー場はない始末。否日本中無いそうです。この温暖化から来る雪の無い冬はサンタ一人の問題ではなく農産物を初め影響は絶大なんでしょう。
このスキ場での出来事はパックスキー客だけでなく、ニセコに入る海外からのスキー客もバスで送り込んでくる。
又西日本からの修学旅行にスキー体験をさせる高校が可也あるようで、当ホテルも今日現在3校入っているが、ニセコを選んだ大分県の高校は宿泊先からお弁当付での遠征してくる番狂わせにはお気の毒の一言!
又スキー場有る地域には少年スキーチームがあり、1月には全国大会に向け何処も練習出来ない訳で各地から各チーム団体が入って来ている。写真チームのスキー道具類、本人の移動だけではなく大変。
来れたチームは宿泊が取れた幸せな処、親の経済負担は大変なものでしょうが、長野・山形・秋田・道内と子供達を見ていると雪相手のスポーツの問題点を痛感する。
以前述べたことがあるが、ここのコースレベルではトテモ競技水準をカバーすることは出来ない。ここのスキー場をベースに余市岳に向かってリフトがかかれ標高1.500mからホテルまで標高差900m取れるコースが出来、年間6ヶ月間の積雪確保、次世代を担う青少年の競技人口を育成できると思う。
こんな夢物語の前に日本中夏の猛暑が減り、冬の降雪の恵みを、国を挙
げて温暖化防止を国の政策としそれに伴う産業が発展する事が一番待た
れる。
ここ山間地ADSL回線か1Mgbも無く悪戦苦闘の投稿です。