日々というのはいっさい止まる事なく繰り返して行きますが、とりあえず今年を終えようとしています。
思い返すには、この1日だけではどうにもこうにも短すぎますが、なにかふんわりとした今年1年の感覚だけは心と、そして頭に浮かびます。
ただただ想い出を羅列していくのは簡単だけれど、そう簡単に羅列できない心情というのも今年はたくさん抱きました。
きっとこの1年が、いつか振り返った時に愛おしい時間であって欲しいとそんな事を思っています。
恋人と別れた人。
恋人ができた人。
日本を離れた人。
故郷へ帰った人。
仕事で成功した人。
仕事で上手く行かなかった人。
結婚した人。
親になった人。
歩く事を覚えた赤ん坊。
素直になれた人。
まだまだ素直になれない人。
特になにもないけど、とにかく楽しかった人。
特になにもないけど、なにか辛かった人。
本当にたくさんの人がたくさんの思いを抱え、今日という日を形成しているわけで。
そもそもこんなしょうもないブログに1年をまとめられるほど僕には文才がありません。
でも、それでも、なんとなく節目として、なにかこう心に思う事を書き留めておきたい。
昨日はもう戻ってこないし、2011年は終わってしまうのだけれど、この常に前にしか進まない月日の中で、一瞬、時を止めたい、そんな思いで、この文章を書いているのかもしれません。
別に来年の抱負をここで記すつもりはありません。
ただひとつ、こうして生きていられる。
何かを綴る事が出来ている。
誰かがこの文章を見てくれていると思うと、やはり嬉しいと思うし、まだまだ死ねないと思うのです。
そんなこんなで2011年も僕は、これを見ているあなた、そしてそのあなたに繋がる人達に存分にお世話になり、支えられていたんだなと強く思います。
何を恩返しできるのかわかりませんが、お互いがより強く繋がっていければそれが一番素敵な事なんじゃないかと思います。
本当に今年はありがとうございました。
そして来年とは言わず、ずっとずっとこの先もよろしくお願いします。
僕はみんなが大好きです。
~2011年 大晦日~