草blog

日々の思いを

I'll leave here

2011-09-29 22:44:17 | 日記

 

あと2日。

こんなキレイな景色ともさよなら。

昨日かな、僕が住んでる寮に新しい人が入って来た。

しばらく2人部屋に1人で住んでたのでちょっと気を使うな。

と言っても、僕はもうここを離れるんだけど。

そんな、人の入れ替わりの激しいこの街。

世界中から集まって来て、そしてまた世界中に、自分の国へ帰っていく。

みなカナディアンロッキーの美しい残像を頭の片隅に残して帰っていく。

それをきっと誰かに伝えるんだろう。

それを聞いた人がもしかしたらまたこの街にやってくるのかもしれない。

繋がりとかってそういう事なのかもしれない。

同時に共有できなくても、時間差で共有できるものもある。

その瞬間は、共有できなくても後から共有できるものもある。

知る事、伝える事、そうやって繋がっていく。

まだまだ知らない事が多すぎる。

だから、もっと知って、もっと伝えて、もっと繋がってね。

もっとも、繋がりなんてのはただの結果なので、もちろんその過程が楽しく、意味のあるものだとも思ったりします。

そんな今日の晩ご飯はハヤシライス。

これもハヤシさんが伝えてきたんだね。

時を越えて、美味しさを共有できました。

 

 


夢を語る。

2011-09-28 00:03:35 | 日記

小学生の時の夢はプロ野球選手でした。

とてもベーシックな夢。

なれると思ってました。

真剣に思ってたな。

いつしか、夢は夢でそれ以上でもそれ以下でもなくなってしまった。

夢までの距離が遠くなっていった。

いや、自ら遠ざけてた気がする。

僕らは夢を語るとき、恥じらいに似た感覚を覚える。

少なくとも僕はそうだ。

恥じらいと言うか、言い訳みたいな。

夢で終わってしまった時の為の、格好をつけるような、言い訳。

もう言い訳はやめよう。

格好は後からついてくる。

窓の外を眺めながら輪郭が整ってきた夢に色を入れようと、そんな気持ちになっていました。

あなたの夢はなんですか?

 

それにしてもやっぱり夢ってのはなんだか恥ずかしいものですね(笑)

ここまで書いてみたものの恥ずかしくなりました。

でもそんな気持ちです。


なんとなく、ぼんやりした何か。

2011-09-26 22:44:02 | 日記

とある山小屋のバイトの女の子。

2時間程ハイキングした後に寄った山小屋。

道中はとても寒かった。

みぞれが降るほどの気温。

この山小屋でホットコーヒーとマフィンを注文した。

コーヒーはインスタント、それでも本当に美味しかった。

それはたくさん歩いた後の心地よい疲労と、冷えきった体を暖めてくれる薪ストーブ、そして彼女の笑顔のせいだろう。

なんだろうか。

そんな素敵な場所だった。

今日はどんな素晴らしい景色なんかよりも山小屋での時間が僕にとっては格別だった。

モノではない何か。

何かはわからないけど。

空気感とかそういう、なんとなく、ぼんやりした感覚も僕たちにとっては大切な要素なんだろう。

それらの多くはヒトが作り出す。

雰囲気みたいなものはヒトが作り出すんだ。

僕もそんな空気を作り出したいな。

いつかどこかでね。

 

 


カタチにする。

2011-09-26 02:13:23 | 日記

イメージをする。

そしてそれを何かのカタチにする。

カタチにしてみて初めてそのイメージが自分の意志に近いものかわかる。

カタチにしないとイメージはイメージのままだ。

今まさにカタチと自分の意志をすりあわせている最中。

フィットする瞬間もあれば、まったく意思に添わない時もある。

それでも僕らはカタチにして行かないと行けないと思う。

カタチにするというのは動くという事。

来月には28歳。

まだまだ動かないといけない。

カタチにして行かないといけない。

そんな抽象的なことを暖炉の火を見つめながら考えていました。

 


小さな恋の物語。

2011-09-24 00:11:43 | 日記

同じ仕事場の、若い男の子と女の子が付き合った。

今朝、女の子はこの街を出た。

街を出る前の夜にお互い想いを打ち明けたみたい。

出会って間もないけど、会ってすぐに惹かれ合ったんだって。

写真は付き合う3日前かな。

今思えば、お酒の力もあってか2人の距離はあの時から近かったかも。

異国でこんな恋が芽生えるなんて素敵な話ですね。

さて僕は僕でこの街とも、もう少しでさよならだ。

恋は次の街まで取っておこう。

それはそれで楽しみです。