ブログ やさしい雨が降る

延命措置は嫌よ!

 今日は午前中市役所で調査員の研修がありました。
終わって、食堂で中華そばを食べました。
450円です。意外に美味しかったです。

 今日は雨で鳥は撮れませんでした。
なので、文章を書いてみたいと思います。

 ブロ友さんのところで、少し前に書かれたページを読ませていただきました。
お父様が晩年、気管切開をして人口呼吸器につながれ、手にはミントがはめられた状態、
痰がつまらないよう数時間ごとに痰を吸引、最後に対面したときは苦悶の表情をされていて、
さぞかし苦しかったのではと今でも延命治療を選択したことを後悔されているそうです。

 

 私は常々娘に「お母さんにもしものことがあった時に、間違っても延命だけはしないでね。
お母さんは口から食べられないで、生きているのは嫌だから。」と言っています。

 

 家族のいざとなった時に人工呼吸器もそうですが、
誤嚥性肺炎をくり返し、口から食べることができなくなって、
そのまま自然の流れに任せるか、経管栄養等にするか、中々難しい選択です。
延命はしないと決めていてもいざとなって、経管栄養にするご家族は少なくありません。
介護現場で何人もの方を見てきましたが、特に忘れられない方がいます。

 

 私がヘルパーをやっていた時からの付き合いで、
その頃はお宅に伺って、私の運転で通院介助をしていました。

写真が好きな方でいろいろ教えてくださいました。

・紅葉でも日光は赤が多いんだ。対して箱根は黄色が多い。

・あそこのハナミズキ通りに白が1本だけあるだろう。

 あれ、実は間違えて植えられたんだよ。

・この時期だと一つ向こうの通りはカリンの実が成っているよ、等と。

 「じゃ、ちょっと回り道しましょうか。内緒ですよ。」で、
少し回り道をしたこともありました。
パーキンソン病の方でしたが、身体機能の低下が進んで、施設入所になりました。
その内、施設も難しくなって入院となりました。
ご家族は延命はしないと仰っていましたが、結局、経管栄養にしました。

 

 亡くなられる数ヶ月前に病院にお見舞いに行きました。
栄養が行き届いているので顔色がとてもよかったのです。
だけど、見ていて辛くなりました。
どうしてかと言うと自分では顔も動かせず、
声も出せず、でもその目が真っ直ぐ、私を見ているのです。
ああ、わかっているんだ、と思いました。

 

 亡くなられたという知らせをもらった時、人には言えないけど
私はよかった~と思いました。

もう、辛い思いをしなくてもいいんですね、と。


 私の娘、私が延命だけは嫌よの返事が、「初めからやりません。」と
言っております。
今日、「お母さん、虹が出ているよ。」とラインを送ってきました。
すぐには気づかなくて、見逃しました。
娘から届いたが虹。チラリ。

 

お出でいただきありがとうございます。

 

    昨日の歩数 8,634歩 5,79キロ 86%達成。

コメント一覧

mtmt4321(光江)
ななだいさん こんにちは
https://blog.goo.ne.jp/4321mtmt
そうでしたか。
お父様は交通事故でそうなりましたか。
大変でしたね。
家族のことは話し合っていても、いざとなると中々ですから、
事故で緊急を要するなら尚更ですね。
胃ろうは残酷に思うことがありますね。

医療の発達は、時に❓と思うことがありますよね。

娘に何度も言っています。
お母さんは嫌だからね、と。

ななだい
こんにちは。

私の父が5年間、胃ろうだったのですが、交通事故で突然そうした状態になったので、生前の考えを聞いておくことが出来ませんでした。

私だったらあの状態を見て来て、人間らしい生き方だとは思いません。人間、口から食べられなくなったら終わりだと思いました。

私は人工呼吸器だの胃ろうだのは絶対やらないで痛みだけ取って欲しいと周りに伝えて、一筆したためてあります。
mtmt4321(光江)
ピエリナさん こんにちは
https://blog.goo.ne.jp/4321mtmt
ご家族すれば、1日でも長くと思ってしまいますよね。

私の希望を娘に何度も言っていますが、
娘は自分のことをこう言っています。
もし、自分の方が先になって、お母さんが決断しないといけなくなった時は、
お母さんの気持ちのままでいいよ、と。

mtmt4321(光江)
山小屋さん こんにちは
https://blog.goo.ne.jp/4321mtmt
健康寿命伸ばすために自然の中を歩きたいですね。
落ち着いて、出かけられるようになりたいです。
mtmt4321(光江)
mirin_8さん こんにちは
https://blog.goo.ne.jp/4321mtmt
コメントありがとうございます。
いざとなると少しでも長くと思いますよね。

私の場合はいつかと言うと、食いしん坊なので食事は口からと言っております。
口から食べられなくなったら、余計なことをしないでと言っております。

お母様はどう仰っておりますか。
mtmt4321(光江)
mcnjさん こんにちは
https://blog.goo.ne.jp/4321mtmt
やっぱり、そう思いますよね。
母は97歳、食事が食べられなくなって、最後は水分が取れなくなって、苦しむことなく静かに幕を下ろしました。

私もそうありたいと願っております。
ピエリナ
おはようございます。

難しい問題ですね。
いくら延命はしないと決めていても、その場でそれを選ぶのは家族に取って身を切られるより辛い決断に違いありません。

先日遊びに来た友人のお父様がドクターが知らずに糖液を点滴され、数日間苦しまれたそうです。
彼女曰くそれだけが後悔として残っていると言っていました。
人間、食べられなくなったら自然に任せるのが一番なようです。
そうすると、生から死へ、そしてあちらの世へと自然に移行出来るようです。
山小屋
https://blog.goo.ne.jp/terusan115
そうですね。
らだ生きているだけでは意味がないと
思います。
自然に任せるのが一番です。
mirin_8
おはようございます😃
私も母に同じ事を頼まれています。

祖父にもう少し生きて欲しいの一心で延命措置を選択したけれど、施術直後に祖父に睨まれた。『延命しやがって!』と言われた気がした。自分でも看病を体験し、自然のままが良いと思った。
…と話していました。

いざその時になったら、私も『もう少し生きて欲しい』と思ってしまいそうですが、母の考えを尊重するつもりです。
しかしどの程度で止めるかの判断が難しいですよね〜😖
mcnj
延命処置
https://blog.goo.ne.jp/goomcnj0561/
お早うございます。

当方も、望んでおりません。
家内も、娘たちも、同じです。

当方の両親も、自然死でした。
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