早回しのような空模様でした。
周囲の風景が明るくなったり暗くなったりするから、まるで太陽が
点滅しているようだったのです。
雨を木陰でやりすごして、晴れ間がきてから漕ぎ出しました。
小柄な機体は、隠れるのに便利です。
チューリップが花壇に咲いていました。
ちょうど雲が離れたので、そこだけパッと光ったように見えました。
「曇りのち晴れ」と言うよりも「曇り」と「晴れ」が交互にやって来る感じでした。
また降るとイヤなので帰ることにしたのです。
正月のダランとした雰囲気が残る日曜日。
参拝する人達が発する柏手すら、どこか眠そうでした。
明日から仕事モードになれるのかと、遊び人の私は心配になったのでした。
