草刈りをしている方が、ビニール製の前掛けエプロンをしてました。
それを見て、思い出した次第。
小さな支店に勤務していた頃、大先輩と二人で倉庫内を管理しておりました。
重いモノから小箱まであり、在庫管理が面倒でした。
棚卸は1日がかりとなり、疲れまくりました。
彼のトレードマーク?である布製の前掛けエプロン。
大きなポケットが前面にあって、大先輩はボールペンなんかを入れてました。
ある日のこと、「上の人」が視察にまいったのです。
質問に答えながら大先輩、例のポケットに両手を突っ込んでモソモソ。
その様がコミカルで、他の社員達も笑みを嚙み殺しておりましたっけ。
体調が良くなさそうにしている大先輩に「大丈夫ですか」って聞くと、
「死んだら治りますから」が口癖でした。
強面だったのに乙女的な名前だったから、病院の待合室で呼ばれて返事を
すると、周囲に居る患者さんが「えっ!?」みたいな視線を向けたそうです。
遊び人になって、たまーに当時の同僚なんかが夢に登場します。
皆あの頃のままの姿で、しきりに何かを話しております。
聞き直そうとして目が覚めるのが常となってて、内容を録音出来たらなんて
考えたりするので御座います。