「青いトラクター」を描こうかと想ったが、先の風景を選んだ。 今日は、10歩下がった。 昨日、立っていた所から。 やっぱり、「青いトラクター」に心が惹かれれたのだ。 風の中に、秋が混じっている。 それを感じながら、万年筆を動かした。 欲を言えば、「赤いトラクター」が置いてあればなぁ~っ。 だからと申して、赤く塗ってしまうのは嘘だし。 ちぇっ。 蝉が、悲しげに鳴いていた。 夏が行くよ、行ってしまうよと聞こえたのであった。