気持ちを分解してみる

瞬間瞬間に集中すると、自分の気持ちを分解することができます。
分析じゃないですよ、分解ですからね。

気持ちのパーツをバラバラにして、それぞれをじっとみる。
出来事に関係のある気持ちもあれば、まったく関係ないものもある。
感情は、それらのパーツに反応して生まれているようです。

大きなパーツには、それに合った感情が生まれます。
その感情が、私を動かしているようです。
瞬間に集中していない場合、感情に動かされることもあります。

パーツは、過去の記憶から作られるみたいです。
私の思い込みも、デフォルメされたパーツを作ります。
思い込みは検証されることがありません。
間違っていても、それが平然と再登場するワケです。

気持ちとは、面白いもの。
現象や人間などに強く感じたものが、パーツとなっております。
そのパーツから、更に感情が生まれる。

自分が不快だと思う気持ちは、分解してみると発見がありますよ。
構成されているパーツが、毎回同じであることが多いのです。
このパーツから生まれる感情や行動は、私にとって好ましいものではないのです。

過去そのものを変えることは出来ません。
しかし、過去の経験から生まれたパーツを変えることは可能です。
気持ちを分解すると、それが分かるし変えることに繋がります。

私が「師」と感じる方から、ヒントを頂いて発見しました。
またひとつ、新しい発見です。

感情に反応するだけの自分に、なりたくはないのです。
私が感情の主ですから。