tamiのブログ

このブログ・・・妄想ー空想大好きな私が、勝手に楽しんで・・・勝手に文字にしています。ボロボロですが(笑)

ありがとうございました!

2017-12-31 20:10:44 | tamiの つぶやき


こんばんは。

今年も残り僅かとなりました(笑)。
皆様は・・・いかがお過ごしですか?

あちこちで雪は降り・・・寒い!を連呼した日を過ごしていそうで(笑)楽しいです。

もちろん tami が居る場所も寒いです・・・寒すぎて笑えます・・・
(笑)時々・・・・Wi-Fiスポットが消えます・・・これだけでもないけど・・・不通って呼ぶよね・・・


・・・・今年一年、tamiに お付き合い下さり 感謝いたします!
ありがとうございました!

疲れ・・・眠くて・・・早々に、蕎麦を食わされ・・・はい、寝ます・・・朝一で起こされたら、初詣と寒い外へ連れ出されそうなので・・・。

なので先に、お礼を・・・


あらたな空想が出来るよう、お詣りに行こうかな!

皆さんも年内に負は祓い、来年は福を呼ぶ身へ変身し初詣へ繰り出して下さいませ。

よい年でありますように・・・


-tami-



ラブホ!bat・・マイHouse -16

2017-12-30 02:10:00 | <R>ラブホ!but・・・マイHouse
香りの良いジェルが室内を漂わせるが、レッドは換気開始と叫びブラックはスイッチを入れた。

換気の音はない・・・香るモノは少しずつ無くなっていく・・・残る音に誰かは昂る・・・それだけだ。
普通なら見るに耐えない室内・・・乱れまくる人達・・・それに加わる音。

震え始めた男が止めてくれと呟く・・・疼く身がビクつき跳ねていた。
ロープはより引かれ、背にある檻が食い込む事さえ気持ち良くなり始めた。

溢れる吐息も、滴るそれも・・・唸りさえ簡単に口から溢れていく・・・昂り果てず・・・気は高揚していく・・・熱さだけに巻かれ、イキたい衝動は剥ぎ取られた。

視線を変えれば同じ状態で、自分を雇った人さえ あられもない状態・・・それさえ手助けのように自分を襲う。
柔らかな音だった鞭は少しずつ変化していった。

唸りは煩いと口を塞がれる・・・だらだらと身を伝い溢れていく事も、何故か自分へ昂るのだと笑いは微かにおきた。
痛みさえ快楽と思えた一人・・・玩具で遊ばれていた。

ロープで色んな体勢に変えられていく・・・細いテーブルが背へ挟まれ体が微かに置かれるが、引かれ繋がれたロープはあり自分で代える事は出来なかった。

塞き止められた場所の解放で、身は一気に放たれたようになり、電気が全身へ駆け巡ったように・・・痙攣したように揺さぶった。

それは身へ放たれる・・・それに昂る者・・・潤む目は何かに興奮しているように見えた。

簡易ベッドへ寝かされる者・・・固定もされたのか起き上がる力はない体は動けなかった。

自分だという思いの笑み・・・早くイキたい衝動に口を引くが、イカされる事はなく・・・仰け反りで激しさは分かるほどだった。

放たれる鞭さえ唸り足りないと目で求める・・・仕方ないと細みのテーブルに置いてロープで固定した。

その辺りさえ気持ちいいのか捩り震え弾けていく・・・ざわつく肌・・・それは忍び浸り出すと震えは何度も起こり・・・面倒だと完全に固定させて隣へ移った。

エリの状態に焦りながらも我慢も出来ず鞭が運んだ場所へ集中して目を閉じた。
快楽を楽しんでいる姿に笑み、ブラックがジェルを忍ばせた。

既に息は荒くイク瞬間を眺める・・・休みはないと事を起こす・・・昂れば放置して隣を見せた。
明らかな場所へ視線を飛ばす・・・ロープを緩め男の足を運び固定した。

『遊べ(笑)』
自分へ器具はつけられ既に快楽は高みへあった。それは前後へ入れられ容赦ない・・・ないのだが違う感覚は欲しいので足へ触れる身で昂りは解消されるのだと巡らせた。

離せずにある場所へ耐える・・・足では嫌だと逃げたいが、溢れるジェルが伝うと疼きは快楽へ変わっていった気がした。

それぞれが足りないと体は思う疼きなのに、頭の奥は嫌だと叫ぶ・・・
だが、その叫びは誰も発しなかった・・・イキたい衝動は吐息さえ自分を煽る・・・自分の思う場所へ誰かが微かに触ってくれている・・・荒い吐息だけが残された。

果てたい事で、強くと声にならない状態・・・焦らされた状態が続いた。
臭いにしかめ、それは自分をも交じる・・・好きじゃないのに、それさえ快楽へ代わっていく・・・

-落とされたらヤバい・・・-

そんな言い方だった事に男・・・怖さに似た・・・そんな感じだった。
あれは今、自分が体験しているコレの事だと今更ながら気づいた。

何度もイカされる・・・待ってもくれずに呼び起こされ・・・呼吸する力だけで精一杯だった。

『いっ・・・いれっ・・・』
かろうじて呟ける・・・自分だけが外れたままだった・・・求めても出来ず、数回に一回だけ弾かせて貰える。

向こうの人達と違う扱いはホッとしたが、時々舞いながら体へ弾く鞭に唸る。

感じた事もない場所・・・それは檻の中から動かされるので、一気に昂り出した・・・息も儘ならないが、自分へ止められた事でイケなくなった。

解放寸前の状態・・・何かが蠢き掠めていく・・・その度に声は漏れ女の潤む視線が刺さった。

抱きたくても手は伸ばせない・・・あの耐えた顔が目に焼き付くように捉え余計に血は騒ぐように駆け巡っていた。

レッドが自分を縛り連れ引いた。有り難い事に女の所へだった。
自分を知らないからか口は塞がれ言葉は知らないが駄目と言っている気もした女の目。

レッドの手は女をそこへ押さえ付ける・・・今まであったろう玩具は、ぶら下がっていたが・・・それは遠慮はしないと元へ戻し新たなモノは自分へ詰め込んでいた。

唸りは半端なく解された場所なだけに余裕で深みへ沈んでいった。
震えはそれぞれに起こるが、関係ないと彼を女へ沈ませた。

仰け反りは大きく固定もされて顔は見えなかったが、蠢く中へ落とされた快楽は高上りだした。

全部に固定され動きも出来なくなってくる・・・体力は奪われ・・・繋がりは見えるが張り付けられ・・・固定された事で変な昂りが沸き起こり出した。

それは半分だが・・・微かな動きさえ快楽へ運ぶ・・・それは彼女もだと自分で知った。

レッドが女へ呟く・・・
『男の味はどうだ?(笑)玩具よりも男のが一番だろ?』
『 ・・・』
『(笑)止めた場所を開けたら・・・たまんねーぞ!』

伸ばされていたリボンの橋を引く・・・その度に自分に張り付く男が震え、その揺れさえ自分に来る事に耐えがたく口を強く結んだ。

離されずにある緩みが 大きくなる・・・レッドの視線で、ブラックが揺れを助けているのだと思えた。
擦れた痛みは快楽へ変えられ・・・知らない快楽は目覚め始めた気がした・・・

『お前が男を抱く日が来るなんてな・・・玩具じゃねーぞ(笑)本物!』
体が跳ねた・・・逆だと思っていた事で自分に余裕があったのだが、知られていない嗜好に・・・何だと、何故だと探るように見返した。

『ついでに連れてきてやる(笑)。お前に礼だ・・・』
驚き震えた体に男が唸った・・・その距離は張り詰めたロープが緩められたからだった。
ブラックは女の体を引いて事の起こりを見せた。

玩具は端へ置くと、激しく嬉しそうに求め始めた男に呆然と眺めるだけだった。

意識を飛ばしていた叔父に、朦朧としていたマリと固定した。
激しく事を終わらせた彼女は叔父を利用して時間を稼ぐ仕草に笑い、悪戯をしながら 解消したくて求めた。


目隠しされた新たな女が入ってきた・・・真っ赤な顔は、既に準備もされていた事を知った。
誰かと知った者は焦るが、より口は塞がれ名は呼べず・・・新たな女も口は塞がれ目隠しまでさていた。

脱がされていく・・・嫌そうでもない顔に笑みながらブラックは触れながらジェルを塗りたくった。

部屋の片隅・・・一角を使い・・・手に枷をして立たせ、忍ばせては刷り込むように・・・捩る女に笑み手足を拘束した・・・溢れる吐息・・・昂る声音・・・その快楽の笑みは早くも出始めた。

寝そべる者へ触れさせる・・・続きかと自分で触れていく・・・唇で触れたくて剥がそうとしたが、駄目だと手は戻された。

信じられないと、自分は犯されたままで彼女へ視線を向けた・・・自分だけだったはずの手が男を貪っていた。
待たされていた従兄弟・・・二人の出来を知る・・・

『(笑)いいぞ・・・好きにしろ!』
そう言うと自分から沈め始めた・・・唸りは昂らせるのか、激しく求める・・・互いの塞がれた場所の解放で息の荒さはリズム良く室内へ響かせた。

追い込むように離さないレイの状態を眺める・・ 彼女の顔を呆然と眺める姿に口を引いて見たのはブラックだった。

朦朧としていた叔父・・・家政婦の悶えた場所へ連れ出され、意識が飛びそうな女だと叔父は眺めたが自分で動けるはずもなく男の自分を余裕で歩かせるブラックに支えられ女の上へ乗せられた・・・

良く見れば自分が買収した家政婦と気づく・・・目隠しはされたままに怯え・・・同じジェルが全身につけられ、艶かしくライトで照らされていた。

否応なく沈ませられると唸りながら家政婦の口が唸った。
息の熱さが高まり、解放された事が全てだった・・・身に起こる快楽は自分が今、さっきまで微かに拒否していた気がしたのに体は違っていた。

ブラックの手は自分の腕を捉え女の身へ流される・・・したくても出来なかった快楽は、今は自由に触れる事が出来るのだ・・・

-錯覚だ!止めろ!-
脳裏に過るのに・・・自分の手なのに止まらない・・・女へ触れた感触・・・その自分の手に反応していく女・・・吐息の溢れていく唇を見つめた。

繋がれたロープが解けていく・・・逃げたい衝動は既になく、昂りが沸き起こり女は吐息を熱くする・・・昂り出していく自分に溺れ始めた。

フッと笑う声音・・・それと同時に柵が閉じた音は響いた。
男が小さなベッドへ寝かされ枷で繋がれ手足は自由にならなくなった。

それぞれに運ばれるが、逃げたいのに体が動かない自分に焦った。
何より疼きを止めたい一心で貪る・・・目隠しを外される・・・塞がれた口も吐き出す息の熱さも出せた・・・全てを解放されたのだった。

一人が叫ぶ・・・玩具と思っていた女・・・触れられても居なかった場所にある男の存在に泣き叫んだ。
直ぐ隣に見知る女がいて手を伸ばし助けを求めるが、自分が好きな彼女は男と繋がっていた事に気付いた。

快楽を味わう顔・・・高揚した姿に諦め・・・少しずつ自分へ起こる快楽に溺れようとしていたのだった。

止められない自分達を眺めながら、楽し気に休憩と背を向けている赤と黒に身を纏う女・・・視線へ入り込むが気にもならなくなった。


全身へ放水される・・・それは一瞬で目覚めさせられていく・・・
我に返り呆然とする人達・・・驚き慌て身を離すが、軋む身は少しの隙間が出来るだけだった。

床に溢れていく水は一ヶ所へ纏まり流れていく・・・この時、初めて床はソレ用に作られていたのだと知った。

高揚感だけで起こしていた自分・・・激しい水圧は無いが、全身にあった全てが洗い流されていく気がした。
一人ずつ・・・ブラックは体に付着したモノを流してくれているようだった。

檻へ戻され・・・狙うようにかかる温かな水はシャワーのようで不思議とホッとした気もした。

『(笑)この異常さに何で笑えるの?』
ブラックの呟き・・・言われた事は聞けたが意味は理解も出来ずに見返す人達だった。

残された二人・・・ベッドまでが防水かと眺めるだけだった・・・離され、同じように寝かされる・・・

手だけに残された枷・・・外そうと伸ばすと身へ鞭は食い込んだ。
離れた場所からなのに、自分へ食い込むのだ。

全員に知らしめられる・・・怯え自分の居場所を再確認し始めたのだった・・・

自分の状況を知る・・・思い出させられていく・・・震えた自分を抱くしかなかった。
笑い声がする・・・何かを見ながら楽しむ二人に呆然と眺めるしかない人達だった・・・


激しく開かれたドア・・・自分の親達が駆け込んできた姿を見返した。
『しでかしたな!』
一人が叫び、余計に笑う女たちに驚き身を強張らせた。

真っ白な壁に写される・・・事の起こりはコレだと・・・その時々に、この場で起きていない映像までが流された。

知るはずもない自分達の行為・・・楽しみながら笑う・・・傷つけ・・・泣き叫ぶ人達にも笑いながら遊んでいた自分の子供たちの行為・・・

『エリ!私だけじゃないじゃない・・・特別と騙したのね!』
女の叫び・・・檻の中で見合い、映像を睨み・・・辛く悲しむ女が力なく泣き崩れた。

笑い声が響く・・・仲間達と男女関係なく犯しまくる自分の息子に項垂れる・・・叫びに高揚し、滲む唇に笑って拭いてやる・・・それでも構わずに事を起こしていた。

人でもない扱い・・・信じられないと床へ崩れ落ち呆然と映像を眺めるしかなかった。
『こいつらもだろ!』

しでかしは同じだと叫び、皆を眺めるが・・・鞭で打たれた後はあるが、滲むまでの酷さはなく・・・自分達は快楽だけを解放していた事を知った。
あれほどの辛さは、体から流されていた事に気付いた。

溺れていた自分・・・今度は足りなさが身へ起きて来る感覚が芽生え始めた気もして考えるなと自分へ言い聞かせ唇を結んだ。
ベッドへ身を張り付かせ気を紛らせたのだった。

『この先(笑)、大人しく身を清めるなら映像は表へ出す事はしない・・・』
『(笑)と思う!』
『一人ずつ(笑)編集して纏めてからデータをあげるわ』
『(笑)コピーだけどねぇ』

『ついでに親子で編集してみる(笑)』
『(笑)親子で一個?』
『考える(笑)』
レッドとブラックの会話に怯え始めた人達・・・

『止めなさい!』
『ダメよ・・・』
『(笑)二人が作った事なのに、なんで私達が責められるの?』
『何で狙われるの?』
『何で苦しめられるの?』
『 ・・・』
二人の両親の呟きに、レッドとブラックが声にした。


『友達にまで手が延びた・・・』
『少しだけ会った友達は、拐われそうだった・・・利用されそうだった・・・レイプされそうだったのよ?
その前に、レイプしてやっただけよ(笑)。酷い仕打ちと刻んであげただけだわ・・・』

『何が悪い? まともに外で遊べずに、やっと出来た友達に危険が迫ってた・・・助けて何が悪い?』
『 ・・・こんな』
『この子達は、自分の友達じゃなく』
『同類!』

『同類の友達と、私達の友達を狙って脅してたのよ?』
『 ・・・』
『(笑)証拠は集めた・・・警察に持ち込んだらアウト・・・先は終わりね・・・』

『二人は畳んで来たら?』
『終わっても、ここへ手は出さず顔も出さずに消えて・・・』
『なんで・・・』
『私達に守ってくれる親は最初から居なかった・・・
従業員を産んだだけでしょ・・・』

『利用されてあげたのに、守ってくれなかった・・・

昔の秘書が正しく学ばせてくれたわ・・・駄目な事も・・・一般的な事を教えてくれてた』

『次の人も・・・世間という場で生きる事を教えてくれてた。
何より守ってくれて・・・助けてくれてる・・・』
『普通の親という手解きを私達へ してくれて今がある。
皆から習ってない・・・』

『ここを離してくれた事に感謝はする・・・』
『だから他へ稼ぐ術を遠慮なく教えてた・・・それで恩は返したよね?』
『十分に・・・』

『ここは守る為に!』
父親が呟く・・・それを聞いた二人が微笑んだ。
『違う!』
『私達を他へ渡さない為でしょ!』

『守り?(笑)守ったのは彼らで、貴方たちじゃない!皆は利用してた・・・
私達は、嫌でもなくて・・・仕事という遊びへ替えた私達を利用してた』

『 ・・・』
『帰ってね(笑)。まだ遊ぶんだから!』
『 ・・・』
驚き・・・体が強張る中で、押し出されていく人達・・・何よりも檻の中で・・・ベッドの上で・・・監獄という言葉が身を凍らせたように思えた・・・。


ラブホ!bat・・マイHouse -15

2017-12-29 01:19:00 | <R>ラブホ!but・・・マイHouse
ストーカーのように、張り付ける腕を探す・・・金回りはいいと紹介されて会ってみた。

『探りはいい、ただ一つ・・・お前だけを見ているぞと(笑)そう思ってくれるように・・・それだけでいい。
女の子だ(笑)怯えたら外へ出なくなるし、行けと言っても嫌だと 怖いと手放すだろ? それでいい・・・(笑)全部離れたら万歳だからな・・・・』

『見ている気配は教え、こちらの姿は見せない・・・そんな所ですか?』
『そうだ(笑)。
簡単に尾行して誰かと知られたら・・・逆に脅される・・・君も私もだ。
見つからず・・・見てるという気配の腕を買いたいんだが・・・』

『やります・・・本当に貰えるなら』
『(笑)高額だ・・・4等分の一つを前金で、成功したら追加で一つ。
それから日をあけて残りを払う』
『最初に全部を』

『脅しても無理だ(笑)庇える力はあるんだぞ?
聞いた口座へ振り込むさ(笑)ちゃんとな・・・
いいか?ミスしたら私もヤバい・・・バレたら金は入らず追い出される。
見つからずだ・・・ダメなら大金は没収だ・・・だから慎重にな・・・』

『子供なのに・・・』
『侮るな・・・落ちたら・・・全部に終わりだ・・・』


それは早くに見つけ、始めるという連絡だけをしてきた男へ入金をした。
暫くしてから少しずつ、報告は上がるので二つ目を振り込んだ。
じきにと笑う男に、彼の報告が待ち遠しくなった。

息子と姪達まで利用して、回りから固めようと話はしてあった。
すんでで交わされる事に笑い、自分が先だとホッとしていた。


自分の親のホテルを利用して、騙し連れ込んでは遊んでいた。
仲間や拾った女に金は出させ、騙した女も入らせて行き来して誰かと遊んだ。

仲間が回す・・・それが好きな姪達までが遊び始めた事に苦笑いしかない。
親は子供たちへ丸投げし撤退もしたが、赤字すれすれで賄ってもいた状態と知ったのは後の事だった。


それは二人が従業員らを使い賄っていた・・・守りを徹底し外れない事でギリギリ防いでいた事も気づく。

いつの間にかホテルの一室を占領し始めた事で、親たちは更生させようと出向くが既に遅く・・・赤字へ落ちた事でホテルを畳むしか無くなった。

仲間へ部屋代を取りマンションがわりに利用し始めた事に呆れた。
その界隈を仕切る人達へ落ちていく勢い・・・利用されている事にも気づかずだった。

一人ずつ消えていく・・・いたはずの場所から忽然と消え・・・相談されて初めて知る事になった。

見に行く・・・溜まり場のような荒んだ状態・・・・恐さが先に立ち秘書を連れて場を後にした。
その間の一瞬で自分に起きた事は何かを知るまでに時間を要したのだった。




気づけば姪の一人が怯え隣の檻にいた事を知った。
仮面の男が笑う・・・
『特別室へようこそ(笑)』
ガチャン!と閉まる音と共に声を聞いた人は驚き見返した。

『ガジェット・・・』
その呟きに笑む・・・室内を眺め、噂を思い出し・・・少しずつ力なく、柵へ凭れた。

自分達、兄弟のなかで一番下の弟夫婦の腕は秀で 親族は手腕を震わせるべくグループを任せた。
危ない状態の場所から、手を着けていく二人に黙り才を震わせて立ち上がると 持ち場を譲らせ次だと向かわせた。

子供たちは幼い為に連れ歩く・・・秘書をつけていたので、その秘書へ子供を預けて あちこちへ巡りチェックしては次へと回っていた。

忙がしく子供の相手も出来ない日は、ホテルの一室へ食べ物を準備して待たせる事もあった・・・
遅くなれば泊まり次へ向かう・・・どうにも手が出せず、潰そうか考えて話し合っていた二人に驚いた・・・

暫く泊まっていた その部屋は特殊で、使われてはいなかった・・・新品でもあった玩具で子供たちは遊んでいたのだった。

幼いなりの会話だが、いつの間にか使いこなす二人の会話に耳を傾けていると・・・

『そーなの(笑)。それはヒラヒラ飛ぶのに、こっちは同じ長さでガクンガクンするの・・・』
『この短いのは似てるよ?』
『サラちゃんは長いの(笑)上手ね・・・』
『だって(笑)カウボーイみたいでしょ? また当てっこしよ(笑)』

おっけーとベッドから飛び降りたララが、サラと端に向かうと反対側へ鞭を振るって遊びだした。

動きも違うが、それなりに使いこなす子供たちの声を参考に 仕入れ業者から卸業者まで 足を運んで改良をして貰った。

そんな場所へも見学だと出向き話まで聞いてホテルへ利用出来ないかと声にしてみた。

自販機というアイデアは子供たちの声でもあった・・・使ったし汚れたし、誰かの後も嫌だという・・・
フルに回転した頭は子供たちの会話から始まってもいた。

大きくなるに連れて、学校からの呼び出しも増え最近は秘書に行かせる・・・辛いと行くのを止めたララと一緒にサラも通学を辞めた。

可哀想だと秘書は参考書や教材を準備して車へ準備し、その日その日で考えて子供たちと勉強という時間潰しを始めるのだった。

秘書的には助かった・・・こんな世界へ足を向けそうで、完全な育児放棄をされた子供たちのように見えてしまった・・・その子達と共に出向く事は無くなったからともいえる。

本来の自分の秘書という仕事さえ、させて貰えない・・・たんに、子供がいるべきでもない部屋で待たされる。

ならばと次のステップの為の勉強を自分はして、その間の子供たちの面倒も大変かと一緒に勉強しようと考えたのだ。

一日数時間・・・休憩や食事を挟み、普通なら学校でしている時間は勉強しようと勧めると了解と可愛い返事は飛び、自分の社長へ進言し許可を貰うと預かるカードで賄った。

必要なモノは簡単に手にし、子供達へも遠慮なく使わせた。
それは玩具まで手にする子達・・・使い方さえ一緒に覚え、全部に身につけていく優秀さに苦笑いをした。

自分よりも先へ進むようになり、課題を預ければ簡単に終わらせてしまう二人に驚き、数ヵ月に一度という時間を作り塾でのチェックを始めた。

出来の良さは確信し、空いた時間は自分ですると言い出して驚いた。
それは自分の為にと言ったララに驚いて見返す・・・親の事でと謝り自分の為に勉強しろという子供のララから言われた。

それでも本当にいいのか迷うが、二人に必要なモノだけ頼むと言われ感謝しつつ・・・苦笑いをしつつ自分の勉強を進めた。


ガジェットという場所を作る話が持ち上がると、サラが笑って自分へ呟く。
『卒業だよ(笑)ありがと。
一ヶ所に居れる場所が出来るし(笑)新人さんは守ってくれるから秘書さんは自分の仕事の腕を発揮出来る場所に行ってね(笑)』

これは少し前から声にしてくれていた事でもあった。
『本当に大丈夫ですか? 』
『あっちが売れて、お金が出来たら工事が始まると聞いたの(笑)。
そしたらホテルを泊まり歩くのよ(笑)。そんな無駄な時間は村さんに必要ないでしょ?』

『そうだよ(笑)。遊ぶ場所もあるし、小遣い制度も出来たから(笑)私達も暇じゃなくなるよ?』
『楽しそうだ(笑)』
『面白い(笑)。それに南川君が遊んでくれるって!』

楽しみだと笑う子達を眺めた・・・優しく押し出された彼は苦笑いをして、帰ってきた人達へ申し無さげに話を始めたのだった。


その頃からだ・・・・弟夫婦に新しい企画室が出来上がった。
突然の訪問でも会う事もない社員に訝しげる・・・・的確な話は各社へ回り企画して製品は試作まで任されるようになった。

ヒットすれば、あらゆる場所へ広がる秘かなモノだけに担当者は会いたくなる・・・探すが会う事もない。

それが子供達だと噂が出たのは暫くしてからだ・・・
幼い頃の容姿しか知らない親戚達・・・連れ回しもなく、自分の子供達と同じ学校での扱い・・・

ホテル業でも特殊だ・・・思春期に近くなれば、無いことも事実のように言われ傷つき通えなくなった。
友達さえも・・・利用する人が殆んどで人間不振になり人間関係は荒れていく。

人からの言葉を跳ね退けるのは高校を卒業する年頃がやっと・・・親戚中の子供達が受ける定めは誰もが体験していた。

その姿が見えない子達の噂が流れ始めた。
誰かと探る事も不可能だった・・・近づけば、その道のプロの手が交ざる・・・組織関係の人達までが居たぞと姿を見せ深入りはするなと言われているようだった。

荒れた場所を勝手に売ると聞かされたが、闇へ蔓延る場へ填まりそうな場所なだけに売値は低いだろうと夫婦へ譲渡された。

仕上がれば高値の場所は、簡単に手放し相談すれば譲るが新たな一ヶ所には一切 触るなという条件が入り手出しも出来なくなった。

長けた腕・・・容姿は分かるが素顔はでず、本当の容姿は知らずに来ていた。
時おり交じる組織の気配に、踏み込めば簡単に姿を見せ一瞬で取り上げられた。

綺麗な道が出来上がり弁護士を使えど、隙もなく戻しも出来ない状態で・・・諦める人達は多かった。

レッドとブラック・・・素顔は知らないが、狂った中で育ち簡単に人を溺れさせ楽しむと夜の街へ落とすという噂が流れた・・・

最後は薬に浸けられて売られるだけという噂・・・普通のSexさえ出来なくなり、身さえ破滅へ落とし楽しむという噂・・・

この嗜好なら有り得るだけに、拒否も出来ずに自分へ起こる知らない行為は噂の広がる中味で怯えた。

実際に探りに人を使った事もある・・・好む人を・・・帰ってくれば声にせず、いつの間にか通いだし溺れて行った。

どんなに送り出しても、後をひくのか報告は声にせず・・・落とされては求める思いで戻っていく。
趣味がないと行けない場所なだけに、普通に帰る人は居なかった。

少し手荒な男を見つけ、ペアで行かせたが・・・どちらも声はなく、その深い場所へ落とされていた事を後で知った。


今まさに、その場所に自分がいる・・・狂った甥と姪を利用もしたが、簡単に見つかり今は目の前だ・・・

人形のように自分の快楽だけで抱く甥達・・・同じく快楽だけを求め彷徨う姪達・・・それだけが目的で人を変えていく。

だから二人を捕まえたくて送り出したが無駄だった事を知った。
何より・・・報告と一番自分に情報をくれた男が連れられて来た事で、今の自分の立場を理解した。

自分の気持ち一つで人を貪る甥や姪達・・・鬼畜という言葉が今だ存在する場所で遊ぶ・・・
姉や弟達の子供だが・・・可愛がった事もなく、たんに親戚としか思えなかった。

金を食い潰す事は兄弟達と一緒なのだ・・・稼ぐ者・・・そこへ寄生し使う者・・・それに所属して平気で親をも騙し奪い取っていく。

自分の親に・・・自分の従兄弟に・・・何より年下の従兄弟にも。
だいたいが同じ部類だから、何とか纏め黒字に変えていく弟夫婦だけが人として生きているのかと思えた・・・

ガジェットを渡せという声だけは、聞き入れなかった。
既に切り換え手放したと、親族会議で話した事で遠慮なく潰せる甥達だと笑った。

同じ部類の弟夫婦は たんに腕が良かっただけと判明した。
子供の場所に作り、まんまと子供に取られたのだ。
それは丸ごと・・・一番稼ぐ場所になっていたが、既に手から離れていた。

『手は出さないで下さいね・・・』
ふと話し合った会話を思い出す。
『なんで?自分の子だろ?』
『手を引かれたら、一斉に崩れますよ?』

『うちの子達の声で、潤ってました・・・手を引かれたら、今再起している場所は二度と売れません。
そして売れていたのも・・・その腕が入る条件が入ってますから』

『なら、項目を入れて売れよ!』
『無駄です。その契約は別にあり記入も本人の直筆でします。
その場に親の私達は居ません・・・契約が結ばれた時に初めて私達が売りに出向けますから』
無駄だと念を推して話す親だ。

『食い潰される怖さは身に染み・・・手を離したんですから、皆さんは諦め自分の場所は自分で・・・経営も全て各自で頼みます。
私達は、撤退・・・させて頂きます・・・』

『おい、弁護士(笑)』
『(笑)無駄です。何度も赤字から戻した実績・・・その証拠・・・あらゆる全ては向こうの弁護士の手にあります。

その一部のコピーを頂いて確認しましたが・・・手はありません。
逆に追い込まれます・・・
まして皆さんのお子さん達は・・・あちらの関係者を・・・』

『なんだ・・・』
『刑事事件にされないだけ、良かったと手出しはしない方が良いかと』
そういうと弟夫婦へ会釈して弁護士は帰っていった。

様子を見ていたが、諦めたように二人も帰ろうと場を後にしたのだった。


ラブホ!bat・・マイHouse -14

2017-12-28 00:37:29 | <R>ラブホ!but・・・マイHouse
南川が鍵をあけていく・・・
それは一番端にある特殊な部屋で、客へ貸し出す部屋でもなかった。

その南川でさえ仮面を着けている・・・今の顔を隠したいからだが、その特殊な場所にはピッタリだった。

ケイを見つめるララがいた・・・ギュッと抱いたララは優しく離して硝子向こうへ押しやったのだった。


静かに準備は始まる・・・一人ずつ檻へ入れられて・・・怯えた姿に笑む彼女・・・その音の怖さは入れられた者しか味わえなかった。



静かなノックなのに、眠れていなかった彼は迷うように静かにドアをあけた。
『何だ(笑)』
『置いてかれちゃって・・・。悲しそうで辛そうなのに声にも出来なかったんです・・・』
『 ・・・だから?』
『 貴方は・・・不安はないですか?』

『(笑)だから相手をしろと?』
『あー違います(笑)。まずは、食べないかと・・・食事を作ったんですけど食べれなくて(笑)一緒に食べないかと思って・・・

そうだ(笑)服、予備の服って南川さんが渡せって置いてたので(笑)どーぞ』
そう言って紙袋を手渡された彼が苦笑いをした。

中へ戻り着替えた彼はケイに案内されてダイニングへ入り込んだ。
共用の場所は初めて来たのだと、自分が先だと嬉しくて笑みは消えないケイに笑った。

『俺はケイって言います。今はレストランで仕事してます(笑)貴方は?』
『二階堂だ(笑)。これはケイが作ったのか?』
『はい(笑)。昔は色んな店のキッチンでバイトしてたんで(笑)』

『見習いか?』
『はい(笑)。どんな事も楽しくて(笑)覚えて損はないと思ったから・・・
それより、二階堂さんはララに絶対触りませんよね?しませんよね?』
『ケイは(笑)サラとすると聞いたぞ?』

『しませんよ!
薬にも打ち勝ってみせますよ!
もー(笑)言い出したら聞かないし・・・内緒でサラとも話せないし・・・
どう逃げようか(笑)考え中でした』

だから大丈夫と笑っていたケイだったが本当に大丈夫か不安にもなり、箸も止まり項垂れた。

『お前は、どこまでララを抑えられるんだ?』
『ゼロに近いですよ・・・
今も思い出せませんけど、ララよりも触りはサラが上手いんですから・・・ララが言ってたので間違いないです。本当に・・・ヤバいですよね・・・』
『 ・・・』

『すいません・・・最初に会ったのはサラとで・・・ララに会わせてくれてからなので(笑)二人は記憶にも無いみたいでしたけどね。
3人で入って、俺はレッドを探しに廊下で待ってたんです』

『待ち伏せかよ(笑)』
『じゃないと会えないし・・・』
言われて急に、ふて腐れたケイに笑む二階堂だった。

『何で惚れた?』
『優しくて可愛い笑顔に(笑)。
あんなですけど(笑)本当に優しい子なんですよ?二人は。

容赦ないのは乱暴な人達にだけで(笑)内緒でこっちの医務室に運ぶし、バレないように隠すし助けるし(笑)
しつこいのは廊下で鞭を貰って帰りますから(笑)』

『ん?それだけの為に金を払って来る客とか居るのか?』
『じゃないと二人と遊べないでしょ(笑)。ここに来れたのも俺を助けてくれた日からだし・・・』
『ん?』

『恥ずかしいんですけど・・・彼女に騙されて・・・

二組で来たんです・・・
彼女の対象が・・・女性だったんです・・・その彼女の友達は、彼女の彼氏と紹介されてペアで出来る部屋を選んで入ったら・・・』

『あー(笑)彼氏はケイ狙い・・・』
『はい・・・。
(笑)向こうの、何処かの部屋でモニターされてるのは知ってましたか?』
驚いた顔に苦笑いをして、本当だと頷くケイだった。

『(笑)サラがセットして行かなかったから、今回は見れません(笑)
物凄く長い暗証番号だから覚えきれずです。毎月替わるって聞いたし・・・』
フッと笑う二階堂に苦笑いだった。

『(笑)それで知って助けてくれて・・・

ララは俺を何度も試すんですよね・・・本当に愛してるのに・・・自分だけかと聞きたくてって・・・そんな気がするんです』

『遊びで?試す?』
『(笑)本当に俺はララが好きなのかと・・・何をされても平気ですけどね(笑)今なら。
ララの笑顔が見れるなら(笑)物凄く幸せで・・・』
『(笑)それ以上はいい』

言われて照れながら食べるケイに、子供だと眺める二階堂綾だった。

『二階堂さんはサラが好きですか? 本当に彼女だけ?』
そうだと頷く彼にホッとした事で食欲は戻りだしたようで、食べ始めるケイだった事に苦笑いだ。





『誰が先?』
『適当に(笑)。面倒だし!』
怯えた人達が可笑しくて、笑みながら鞭を降り下ろすレッドもいた。
鈍い音から軽い音・・・そんな中で色んなモノが準備されてきた。

檻を眺め呟く彼女達に驚き、その隙間から何が始まるかと見た。
品定めをするかのように柵へ触れながら歩く・・・時に眺めては考えて、誰にしようと呟き歩くのだった。

時々鉄柵に当たる鞭の音に、中の人達の震えは身を強張らせた。

『従兄弟だろ・・・俺らは』
『叔父に、何をするんだ?』
その男がロープに繋がれ枷は引かれて、されるがままだった。

『(笑)何しよっかなー・・・してくれた分だけ返すから考え中(笑)!』
それは楽し気に、視線は渡さずにレッドは選んでいた。

タン!という響きで一つの扉が開いた・・・それは自分のだと気付くと飛び出し逃げたのだが・・・ドアノブヘ伸ばした手のひらに舞い降りたレッドの鞭の痛さに身を丸めた・・・直ぐに鞭は自分を巻いた事を知った。

新たに巻き付いた鞭で引き寄せられる・・・驚いた拍子に転がると手首へ枷がされ、ブラックが掴む手は直ぐに伸ばされた。

次に連れて来られた人は、ぐったりしていたが檻の床へ寝かされた。

誰かは手足へ枷がはめられ・・・皆は驚きながらも、声もかかる・・・起きろと・・・逃げろと。

有無はない状態・・・それは身内という言葉で枷のロープは少しずつ引かれて行った・・・驚き呆然とする人へ足枷はつけられた事に驚いた。

口へ何かを入れられて、水まで飲まされる・・・同じボトルで水分補給と言われたようで苦笑いだった。

暴れ入り込んできた男女は、驚きながら抵抗した。
押さえ込まれた男もまた皆と同じように繋がれ両手は上がったままに飲まされた。

飲まされる事は嫌だと拒否するが、口へ詰め込んで飲み込ませてしまった。
入ってきた南川・・・完了という声に彼女達が笑み返す・・・紙袋は準備されると静かに出ていく南川に微笑んだ。

『じゃ遠慮なーく(笑)』
それは楽し気に鋏を持つレッド・・・普通と違う出来のモノに怯える人達だった。

繋がれ抵抗も出来ない・・・口は塞がれていたが完全でもなく、隙間から押し込まれ飲み物は飲むしか 苦しさから逃れる事は出来なかった。
連れられてくる人が増える・・・それは誰かと苦し気に眺める・・・早々に飲まされた薬で、それぞれに現れ始めてきた。

ようやく到着かと、縛られ目隠しをされていた男もまた枷をされ檻へ繋がれた・・・
グッと髪を掴んで仰向けにすると、頭を固定して その口へ流し込んだ・・・

『ちゃんと飲めよー(笑)』
咳き込めば押さえられ、口へ新たに流された飲み物・・・今度はゆっくりと飲める早さで流し込まれた。

『ちょっと待ってな(笑)』
猿轡で口は塞がれ張り付けられた姿に、口を結んで耐えていたようだった。

自分の服に鋏が入り込む・・・切られるのか、刺されるのか分からない恐怖に震える人達・・・

目の前の自分の従兄弟の体が見え始め、裸にするのだと怯えた。
露になってくると視線を外すしかない・・・

繋がれている自分達は、皆で輪になっていて全員を眺められる・・・身動きも出来ない・・・ロープで細かく固定していく姿を眺めるしかない。

自分かと震えは我慢する従姉妹・・・焦れったくて早くと催促するレッドに笑って楽しむブラックだった。

首もとが露になると首輪をされ両手は後ろへ固定し何処かへ繋がれた事を知った。

真ん中に鋏が入り駄目だと顔で防ごうとしたが、太めの首輪は天井にある金具に繋がるようで倒れずに全身が固定されたのだと思えた。

服を刻む音・・・少しずつ肌が出る感覚は真実なのだと震え始め・・・腕に入れば肩まであがり、腰から脇へ・・・それは足へと滑る鋏を感じ・・・それは見事に全裸になった。

恥ずかしくて真っ赤な顔になる・・・それは残る一人が少し残されていた。
溢れた涙は後悔しかない・・・誰かを犯す楽しみは、今度は自分が餌になっていたのだ・・・

自分は親に言われて知らない従姉妹を探した・・・学生の味と楽しくて探しまくった。
見つけ狙う瞬間は来なかった事も残念だった。

今は自分なのだと・・・少しずつ身へ浸り出した。
目の前の従兄弟も同じだった・・・男女構わずに自分の親のホテルへ騙し連れ込んでは味わうと遊んでいた。
その仕返しなのだと思え項垂れた・・・

垂らされるモノで何かを知った・・・それは目の前で事の始まりを見たからだ・・・
触れられていく・・・ソレが馴染むような触れに口を結んで目を閉じた・・・沸き起こる何か・・・自分も使った薬と分かる。

従兄弟のマサヤが苦笑いをした・・・その触れに耐えながら・・・指先を強めて逃がす素振りにレッドが笑う。

『ブラックー(笑)。ここ全身追加!マックス行こー!』
『(笑)了解!』
前に立ち、掌へ溢したモノは肩から伸ばしていく・・・その強弱に塞がれた口から微かに漏れ出した。

拘束された足は引かれ本当に何かに張り付けられている気がした。
焦らしながら触れ・・・身へつけていく・・・下がり始めた事で体が揺れると、ロープは絞まっていく・・・露な場所は姿を見せ昂りは身を温め始めた。

微かな振動・・・おもちゃは肩へ乗せられた・・・その音を聞きながら自分に近づく触れに耐えた。
ブラックを見返す・・・笑う目で気付かれた事を知ると唸りは塞き止められた。

『完全に塞いで!』
怒りを帯びたレッドの声に笑い声は微かに聞こえるブラックの声。

恐れる彼女達の存在・・・一人だけと聞いていたのにと後悔という念が始まった。

止められた場所を撫でるブラックを眺め、その手に宿る動きに朦朧となり始めた。
『前だけじゃない(笑)。気は飛ばすな・・・』
フフフと笑いながら呟くレッドは、玩具で遊び始めた。

フッと笑むブラックは隣へうつり、楽し気に塗りたくった。
肩から胸へ落とし、垂らして脇へ滑るように落とし・・・行き交う掌へ神経は向き始めた気がして口を強くむすんだ。

首筋から垂らされ・・・それを伸ばしたいのか背中で巡り出した手に震え弾ける・・・自分が好きな場所は何故知るのかと怖さが先に立つが、疼きは肌を目覚めさせたのか何かが自分の中で蠢きだした。

下へ行く手の強弱に肌のざわつきは、触られた場所から這い出した気がした。
吊るされたコード・・・それは何かを知るので焦りは隠せと思う間もなく、それは自分に運ばれてしまった。

『次ー(笑)』
『あー多すぎて遊ぶ時間なくなるぅ(笑)』
『始めとけば?』
『(笑)そっかぁ』
確かにと笑いなから呟くレッドは、始めた。



やっとの事で輪の完成に笑うブラックは端の椅子に座り眺めた。
『ブラーック(笑)。そいつは最初からマックスだから遠慮しないで、やっちゃってぇ』
『了解(笑)』
眺めたブラックが彼を見た・・・すでに効き始めていた息の荒さに笑む。

『なっ何を?飲んだやつにか?』
ブラックの目が笑う・・・猿轡は、いつの間にか外れかけていたのだが ブラックはソレに構わずに体を鉄柵へ固定し直して始めた。

ジェルを体へ這わせながら出していく・・・白い線だが色白な肌との色合いに可笑しくて笑いながら塗った。

それは全部へ・・・檻へ入り見える背側へも線を作るように出してつけていった。

目の前で・・・新しい使い捨てのゴム手袋をつけたブラックに驚いた・・・両手を見せてヒラヒラと見せた手は自分の首筋へ触れだした。

何度も行き来してはいるが、少しずつ下がり範囲は焦らされ移動しては戻りと遊ばれている事に気づいた。

流れる手に意識し始める自分に焦った・・・全部にザワつく・・・それでも自分を動かせず、感じ無意識に震える身さえ微かに動くだけだった。

背へ回られ肩から下がる・・・脇腹へ逃れホッとしても戻る手・・・下がりつつある場所は従兄弟の彼と同じなのかと苦笑いをした。

昂り朦朧としている彼・・・昂るだけの疼き・・・見れる事で余計な焦りは自分もかと項垂れた。
隙間へ伸ばしていた感触は、変に力は入り焦りは これみよがしに触れるブラックだった。

上下で始まる手・・・今更ながら自分の措かしたミスに気づいた。
既に遅い・・・これは自分が計画していた事だ・・・従姉妹と交替しただけで、なんら代わりなかった。

噂の腕を知る・・・それをして完全に落とし手放せと脅す計画・・・今まさに脅されて襲われている・・・浅ましい自分だったのだと苦笑いしかなかった。


ラブホ!bat・・マイHouse -13

2017-12-27 00:49:14 | <R>ラブホ!but・・・マイHouse
一定の時間になると、自動でカーテンは開く・・・柔らかな陽射しは静かに室内を明るくしていった。

布団が上がる事で、隣に居る事を知った。
苦笑いをしながらも、まだ眠い彼女は身を変えて微睡んだ。

動き出した人は静かにサラを包む・・・大きな体・・・気づく熱さに苦笑いしかなかった。
自分の体の前で交差した手は両端で自分を囲うような状態になった。

気にも止めないサラに可笑しくて、それでも笑みだけで観察をしていた。
『気になるから離れて(笑)』
『(笑)終わらずに寝たからだろ』
『シャワーしながらすませば良かったじゃん』
『サラの中でイキたかったんだ(笑)』
『(笑)・・・面倒だね・・・』

『だよな(笑)ストップかけられても止められなかった・・・』
『 ・・・ ・・・・ん?』
暫く考えていたが、彼の手を離して寝返りをして見つめた。
その意味を考える・・・自分で確かめる・・・

唸りは彼に起きた・・・自分へ運ばれた彼女の手に、余計に昂ったのだ。
『体が柔らかいと何かと便利だよな(笑)面白かった・・・』
『 ・・・』
まただと・・・何だと考えるサラだった。

口付けてくる彼・・・より深く絡めてくる・・・寝ている間に自分は出来たのかと、思い出せと考えた。
手の中で起こる・・・どんな状態かも知る・・・これが自分にかと気は遠くなりそうだった。

『お前で遊ぶ事はない(笑)』
その優しい響きに、思わず微笑んだサラだった・・・触れる唇の間に手を忍ばせて見返したサラ・・・
照れた笑みは少しずつ離れた。

『全部、本気だ・・・だから本気で考えろ・・・』
『 ・・・こんなよ? 子供なのよ?』
『俺には女に見えた(笑)それだけだ・・・』
『珍しいから』

『んー切っ掛けは何であれ、サラは女で・・・俺には抱きたい女なだけだ』
『十分に触りまくったと(笑)』
『(笑)それでも覚醒しないから、どれだけ俺は下手くそなんだとヘコんだぞ(笑)』

『そうそうイカない・・・先は分かるから』
『だろうな(笑)。それでも麻痺した状態で出来たしな』
『ん?爆睡しながらしたの?』
自分はと驚いた顔に笑う彼はキスをして見返した。

『俺は捕まるな(笑)』
『警察呼ぶ?』
『(笑)必要だったか?』
あーと呟きながら考えるサラに笑って見返すのだった。



『何で同じベッドで寝てるの?』
怒りを抑えたララの声に驚き、二人で見つめた。
『 ・・・許したの?』
それはサラを見つめ呟いていたが、分からないのだろう爆睡するサラを知るので今度は男を見返した。

『(笑)秘密にしとく』
『サラちゃん!爆睡出来た?』
『ん(笑)。背伸び出来たし・・・』
そうかと笑うララは、口を引いて笑むと彼を眺めて出ていった。

『あれは、してないと確信したからか?』
『ん(笑)してないし』
言い切ったサラを見つめ、笑むだけの彼は抱き込んで天井を眺めた。

『寝てて出来ないじゃん』
『(笑)寝てるから知らないだろ』
『ん?・・・したの?してないの?』
『ヘコむから口にするな(笑)。次は完全に落とすから待っとけ・・・』
言い切った彼の顔を眺めたサラだった。

出ようとして、やっと自分が何も着ていない事に気づく・・・
『えー・・・』
自分の体の有り様にガッカリしたサラの声が漏れた。

笑いながらガウンを渡す彼を眺めて苦笑いをした。
どこまで付けたとサラは布団を捲ろうとした彼がとめ・・・バスルームへ行けとベッドから押し出した。

眺めて見れば、サラはガウンの前を開けて眺めながら歩いていた姿に可笑しくて体を揺らして笑った。



部屋をノックした事で彼は静かに布団を引いて顔を枕へ隠すようにうつ伏せた。
ドアは開けられ誰かが入ってきた足音がしたからだ・・・

『サラさん?寝てます?』
知らない声に寝たふりを決め込む事にした彼・・・
『ん? あのー起きられて・・・』
足音を立て入ったが、ベッドの自分に気付いたのか息をのむ音に苦笑いをした。

『あーこっちも居たのか・・・シャワーかな・・・』
そう呟きながら通り過ぎる・・・
『全く・・・こっちはマトモだと思ったのに・・・連れ込んでたのか・・・』
小さな声に耳を傾ける・・・

『サラさん?』
『あれ?暫く来ないって聞いてるよ?』
『掃除(笑)気になって来たんですよ・・・臭い!染み込んで大変だし、業者を』
『それは今度にする。勝手したら怒られるから帰ったら?』

『そうですけど・・・ララさんの部屋は終ったので、ここを済ませて帰ろうかと・・・』
『いいや(笑)自分でする・・・』
『久しぶりに寝てましたからね(笑)。本当にいいんですか?』
『いいよ。ララちゃんの機嫌は?』
『リビング使ってますしね・・・』

『仕切りは?』
『だから声かけて寝室に行けたんですよ(笑)』
『へぇ、よく許したね』
『 ・・・慣れたんじゃ?』
『慣れるわけない(笑)。クビ決定かもよ?』
『 ・・・』

『(笑)ララちゃんに利用されない事を祈るね』
『とっ止めてくれませんか?』
『ルール破ったのに?』
服を着替え始めたサラへ背を向けて話す人を観察していた。
『キーは誰から?解除は誰が?』
『 ・・・』


『サラちゃーん!捕まえたよー(笑)あ・そ・ぼ!
あー(笑)ババが手招きしたんだ! オットさん呼んで楽しませてあげるねぇ』
そういうと、家政婦の髪を捕まえて部屋から出ていく慌ただしさに驚く彼だった。

『 ・・・』
その姿を眺めると、サラはクローゼットへ戻り着替えを始めた事に驚いた。
誰かと話す声に彼も耳を傾ける・・・電話だろう話し声は始まった。

『部屋の家政婦が来てね・・・』
『ん?許可してないぞ?キーは?』
『あーコピーしてたんじゃない?』
『認証は?』
『さぁ・・・ララちゃんが捕まえたらしいし服は黒で来たから向こうに繋ぐよ・・・』

『家政婦を?』
『それも(笑)。誰かを家に入れたみたいで、先に捕まえたみたい』
『誰だった?』
『見てない(笑)着替え中だし・・・
ん?走ってる?・・・・来るの?』

驚いて聞いたサラの声に反応したのは彼だった・・・それでも、いいかとベッドへ寝そべってしまった姿に気づくサラが肩を落とした。

『親族だったぞ・・・』
様子を耳にしながら、次の行動を考えるサラもいた。
『なら親に連絡しといて。でも家には入れないでね(笑)』
『調べが甘くてすまなかった』

『誰も思わないよ、家政婦のおばさんも抱き込むなんて(笑)。
殺さないように防ぐから、真ん中が分かったら連れてきて(笑)』
『直接部屋にか?』
『ん(笑)証拠残して、ばら蒔くって脅すよ。ついでに写真もねー』

『真ん中だけでいいか?』
『あー、関係者多数? もしかして全部?』
『 ・・・』
言葉に詰まった南川に苦笑いをして、ベッドに座り項垂れたように携帯を持つ手に力が入った。

『親まで敵に回ると思わなかった・・・』
『事実確認はする・・・』
『ん・・・』
『真ん中だけにしとけ』
『今はね・・・』
『サラ・・・』

『大丈夫(笑)。慣れてるよ・・・』
『ララがいた。ケイは家政婦・・・も?一緒に?』
驚いたままの南川の声は慌て、待てと電話を切ったのだった。
ストンと落ちた手・・・ガッカリ過ぎて力は抜けて行くようだった。

『身内の反乱?その見張りか?』
そうだと頷くサラを抱き締めてやった。
『ガジェット欲しさに権利書盗みに来たんでしょ・・・
家になんか置かないっての・・・』

『アホだな(笑)』
そうだと頷くサラの体を持ち上げて返し目の前に抱き込んで彼女を見つめた。
『これは子供にしてるの見た事あるよ?(笑)テレビだけど・・・』
彼の足を跨ぎ互いに向き合った状態だった。

『(笑)早く顔を見たくてだ!』
笑み返した彼に口を引いて見つめるサラ・・・顔に添う彼の指は頬を優しく撫でる・・・大丈夫という優しい笑みだと思え微笑んだ。
口付けた彼の優しい絡みに、笑み返したサラもいた。

『力は込めたから、ほどほどに相手をしてこい。
だけどな(笑)・・・ケイだけじゃなく、男は抱いてくんなよ・・・遊んでいいが、触られんな(笑)』
『(笑)触るのに?』

『に(笑)。誰かを特別に抱くな、それだけは約束だ(笑)』
いいなという笑みに、彼にキスをして笑むサラは行こうとしたが・・・離そうとしない彼に驚いて見返した。

『(笑)本当は嫌なんだぞ・・・』
『んー今度イカせてあげる(笑)』
『遊びじゃねーと言ったろ!』
『真剣に! 丁寧に(笑)
優しく?焦れったく?溺れまくる?』
『(笑)マジで襲うぞ!』

『前と同じ(笑)それで駄目?』
その意味に気づく・・・爆睡したサラの身を預けると言われた気がした。

『駄目だ(笑)』
『んー話は後ね(笑)』
グッと離したサラは、棚から箱を取り出して服へセットしていった。

張り付くような服・・・あちこちで纏められるように作られていた事を知った。
マスクを付けたサラはブラックへと変身した姿に苦笑いをしたが、目があって笑み返すとブラックは部屋から出て行ったのだった。



静かに入り込んだ気配に口を引いて待つ・・・
『南川か(笑)』
『失礼します(笑)ララから聞いたので・・・』
『親から離してやれ・・・』
『金を貰う以上・・・』

『先月分から返金してこい(笑)。それは俺が、これから出してやる』
いいかと笑う彼を眺めている南川に苦笑いをした。

『十代ですよ?』
『俺だって何度も考えて、確認して悩んだぞ?(笑)
ガキに落とされたのかとヘコんださ・・・それでも抱きたい自分に焦れったくて、もたなかった。
抱いて寝られる事が勝ってた(笑)サラには遊ばれてるようだがな・・・』

『貴方がですか?』
『なー(笑)腕ずくでもと思わない自分の忍耐は今も鍛えられてるぞ!』
フッと笑う南川に照れながら笑う人を見返した。

『無理強いはない(笑)。見張るララがいるしな・・・』
『辿り着けませんね(笑)。完全に爆睡したら何も手はないでしょう・・・

昔から本当に、それだけは変わりません(笑)サラを起こせたら逃げれる安堵感が欲しい日々です(笑)』

『確かにな(笑)サラは凄い』
『二階堂さん・・・(笑)学生という事は忘れずに頼みます』
言われて笑う彼は、頷くと眠りへ落ちていった事に笑み 南川は部屋を出て行ったのだった。