バイオガソリンってそうなんだ

2社がガソリン値上げ、7月前半に店頭価格140円超も(読売新聞) - goo ニュース
石油情報センターが同日発表した25日時点の全国のレギュラーガソリンの平均店頭価格は、1リットル=138・9円で、3週連続で同額だった。ただ、7月1日に石油元売り各社が卸価格を一斉に引き上げると、7月前半にも140円を超える可能性が高い。
とのことで, ここのところすっかり定着してしまったレギュラー130円台から, 7月はさらに値上がり必至. シーズンまでに値が落ち着くのを本気で祈ってます.

ところで…
シェル スターレックスカードフォースターを達成してレギュラー5円引き になってから我が家は基本シェルのセルフスタンドを利用しているんですが, この4月からそのスタンドのレギュラーガソリンが『バイオガソリン』になってます.
このバイオガソリンってのは植物由来の『バイオエタノール』をガソリンに混合した燃料で, その混合分大気中の CO2 増加を抑止でき(同じ量の CO2 がバイオエタノールの原料の植物が生長する際の光合成で吸収されるから)環境にやさしいという売り込みです.

もう2ヶ月つかってますが車の調子に変化は感じられません. で, これが普通のレギュラーガソリンより微妙に安いんですよ. 一番最近の給油ではスターレックスカードの値引きありで 126円/L でした.
環境に良くて値段も安いなら万々歳…でも, 今回のガソリン値上げのニュースから関連ニュースを見ていくと色々と知らなかった事実が…

バイオ燃料人気で、うどん値上げ!? “粉もの文化”直撃(産経新聞) - goo ニュース
「トウモロコシが高値で取引されるバイオエタノールに使われて飼料が不足し、補うため小麦の価格も上昇。穀物全体の相場が上がっている」
(中略)
温暖化防止のためのバイオ燃料が食を直撃する事態に、外食産業の担当者らからは「世界には飢えている人もいるのに」「食べ物は生きていく基本。それを燃料に回すのには疑問がある」と“恨み節”も聞かれる。

バイオ燃料:試験販売から2カ月 「救世主」ではなかった(msn 毎日)
エタノールの生産能力に最も余裕がある国はブラジル。10年の時点で600万キロリットル程度の輸出余力があると推計されるが、他の輸入国との引き合いや港湾、船舶などの輸送条件を考えると、日本の導入量はガソリン消費の3%にあたる約180万キロリットルが現実的と結論付けている。
(中略)
輸入に頼る場合、原料増産のため森林が伐採されたり、エタノールを輸送する際に船などから大量のCO2が放出されるため、温暖化防止効果を疑問視する識者もいる。
(中略)
現在、試験販売されているバイオガソリンは、レギュラーガソリンより1リットルあたり10円程度コストが高い。国と石油連盟が差額を補てんしてレギュラー並みに据え置いているが、納税者と消費者の負担で支えていることには変わりない。
なんと!!藁や生ごみから国産バイオエタノールが低コストで作れるようにならないと自家用車でスキーに行けなくなる時代が来てしまいそうです.

ちなみに shell では今, 私が申し込んだ時と同じ「初年度会費無料&1ヶ月間レギュラー5円引き」キャンペーンをやってます. 近所に安い shell のスタンドがある方は要チェックです → スターレックスカード
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