長期山行でデジカメについて学んだいくつかのこと

先月のエントリー『夏休みの準備』に書いたとおりちょっと長めに立山に入ってきました.

と言っても, 天候不順で予定の半分で山を降りて, 金沢観光に切り替えてしまったんですが…それでも山行用のデジカメに関していくつか感じたことがあるので, 自分用のメモもかねて書いておきます.

1. 最近のデジカメの省エネぶりは侮れない.
今回, 私は単三電池で使える古い DSC-SX550 を引っ張り出し, 妻は最近買った lumix FX30 を持っていきました. で, それぞれ同じように1日100ショット弱の撮影をしたところ, SX550は2日で電池が切れたんですが FX30 は3日バッテリーが持ちました. しかも SX550 には 2000mAh の単三 eneloop ×2本を使ったのに対して FX30 のバッテリー容量は 750mAh ですから消費電力の差は相当なものです.

2. それでも単三駆動は頼もしい
上記の通りバッテリー満充電で3日もつデジカメだと, 我が家の通常のテント山行なら予備バッテリーすら必要ないくらいですが, 週末~週末とつないだ9日フルに山に入るケースを考えると, 予備を含めて3個のバッテリーを満充電で用意してギリギリ.
なまじバッテリーがもつだけに専用バッテリーを余分に用意するのも無駄な気がします. その点, 単三型の eneloop なら他の機器に使いまわせるので余分に用意するのも気が楽だし, いざとなったら山小屋や海外旅行中でも入手できるのは心強いです.

3. 風景と撮るのに広角はイイ!
今回の2機種の画を比較して一番感じたのがこれです.
まず SX550(クリックすると拡大します)


同じ場所から lumix FX30 で 28mm相当のワイドモードで撮ると(クリックして表示される画像はオリジナルの縦横1/3に圧縮してあります)


色や画づくりに関する好みはおいておいて, 風景の広がりの差は一目瞭然.
山行デジカメは広い風景の撮影が重要なので, 次に買うデジカメは広角必須になりました.

4. 起動速度と取り出しやすさも重要
山を歩きながら, 気になった花や風景を気軽に写すにはサッと取り出せて, パッと写せないといけません. SX550は爆速デジカメと呼ばれていただけあって, 「パッと写せる」という点はすばらしいんですが, いかんせん今となっては大きすぎて取り出しやすい場所にぶら下げておくのがちょっと邪魔でした.
最近のコンパクトデジカメの大きさで SX550 並みに起動が早いモデルが理想です.

5. できれば防水が安心
今回も雨の中で写真を撮ったし, 普通のデジカメでもちょっとした雨の中の撮影で簡単に故障したりはしないんでしょうが, 防水デジカメは台風の中での撮影でも安心感があって良かったです.(実は防水デジカメどこかに落としてなくしてしまったんです…)

さて, 1~5 を全て満たすデジカメはあるんでしょうか?(防水はあきらめてもいいんですけどね)

追記.
買いました→『新しく古いデジカメを買いました』
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