スキーの手入れ

コブや新雪を主体に滑る人 には, ワックスやエッヂの手入れを気にしない人が多いですね.

あと, レールやボックスで遊ぶ人
ムシロやすりでエッヂ落としてるし…

私も フリースタイルスキー の時はあんまり板の手入れに
気を使わない方だったんだけど, ポールをくぐるようになって
ずいぶんメンテナンスするようになりました.
#とか言うと, 本気の人に怒られそうなレベルだけど(^^;

まず, シーズン前の チューンアップV-thermo かけます.
これだけでかなり「滑る滑走面」が手に入ります.

で, 普段のワックスはこの↓

折りたたみ式の台でチャチャっとホットワックス
これはなれると大して時間も手間もかかりません. 雑誌をガムテープで30cmくらいの厚さにまとめたブロックを2つ用意して, 板の前後をそのブロックにのせて床の上でワックスがけするなんて技もあるようですが, ある程度頻繁にワクシングするなら, 雑誌のブロックを使うにしてもダイニングテーブルを使う等, 腰痛防止のためにも, 作業効率のためにも, 腰くらいの高さで作業する方法を検討するのがよいと思います. 

ちゃんとした作業台をつかえば, アイロンを使ってワックスを塗るのは本当に簡単です. むしろ,スキー場で朝, ワックス剥ぐ方が面倒なくらいです.

なので, ワクシングペーパーを使って極力薄くかけます
まずは板の全長に渡って, アイロン(ホルメンコール【HYPER WAXER】)で固形ワックスを溶かしてポタポタと垂らしていきます. この時垂らす量が多すぎるとワクシングペーパーで余分なワックスを吸いきれないので, 少なめに垂らします. この垂らす量は何回かワックスをかければすぐ覚えられますが, 慣れない内は多すぎたり少なすぎたりするかもしれません. ワックスが少なすぎると滑走面を溶かしてしまいそうな気がして不安な方は, 固形ワックスを板にゴリゴリと薄く生塗りして, そこにワックスをかけるといいでしょう.

次に垂らした(または生塗りした)ワックスをアイロンで溶かし広げていきます. アイロンの温度は 120℃. ワックスから煙が上がるようだと温度高すぎです. アイロンを一箇所で止めずにスムーズに動かしながらソール全面にワックスを行き渡らせます.

最後にワクシングペーパーの出番.「ワクシングペーパー」とか言って, 実は
パルプ100%のキッチンペーパー だったりするわけですが…
アイロンと板の間に挟んで板の全長に渡って動かし, 余分なワックスと浮いてきた汚れを吸い取らせます. これでワクシングはオシマイ. あとは滑る前にスクレーパーでワックスを剥ぐだけ. (ちょっと真剣に滑らせたいときはスクレーピングのあとにブラシもかけますが)

そして, エッヂ. スノーセメントや軟い雪を剥いだ
ポールバーンを1日滑ると, なまってしまうんで
タッチアップは欠かせません.
先シーズンから SK-PRO っていう
ダイヤモンドファイルを使ってます.
ちゃんとしたバイスとファイルを使える環境が無い人にはお薦め. → SK-PRO
でも, 値段高杉

関連URL
『ワクシングに防護マスク』

楽天市場最安値検索→ホルメンコール テーブル

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コメント
 
 
 
ほーほー (柿渋)
2004-06-17 00:49:25
ポールやったりタイムが大事なスキーヤーは ワックスも重要ですねえ おっしゃるとおりコブでピョンピョン跳ねたいスキーヤーは 大体なメンテナンスです。すません。



エッジのチューンナップももうちょっとうまくやれば上手にターンできるかもと思いますがそうするとこけた時に言い訳がなくなるので やっぱり大体なメンテナンスでっす、僕。
 
 
 
手入れは重要 (鹿行もぐら)
2004-06-17 07:08:00
分かっているが、シーズン中は最低限の手入れです。

自分はレーサーでないので、(車も)チューンUPは最低限で済ませています。

ただし、シーズン終了時はプロショップでフルチューン出します。(毎年恒例)
 
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