別府温泉
源泉数、湧出量ともに日本一を誇る温泉郷。「別府八湯」と呼ばれる温泉が市内に点在し、それぞれに泉質が異なります。
別府温泉は、8世紀初頭に編まれた「伊予国風土記」のなかではじめて登場します。鎌倉時代には療養所が作られた記録が、江戸時代には温泉場のにぎわいの記述があります。明治時代になり、掘削技術が進み、別府温泉は一気に発展。さらに戦後の経済復興に伴って、温泉開発の勢いが増し、現在のような一大温泉地になりました。
別府市は鶴見岳と伽藍岳の2つの火山の麓に立地し、多数の温泉がいたるところに湧き出ており、街の随所から湯けむりが立ちのぼっています。市内には、「別府」、「鉄輪」、「観海寺」、「明礬」、「亀川」、「柴石」、「堀田」、「浜脇」の8カ所の温泉地「別府八湯」があり、エリアごとに泉質や景観などが異なります。
別府温泉の泉質・効能
源泉数日本一の別府温泉郷では、各温泉によって単純温泉、塩化物泉をはじめとして泉質はさまざま。効能もまた多様で、神経痛、筋肉痛、関節痛、リウマチ、腰痛、外傷、ストレス解消、病後の回復など。古くから湯治場として人気だったこともうなずけます。
別府温泉へのアクセス
〒874-0000大分県別府市
電車 大分空港からバスで約45分、JR別府駅下車
自動車 別府ICから車で約20分
～ おすすめの温泉旅館 ～
悠彩の宿 望海
大分のブランド食材と絶品料理を堪能できる別府の湯宿
JR別府駅から徒歩圏内、自家源泉を持つ別府温泉「悠彩の宿 望海」。
JR別府駅から徒歩圏内、自家源泉を持つ別府温泉「悠彩の宿 望海」。
「関あじ」「関さば」をはじめとする別府湾の新鮮な魚介や、地元のブランド和牛「おおいた和牛」など、大分県内や九州の選りすぐりの旬食材を贅沢に使った料理が評判。
全8タイプの客室のうち、洋室以外は部屋食に対応しているのも嬉しい。周囲を気にすることなく、大切な人とゆったり食事を愉しめる。
“美人湯”と呼ばれるほどの泉質の良さが評判の天然温泉に憩い、絶品料理に舌鼓を打ち、日頃の疲れを癒やしたい。
大分県別府市北浜3丁目8-7
電車：JR日豊本線 別府駅から徒歩約15分
車 ：大分自動車道 別府ICから約15分
TEL 0977-22-1241
公式HP https://www.bokai.jp/
チェックイン15:00 チェックアウト10:00
お風呂情報 ナトリウム-炭酸水素塩、塩化物泉
～ おすすめのグルメ・観光スポット ～
大分名物「とり天」や「だんご汁」のほか、別府名物として、あっさり系のスープに太めの麺が特長的な「別府冷麺」や温泉蒸気を使って蒸した「地獄蒸し料理」など、ご当地グルメが盛りだくさん。「地獄蒸しプリン」は、別府を代表するスイーツになっています。
温泉の多いこの地が生んだ、さまざまな奇観をめぐる「地獄めぐり」は別府を代表する観光スポット。「別府海浜砂湯」では、温泉で温められた砂に埋まるタイプの温泉体験ができます。水族館「うみたまご」や「別府ラクテンチ」「城島高原パーク」などの遊園地もあります。
国指定名勝 海地獄 クニシテイメイショウ ウミジゴク
別府観光「地獄めぐり」最大の地獄を体感
噴気（蒸気・ガス）や熱湯、熱泥が吹き出す自然湧出の源泉を周遊する「地獄めぐり」。
そのなかで1,300年前の鶴見岳の爆発によって誕生し、湯の色が海の色に見えることから「海地獄」と名付けられたコバルトブルーの池は、神秘的だが実は摂氏98度もある熱湯地獄。雄大な別府の景観に映える迫力満点の噴気が訪れた観光客を楽しませてくれる。
「地獄めぐり」を代表する最も敷地の広い遊覧施設で、日本一の大鬼蓮（おおおにばす）や源泉かけ流しの足湯、温泉たまごや地獄蒸し焼きプリンなど、別府ならではの恵みも満喫できる。
大分県別府市大字鉄輪559-1
［車］大分自動車道別府ICより約5分
［電車］JR日豊本線別府駅よりバスで約20分・JR日豊本線亀川駅よりタクシーで約10分
［高速バス］鉄輪口停留所下車、徒歩すぐ
公式HP http://www.umijigoku.co.jp/
TEL 0977-66-0121
営業時間 8:00～17:00 無休
料金
［個人］大人400円、高校生300円、中学生250円、小学生200円
［団体30人以上］大人300円、高校生200円、中学生180円、小学生160円 ［身体障害者］大人200円、高校生150円、中学生130円、小学生100円
※ページ内の金額は、税込表示。
駐車場 220台
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