一級建築士の石川一登と校正者の妻・貴代美は、高校生の息子・規士や中学生の娘・雅とともに、スタイリッシュな高級邸宅で平和に暮らしていた。規士は怪我でサッカー部を辞めて以来、遊び仲間が増え無断外泊することが多くなっていた。ある日、規士が家を出たきり帰ってこなくなり、連絡すら途絶えてしまう。やがて、規士の同級生が殺害されたニュースが流れる。
もうすぐ、堤真一、石田ゆり子、清原果耶などの出演で映画が公開されるということで、原作読みました。原作は「検察側の罪人」などの雫井脩介です。
我が子が犯人なのか、被害者なのか・・・親の立場ででも夫婦によって全く違います。
夫は被害者であっても犯人でなければいい、妻は犯人であっても被害者でなければいい・・・それぞれの気持は良くわかります。究極の選択です。
結末を書くのは控えますが、いずれにせよ「胸くそ」の悪くなるお話です。
このような少年による犯罪事件はいろいろありますが、わたしはこの事件を思い出しました。
この小説とは全く関係ない話ですが
竹内結子の訃報には本当に驚かされました。
生後9ヶ月のわが子を残してまでも彼女がそれを選んだ理由は私にはもちろんわかりませんが、とてもとても残念です。
原作、少々長かったですね(笑)
「検察側の罪人」のときも感じましたが、この作家さんは細かい描写が好きみたいです(笑)
映画も見られたんですね。
つらい話でしたね。
望みのない望みは悲しすぎて
やりきれないです。