諭吉 特殊ノート

空間認識☆時系列情報処理☆色彩感覚☆相対音感☆行動心理☆共感覚

多角的に事象を紐とく

保存をするということ (世田谷一家殺害事件)

2023-02-16 02:09:00 | 記事


先にどんな事件だったのか詳しく知りたいという方はこちら


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実際の現場や屋内の様子が公開がされていたので

紹介したいと思いますが少し前置きをさせてください


今までどうにか体感するよう書いてきましたが

ほんとのところ全然わからないのです


とても良く造られた模型や等身大の造形も拝見し

それらは本当に良くできてるなぁと感心もしました


ただ現場から外がどう視えてるかとか

実際の広さはどのくらいかとかわからないことがたくさんあります


部屋から窓越しの街灯の明るさや

フェンスの向こうの木々の距離感も

下を見下ろしたら足はすくむかな?とか

目を凝らして視える範囲も

わからないことがたくさんあったりします


逆にこの事件に関してほとんど触れられてない空間がいくつかあるのは

もしかしたら捜査上の重要なところかもわからないしと…


それでしばらくこのブログを閉じていたし

もしかしたらまた閉じるかもしれません


質感が身体に伝わるには五感から二重三重の感覚に覚えることで初めて気がつけるのかなと思います


TVで聴いた海の音から夜の波の音は静かだと

例えばそう思ってたら実際は都会の喧騒より遥かに大きい音だったりします


現場の空気を伝える人がいなきゃ気がつこうともしなかったとも思いました


反応も受け止め方もきっと人それぞれ


他人事のようで申し訳なく

今も色々と自信がないです



物語を聴くようにでいいのかそれもわかりませんが生活の柄をどこかに保存しておきたいと思います


以下

実際の現場の取材達のリンクです


https://www.asahi.com/sp/articles/ASN1L5D87N1LUTIL00G.html


https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54573810Y0A110C2CR8000/


https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/gennba-koukai



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極秘扱いのDNA鑑定 (世田谷一家殺害事件)

2023-02-15 16:10:00 | 記事

先にどんな事件だったのか詳しく知りたいという方は
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以下2018の記事にハーフかクォーターの可能性について言及されています

世田谷一家殺人 警視庁が公表しない真犯人の正体 宮澤さん母「生きているうちに真相を…」【平成事件史】


  
リンクより引用

 <母系のミトコンドリアは、「アンダーソンH15型(イタリア、クロアチアなど地中海側の地域を示す)」、父系の染色体は韓国、台湾、中国、日本人を含むアジア民族に多くみられる「O3e*(オースリーイースター)」と判明。つまり、犯人は欧州人とアジア人のハーフ(混血)か、クオーターである可能性が高い>


以下考察

当ブログで三浦海岸の砂について考察もありますがこの砂の成分は記事にあるように米国の砂の地も候補にありスケーターの集うイベントが行われる共通点があります

これほど大胆に多くの痕跡を残せたことを思えば海外逃亡できる環境にいたことが真っ先に想定され

犯行日の時点で既に引っ越し予定や帰国予定など数日後に海外逃亡できる状況にあればこそ

どれほど個人を特定できる痕跡を残したとしても名前や所在地などから直接身柄を追える要素に繋がらなければ逃げ切れると確信していたように思えます

『確実に誰とも会わずに現場から立ち去る』

これを何より優先していたと思しき行動心理が様々な場面で読み取れて人通りのなくなる時間まで粘り強く待ち続けていたかのようです

玄関の鍵もかけていて突然の訪問があった場合でも風呂場の窓から飛び降りればいつでも逃げられる状況を保っていたとすると

風呂場にいた時間が妙に長く感じられることも違和感がなくなります

それ以外の行動は犯行日以前の要素に繋がる証拠を消すよう過ごしていたと考えられ

仮に玄関から客人として入ったならそれを目撃されてる可能性を考慮すると

劇団四季の予約を取ろうとしたのも犯行時間をずらすアリバイ工作と考えると辻褄が合います

他のページの考察でも一貫した言及をしてますが

この事件の犯人像は海外に移住が決まっていたハーフやクォーターの20歳前後のソロスケーターで

犯行数日前にマナー違反などから宮沢さんとトラブルを起こし愛用していたデッキを撤去されたことに怨恨を持ち

話し合いをするために玄関から客人として入りそのまま犯行に及んだのではないかと想定できます


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パソコンと暗証番号 洗濯物と大切な誰か (世田谷一家殺害事件)

2023-02-15 11:29:34 | 記事

先にどんな事件だったのか詳しく知りたいという方は
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・2階の居間では、ソファにカード類(キャッシュカードなど)、その近辺には手帳や銀行の預金通帳、運転免許証など生年月日の分かる書類などが仕分けされていた


・パソコンの接続先は被害者の会社のサイトから、大学の研究室のサイトや科学技術庁のサイトなど専門色の強いサイトまで含まれていた。また、犯人は劇団四季(被害者があらかじめインターネットブラウザの"お気に入り"に登録していた)の舞台チケットを予約しようとして失敗した可能性がある。一度目の接続(午前1時18分頃からパソコンを5分18秒起動)
wikipediaより抜粋


上記の二つの行動は繋がっていたのでは
という意見や考察が多く見受けられます

たしかに銀行の暗証番号を知りたくてそれを確かめるためにチケットを予約しようとしたとも考えられるし

重要なデータを抜き出すためにパスワードが知りたかったともとれる行動です

しかしここに疑問が浮かびます

そういった重要度の高そうな目的のわりには閲覧した時間が短く
そこに執着している印象があまり感じられないのです


そこで今回は今までの犯人の行動をもとになぜ劇団四季のチケットを予約しようとしたのか

その理由を考察してみたいと思います



以下本文



暗証番号とパソコン


今まで当ブログで考察してきたことのほとんどが宮沢家と犯人を繋げる要素を隠そうとしてるという結論でした

これは言いかえるなら犯人は犯行前の人物と殺害をした人物
が別人だと思われたいということになります



事件以前に車庫で蛍光染料の確認をしたこと
事件直前にみきおさんと揉めていたこと
玄関から客として入ったことなど

これらは犯人にとって
「絶対誰にも目撃されていないぞ」
とは確信が持てない出来事に感じます

「いやいや玄関から客として入る時はすでに犯行する気で来てるでしょ
それなら警戒して目撃されないようにしてたんじゃないの?」

そう思う人もいるかも知れません

しかし挙動不審となる行動は逆に目をひいてしまうこともあり
公園に人がいたことを知りながらも
臆せずに宮沢家を訪れる必要があったとも考えられます
(もしくは人がいなくなるタイミングがあまりなく約束の時間をすぎていて仕方なかったかもしれません)

少なくとも犯人は犯行前の人物と殺害の犯人とが同一人物(自分)だと知られたくないことはたしかでしょう


さて前置きが長くなりましたが
今回の疑問はそれらをふまえて考察すると
今までと同じことが言えるのではないかということなのです


もし仮に劇団四季のチケットの予約が成功したとします

そうすると
「死亡推定時刻が見直され
暗証番号が必要な個人的趣味の予約をしてたのだから
この時はまだみきおさんが生きていてお客さんが来ていたとしても
既に帰った後だろう」

「そのあとに風呂場の窓から侵入した強盗に襲われたのではないかと考えられる」

そんな感じに推測してしまいそうです

つまり犯人は銀行の暗証番号が知りたかったというわけではなく

犯行時刻をずらす偽装工作のため
パソコンのパスワードを解読しようとした

のではないかということです

少し短いですが
以上です…



と言いたいところですが

筆者がずっと伝えたかったことを一つ




洗濯物と大切な誰か


今まで考察してきたことを見直すときいつも思うんです

ふれることのない洗濯物のことと少し繋がるのですが

犯人がここまで頑なに別人と思わせたいのには
捕まりたくないだけではない理由が
他にあるのではないかということ


ここからは妄想です

でもたぶんあってると思います

それは

犯人にも悲しませたくない家族や恋人がいて
他人には捕まらない自信はあるのだけど
祖師谷公園にスケボーしに行ってることを知られているから

その家族や恋人に気付かれてしまう
のが何より怖かった

そしてほんとうは誰より気付いてもらいたかった
そして誰より悲しませたかった

ということなのではないでしょうか




以上です



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