霊気が

2011-09-16 23:21:15 | 日記


藤原京に行ってきた
草むらに立つ朱の柱、現代アートのようにも見える。遠くは雲と山並みがとけあっている。手前のこんもりした森は天の香具山 雲と山並みの境を越えると吉野にいたる

奈良時代それ以前から吉野は聖地 香具山も畝傍山や耳成山と違い「天の」とつくので格別の聖地 それらが大極殿跡と一直線に並んでいる

近くで老人たちがゲートボールをしていた 神聖なパワースポットには似つかわしくないと思った 草むらに寝転び地面にすえた磐笛を吹いた

1300年前の神霊と見えた 持統天皇の霊気が降り注いできた
朱のメモリーの柱と山を覗きながら磐笛をふき続けると現代の古代人の騒ぎは消えた

 小さなレコンキスタ(聖地奪還)と思った