最終日。
鳥羽からバスで約40分。。。
暖かい車内でゆらゆらゆられ~
とってものどかな相差(おおさつ)へ。
※バスを利用する場合は、頻繁にバスは出ていないため、
しっかり帰りのバスの時刻を確認すべし!
なぜ、相差へ来たかというと、神明神社を参拝するため!
神明神社は元々、地元の海女さんが豊漁と安全を祈願してきた神社です。
祭神は鳥羽の三女神の一神・玉依姫命で、石神さんの名で親しまれています。
そんな、石神さんは‘女性の願いをひとつ叶えてくれる’と評判!
多くの女性アスリートや芸能人が訪れています。
格子状の模様と星印は「ドウマン・セイマン」。
海女さんが磯着にしるす魔除けのおまじない。
さあ、いよいよです。
願い事をひとつだけ書いて、奉納します。
願いを叶えておくれ・・・。
この日も神明神社には女性たちの長い列が出来ていました。
聞くところによると、これほど注目されるようになったのは、ここ最近のことだそう。
近年のパワー・スポットブームやメディアによるものでしょう。
「願いを叶えてほしい」と切に想う女性たちの目は真剣そのもの。
私もひとつお願いしました。
石神さんお守り。
麻の生地を伊勢志摩の土で染めた色褪せにくい土染めの布に、
貝紫色で文字書きしたデザイン。
海女さんは守護のまじない『ドウマン・セイマン』をイボニシ貝から取れる分泌液、
帝王紫ともいわれる貝紫で磯着に描きます。
海女さんの貝を採る素潜りは常に危険を伴う命がけの作業だからです。
口紐は乗務名組み紐を、あなたの願いが叶いますように『叶い結び』にて
固く結ばれています。
毎年5月7日には『石神さん春まつり』があるようです。
ぜひ、行ってみては。