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日本、政府が災いだ~次世代の日本人を歴史の文盲、国際的のけ者にするつもりなのか[04/08]

2011-04-09 01:15:01 | 韓国のニュース記事
人に迷惑をかけるな。日本人が学校と家庭で集中的に受ける教育だ。日本東北地方の海岸地域の
住民は地震・津波で家族を失っても、他人に、特により大きな不幸にあった人に迷惑をかけないよう
涙をこらえ、断腸の悲しみを黙々と静めた。日本人の忍耐と自制と市民精神に世界が驚嘆した。

ところが日本政府はなぜこのありさまか。東京電力が放射能汚染水を海に放出することを容認し、独
島(ドクト、日本名・竹島)が日本の領土だと記述した歴史教科書の出版を主導することで、隣国の韓
国に深刻な迷惑をかけている。東京電力は高濃度放射能汚染水を原子炉内に保管する空間を確
保するために、低濃度放射能汚染水を海に流した。しかし日本政府はいつかは海洋汚染の被害を
受けることになる周辺国にこうした事実を事前に通報しなかった。

海洋汚染を心配して放射能汚染水放出に関する詳細情報を要求する周辺国に対し、日本政府は
厚かましくも「濃度が低いので人体に被害はない」「原子力廃棄物の海投機に関する国際法に違反
しない」などと空しい弁解を並べた。該当地域の漁民もこうした言葉を信じず、汚染水放出を即時中
断するよう求めた。放射能の脅威は、常に最悪のケースに対応しなければならないことは日本人が
最もよく知っている常識だ。にもかかわらず日本は事前に一言の説明もなく1万トン以上の‘死の水’
を海に放出した。それが、より大きな災難を防ぐために避けられない措置だったのなら、それを説明
して周辺国の理解を得なければならなかった。

放射能汚染水の放出が韓国人の肉体的な健康を脅かすものなら、独島問題に関する日本政府の
言行は韓国人の心に鋭い刃を向けるものだ。過去にも日本中学校の歴史・社会科教科書は独島を
日本の領土と記述したが、今回は過去のどの教科書よりも具体的かつ直接的に明記している。歴史
教科書は「韓国が独島を不法占拠している」「安重根(アン・ジュングン)義士が伊藤博文を暗殺した
ため日本が朝鮮を併合した」という勝手な解釈で歴史をねつ造している。日本政府は次世代の日本
人を歴史の文盲、国際的のけ者にするつもりなのか。

伊藤博文の玄孫である松本剛明外相は参院で、「韓国が不法占拠している独島が他国のミサイル
攻撃を受ければどう対応するのか」という質疑に対し、「竹島は私たち固有の領土であるため、私た
ち領土が攻撃されたものと見なして対応する」と答えた。竹島とは独島のことだ。韓日強制併合の元
凶であり初代朝鮮統監だった伊藤の子孫として遜色ない特級妄言だ。松本外相は南山(ナムサン)
に安重根義士の銅像が建てられたことに是非を論じた人だ。日本外相の‘国際感覚のなさ’は、コー
ランを燃やしてアフガニスタンに反米暴動を触発させた米国人牧師の水準だ。

菅直人民主党政権は地震・津波と福島原発爆発という未曽有の災難の前で慌てて事故を膨らませ
たという批判を受けている。日本政府は原発事故の初期、米国とフランスの支援を拒否し、事態収拾
の機会を逃した。日本政府のこうした無責任な態度は「福島原子炉に外国に知られては困る秘密が
隠れているのではないか」という疑惑を呼んだ。

日本政府は原発被害地域の住民をどの距離まで避難させるのか、農畜産物の放射能被害はどの程
度か、どの農産物を生産または出荷禁止させるのかなど、住民の死活がかかる情報を適時に提供し
なかった。

日本人も日本政府の発表に不信感を抱いている。災難の前で冷静な日本人に驚嘆した世界は、経
済大国の指導者のみずぼらしい危機管理能力にまた驚いている。地震・津波復旧と原発事態の収
拾に投じる時間と力も足りない時に、隣国を相手に歴史歪曲だけでなく領土権まで主張する日本政
府の無神経が恐ろしい。これはグローバル時代の先進国政府の姿ではない。日本政府が災いだ。

文部科学省は新しい歴史教科書で、外相は独島妄言で、韓国で熱くなった韓日友好ムードに冷や
水を浴びせた。韓国では冷静に対応しようという言葉が出ている。冷静とは何か明確でないままこう
話している。私たちが進むべき道ははっきりしている。逆境の中の日本住民に対する声援に拍車を
加えながら、独島実効支配を着実に進行することだ。妄動と妄言には反応する価値もない。

ソース:中央日報<【コラム】日本、政府が災いだ(1)(2)>
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=138975&servcode=100§code=120
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=138976&servcode=100


【世説】日本は永遠の小国になろうとするのか

2011-04-09 00:17:38 | 韓国のニュース記事

日本は中世以前まで生活の技術も粗末で、地方政府に対する統制もまともにされない国だったで。朝鮮時代にわれわれが
日本を倭と呼んで見下した理由は、朱子学を中心に高度な精神文化を成し遂げたわれわれの立場からは正しい衣服さえ着て
おらず、ふんどしひとつで略奪を日常的に行う対馬の海賊がそのまま日本のイメージだったためだった。

しかし近代に入ると状況が変わった。海上輸送が発達し、欧州の文物がインド洋と太平洋を越え直接日本に流入し、新文物に
渇望した日本は欧州の武器と制度を受け入れ急成長した。それまで文化は大陸から半島を経てわれわれが日本に伝授する立場
だったが、逆に海を通って新しい文物が流入するとは想像できなかったため、これらの変化を眺める衝撃は大きかった。

現代になり日本は新しいインテリに華麗に変貌した。アジアで無視されていたのをひっくり返そうとするような彼らの成長は
まぶしかった。しかし精神的基盤もなく刀と金を握ったインテリの力は言葉どおり災難だった。「大東亜戦争」という美名の
下で行われた惨憺たる戦争はアジアの多くの人々にぬぐうことのできない痛みを抱かせた。精神文化が土台となっていない物質
文明がどれだけ危険なことかをよく示している惨劇だった。

この結果に対して日本だけを恨むものではない。われわれは過去の一時期、遠慮なく日本を無視し蔑視した。その結果長い間の
劣等感が醸し出した日本の大国指向的帝国主義はわれわれにブーメランとなって返ってきたのだ。だが、今回の東日本大震災に
続くわれわれの態度は、長時間積み重ねられたわれわれの精神文化が光を放つ契機となった。隣国に広がった惨憺とした現実に
旧怨を越えてわれわれが見せた患難相恤の精神は自分たちが見ても満足だった。

しかしわれわれの心とは別に日本の態度は相変らず残念なものだ。代表的なものが領土問題だ。心が痛くて凄然とするほどだ。
この数世紀の間、東洋の精神文化に対する疎外が彼らにこんなにまで作用しているのかと思う。独島(トクト、日本名・竹島)が
いくらほしくても、隣人の心を得ることほどの価値があるとは考えられない。「領土を得るのはその土地分だけの利益だが、
隣人の心を得るのは無尽蔵な時間の利益」という点を忠告したい。


中央日報/中央日報日本語版: 2011.04.08 11:42:50
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=138959&servcode=100§code=120