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54歳 主婦。いつまでも"若くいたい"美魔女を目指し奮闘中!

11人もいる!最終回

2011年12月17日 | TV・ドラマ

自己満足度 5点満点で5点!

脚本 宮藤官九郎


やっぱりウチは貧乏じゃなかったんだ。

宮藤官九郎作品でコレは『舞妓haaaan!!』に次ぐ秀作だったよ!
深夜枠なのに平均視聴率が8,8%も取っていてコレはもったいないと思った。

登場人物がすべて型破りで、意表を突くセリフが秀逸。

それでいて、きちんと家族の絆に光を当てていて温かみのある仕上がりにもなっていて感動した。

最終回のラストで毎回出てきた格言をまとめて一つの曲にした「家族なんです」は、ほのぼのしていて素晴らしかった!
しかも、この曲を歌いながら「真田合唱団」として被災地などを訪問するという閉め方も実に良かった。

不幸にも、最終話で真田家の家が火災により焼失ということになったのだけれど、そういう逆境をも生きるバネにできるというこの家族が持つバイタリティは、閉塞感漂う今の世の中においてとても勇気づけられる。

また、ストーリーもさることながら、このキャストがそれぞれがハマっていて最高だった!

まずは一家の大黒柱でありながら頼りなく甲斐性がないというダメ親父を演じた田辺誠一ですが、これまであまり好きではなかった俳優さんでしたが、この役をあまりにも自然に演じていてすっかり好きになりました。

そんなダメな父親の代わりに必死で働き一家を支えているという長男・一男を演じたのは神木隆之介。
これまで、まだまだ子役の域を出ない演技だと思っていましたが、子どもができてしまうというこの役で俳優として彼は一回り大きく大人の演技ができるようになったような気がします。

後妻として8人の子供を育てながら、料理も上手いという良いお母さん役が意外とハマっていたオアシスの光浦靖子も、これまた良かったのです。

叔父役の星野源は以前から好きな俳優でした。
特に彼の歌声が好きだったので、格言をメロディーに乗せて毎回歌ってくれるのが楽しみでした。

今や芦田愛菜ちゃんにお株を取られた感はあるものの、さすがにこの子も巧いと思わせてくれたのが、最後までメグミのおっぱいを触ることにこだわっていた末っ子・才悟を演じた加藤清史郎くんだった。

コメディタッチの役も悪くなかった広末涼子。
幽霊役なので、『ステキな金縛り』同様に見える人が限られていたことがこのドラマでは一つの見どころだった。

一男の担任役だった小松和重がツボ!

でもねぇ、ダイナミックパパの皆川猿時とその嫁役のたんぽぽ川村とのキスシーンだけが妙に生生しくてキモかったわ。

ぜひ、続編を切望します!!

 


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