未来の新野菜として、数年前からスーパーにもお目見えしたアイスプラント
(葉や茎の表面に塩分を隔離する為の透明な水泡があり、霜が降りた様に見える事からこの名前がついた)
原産国
ハマミズナ科の塩性植物で、原産国は南アフリカです。
アイスプラントを詳しく調べていくと、おもしろい資料に辿りつきました。
『土壌の塩分を吸い取る能力があるため、佐賀大学農学部が有明海沿岸の塩害対策に役立てようと植えて研究していた。どんな環境でも生育出来て、生食すると塩味がするという事からユニークな新野菜として売り出されるようになった』
栄養、機能
カリウムやマグネシウム、レチノールなどの土壌から吸収したミネラル分を豊富に含む。
また、疲労回復に効果的なリンゴ酸、クエン酸、中性脂肪の増加を防ぐ、血糖値を下げる等
「メタボ対策野菜」としても脚光を浴びてきました。
食
味はほのかな塩味だけで、葉の味は全くしません。
シャキッとした食感に表面を覆うキラキラ塩の結晶がプチッとする感覚です
生でサラダはもちろんのこと、ベーコンと炒めたり山かけにしたりスープに入れたり・・・。
特別に美味しいというものではありませんが、塩味のする生野菜ですから、好奇心で食するのもいいかもしれませんね。(11月~6月まで)
スーパーにもよりますが、1パック200円~300円くらいでしょうか?
実はこのアイスプラント
実に沢山の呼び名が存在しているのです。
バハラ・ソルトリーフ・クリスタルリーフ・プッチーナ・シオーナ・ツブリナ・雫菜・・・・。
本家本元の佐賀大学ブランド野菜としては『バラフ』http://www.barafu.jp/
産地や栽培方法の違いによって名前が付けられているみたいです。
このアイスプラントは色んなものを吸収して生育するため、安全確保が出来ていない土耕栽培のものは食べない方は良いと言われています。
安全に栽培されたアイスプラントをどうぞ。
土耕栽培の安全性について
「重金属の有無など、精密に土壌分析したうえで栽培した物のみ」
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