かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

塔ノ岳へ・2015年山行納め<札掛~長尾尾根~塔ノ岳>(その3・新大日~塔ノ岳山頂~長尾尾根で下山)

2016年01月04日 | 丹沢

昨年末に2015年最後の山行として、丹沢の塔ノ岳に登った様子を紹介します。
その1とその2の続きです。
その1の札掛から長尾尾根取り付きまでの様子はこちらでご覧いただけます。
その2の長尾尾根を利用して新大日までの様子はこちらでご覧いただけます。

今回は、新大日から塔ノ岳山頂までと登りと同じルートで下山した様子を紹介します。
当初の計画段階では、タライゴヤ沢コースで境沢林道を使って下山を考えていましたが、
事前に通行止めの情報があり断念しました。
次に考えたのが、塔ノ岳から丹沢山に登り、天王寺尾根と本谷コースで帰ってくるルートですが、
日没が早いことから断念。
結局、長尾尾根で本谷分岐まで戻り、
本谷分岐から札掛の雨量観測所と「丹沢大洞のケヤキ林」を見に行くことにしました。


新大日から塔ノ岳は何度も登っていますので、この時期の登山道の様子を中心にお伝えします。
新大日から木ノ又大日へと一旦下る木道。

凍っています。

新大日と木ノ又大日の間の鞍部

パッと見ドロドロに見えますが、ここも凍っています。

木ノ又大日へと登り返す途中から振り返ると、新大日と右奥に三ノ塔や烏尾が見えます。


木ノ又小屋を通過

新大日から約10分

木ノ又大日から下った先の痩せ尾根が崩落しているため、迂回路が設けられています。


塔ノ岳て前の小ピークへの登り

道の脇に雪が残っています。

塔ノ岳が目の前に見えてきます。

もうひとのぼりです。

塔ノ岳への最後の登りは岩が多い道を、ジグザグに登ります。


岩の所に山頂にいる猫ちゃんがいました。

山頂は風が強く寒いため、東側に少し降りてきたようです。
甘えてきたので、しばらくじゃれていました。

山頂直下の樹氷


塔ノ岳山頂に到着

新大日から約35分
山頂だけ雲がかかって視界はありませんでしたが、樹氷がきれいでした。
先行してアップした山頂の樹氷の様子はこちらでご覧いただけます。

晴れていれば富士山がきれいなのですが、白い世界でした。
晴れた日の山頂からの富士山の様子はこちらでご覧いただけます。

寒いうえ風も強く、時折小雪がちらつくような気象条件のため、
山頂東側の茂みの陰で小休止したのち下山開始。

下山は同じルートを通るため、登りの際に紹介できなかった点や、見落とした点などを紹介します。

塔ノ岳山頂直下の下り。
左手(塔ノ岳東斜面)には雪が残っています。


木ノ又大日までの道は、ドロドロで踏みあとが付いたまま凍っています。


20分弱で新大日に到着。
新大日からの下り

こちらの方が雪が多いです。

新大日の旧な階段の坂を下り終わったまきみち


道端の霜柱


15分弱でタライゴヤ沢コースの分岐に到着

通行止めのため直進します。

なだらかな尾根道を下って行きます。

とても気持ちがいいところです。

苔むした倒木

別の倒木

さらに別の倒木

更に別の倒木の根の部分

ブナの立ち枯れが問題になっていますが、確かにおおいです。

林業関係者用のモノレール


ブナの美しい広い尾根に到着。


ブナの木と丹沢三峰


また倒木がありました。

根の形が面白いです。

標高1004mにある道標とベンチに到着

新大日から約50分、タライゴヤ沢コース分岐から約35分。

このベンチのあるポイントから急な下りになります。
樹林帯をクネクネ進み、上ノ丸手前のやせ尾根に到着。

登ってきたときはヤセ尾根とは気が付きませんでしたが、
下りで見るとやや細くなって左右が切れ落ちています。
岩が多くなってきます。

岩の多い坂を降ると、道標がありこの道標で長尾尾根は終わりです。


目の前に上ノ丸と巻き道が見えてきます。

左の木に沿った尾根道を上がって行くと上ノ丸に行けるようです。

巻き道を進みます。


まきみちが終わると樹林帯の中を下って行き、本谷分岐に到着です。

標高1004mにある道標とベンチから約40分、新大日から90分でした。


ここから右に進むと札掛ですが、前記のとおり、
札掛の雨量観測所と「丹沢大洞のケヤキ林」に行くため、左に曲がって進みます。


ここから先の様子は次回紹介します。
上ノ丸の本谷分岐から札掛雨量観測所までの行程はこちらでご覧いただけます。



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今回もこの地図を参考にさせていただきました。
丹沢を歩く際はとても便利です。
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
クリエーター情報なし
吉備人出版

※今回記事の中に通過ポイントの標高、距離、所要時間を記載しています。


この記事の写真は キヤノンPowerShot G7X で撮影しました。
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X
クリエーター情報なし
キヤノン