Happy Life Blog

身の回りの事をつづった日記を中心に、ランチ食べ歩き・手作り作品など、日々の生活の中での事を書いております★★

テリー・フォックス

2005-06-09 21:26:45 | 日常のこと。
最近毎週見ている奇跡体験アンビリーバボーというテレビ番組で、今日知った人物です。カナダの英雄らしく、そこで知らない人は居ないのではないかって言う位の有名人らしいです。
テリー・フォックス( Terry Fox)は1977年 18歳の時に骨肉腫〔骨の癌ですになり、右足をひざ上15cmから切り落とした。バスケットマンだった彼は後の自分の人生を憂いたのだけれど、入院中に 癌で苦しんでいる子供たちに知り合い、亡くなって行く姿を目の当たりにし、癌撲滅のために何かをやりたいと思った。

そして 退院後 癌研究支援の資金募集のため 義足でのカナダ大陸横断のマラソンを決行することにした.これはフルマラソンを210回以上?〔すみません。確かではないですが。〕走る位の距離らしく、それは義足であり、平坦な道ではなく、途中は募金を呼びかける演説を繰り返しつつの日々。壮絶であった事には間違いない。143日目、約5000kmを進んだ辺りで癌が肺まで広がっているということがわかり、カナダ横断をあきらめざるを得なくなる。翌1981年6月28日 テリーは22歳の若さでこの世を去る。
彼が走る事をマスコミを通じて、多くの人が応援した。そして多くの人の思いは彼が死んだ後もテリーの遺志を継ぎ、募金活動をする財団を設立し、いまや世界51カ国でチャリティマラソンが毎年行われている。

補足ですが、彼が走った間に集まった募金は予定額100万ドルを大きく上回る1000万ドル。彼が亡くなるまでにはその倍を集めたと言う。。

今日、私はテレビであるコメントを聞いた。“人間ッて大した事できないんです。宇宙規模で考えれば人間ってちっぽけですよね。何かを生きているうちに成し遂げなければ!!ッて生きている事を突き詰めて考えるから、自殺をしたり自分を見失っちゃう人が居るんだろう。。”って。何の番組か忘れたのだけれど、私は“あ、そうよね~。。ッて思った。”

でも、このテレビで紹介された少年〔青年かな?〕は大きな奇跡を起こしたのだ。肉体は彼が生きられる事を選べなかったけれど、多くの人の中で彼はずっと生き続けていくと思う。皆が皆沿うじゃなくて良いとは思うよ。どっちかと言うと私は英雄を称えて、素敵やな~。。。と思っている方の人間でよいと思う

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