2010年3月9日、京セラドームで行われた阪神タイガースと日本ハムファイターズのオープン戦後半の
試合詳細と、それを見て思ったことです。
前半はこちら→去来するもの
○6回表。投手小嶋(5回から)。
3-0 O0 R--- 糸井。1塁線ギリギリを抜くゴロで2塁へ。
3-0 O0 R-2- 高口。送りバント成功。糸井は3塁へ。
3-0 O1 R--3 中田。正面のゴロを鳥谷が迷わずバックホーム。走者アウト。城島は1塁にも送球。
3-0 O2 R1-- 鶴岡。初球を打ち上げてライトフライ。思わずしまった!という表情。
○6回裏。投手ケッペル(先発)。サード飯山。ショート加藤。
3-0 O0 R--- 平野。ヒットで出塁。
3-0 O0 R1-- 鳥谷。初球を打って右中間に落ちるヒット。平野は三塁へ。
3-0 O0 R1-3 城島。レフトへの犠打。タッチアップで平野生還。3-1。
3-1 O1 R1-- ブラゼル。センターフェンスギリギリでフライをキャッチした糸井は3アウトと勘違い?
3-1 O2 R1-- 代打桧山。左中間に落ちるヒット。鳥谷がナイス走塁で3塁へ。
3-1 O2 R1-3 桜井。1塁代走田上。四球で桜井出塁。
3-1 O2 R123 林。暴投。手前で高くバウンドする球を鶴岡が止め切れず、鳥谷生還。3-2。林は三振。
鳥谷選手、「1つでも先の塁へ」という気持ちがプレーに表れています。3塁に到達していたから、
ワイルドピッチでホームイン出来たわけで。
暴投・後逸というバッテリーミスでの失点は、守っている側からすると物凄く痛く、応援している
身としては辛い場面。この回の暴投はファイターズ側でしたが、鶴岡選手も好きなので思わず、
「あれは捕れへんよ~」と呟いてしまいました。鶴岡選手は捕球が上手い選手と思っていますし。
それでもバウンドの仕方や、身体への当たり具合で変な方向に跳ねることは多々あるモノ。きっと
各選手色々工夫しているんでしょうね。
○7回表。投手江草。捕手狩野。
3-2 O0 R--- 加藤。江草は相変わらずテンポ良いピッチングで、最後は空振り三振。
3-2 O1 R--- 飯山。センターの打球にマートンが追いつけず、ヒット。飯山は2塁へ。
3-2 O1 R-2- 村田。見逃し三振。最後アウトローギリギリは抜群のコース。
3-2 O2 R-2- 坪井。追い込んでからのサインに首を振る江草。最後は低めの球でファースト横のゴロ。
○7回裏。ライト紺田。センター村田。レフト坪井。
3-2 O0 R--- 代打正田。ピッチャーゴロ。
3-2 O1 R--- マートン。ショートゴロ。
3-2 O2 R--- 平野。ピッチャー返しは上手く内野を抜けてセンター前ヒット。
3-2 O2 R1-- 鳥谷。平野は牽制アウト。
江草投手はいつも通りのハイテンポ。追い込むまでは本当に小気味よいスピードです。
しかし追い込んでからはサインにことごとく首を振っています。中々合わないのでちょっとハラハラ
するほど。多分最終的に狩野選手が合わせにいっているんでしょうね。江草投手はわりとよく首を
振るイメージがあります。自分の考えを持っている、という点と、「サインに首を振る」というのも
ある意味信頼関係がないと出来ないことなので、悪いことではないと思っていますが。
が、あれだけ間をとると、さすがにこちらが落ち着きません。
私が落ち着かないのは捕手が狩野選手だからというのが一番の理由ですけどね、もちろん。
○8回表。投手メッセンジャー。サード大和。
3-2 O0 R--- 高橋。1,2塁間を破るヒット。
3-2 O0 R1-- 紺田。フルカウントからライトへのヒット。スタートを切っていた高橋生還。4-2。
4-2 O0 R-2- 高口。送りバント成功。
4-2 O1 R--3 中田。空振りで追い込まれた後、ボール球を打ってサードゴロ。
4-2 O2 R--3 鶴岡。ライトフライ。
○8回裏。投手武田勝。
4-2 O0 R--- 鳥谷。初球を打って、センターへのソロホームラン。4-3
4-3 O0 R--- 狩野。初球打ち。1,2塁間へのゴロ。
4-3 O1 R--- ブラゼル。すくい上げた打球はライトフライ。紺田が捕ってアウト。
4-3 O2 R--- 代打高橋光信。タイミングをずらされたか、空振り三振。
メッセンジャー投手は、大柄な身体の割に大人しめの球を投げますよね。
ぱっと見、剛速球とか荒れ球とか投げそうな雰囲気に見えるのに、意外にもコントロールが良く
(←褒めてます)、そのかわり力押しするパワーはないので、上手く当てられるとヒットになります。
「決め球がない」とも言われたり。あと一球、使える球種を身につければ大分違うとのこと。
挑戦してみて欲しいですが、シーズン中登板しながら、というのは難しいでしょうか?
武田勝投手は、独特の構えに独特の間。鳥谷選手は惑わされる間もなく打ってしまいましたが。
粘って打つタイプの打者は、自分の間を守るのが難しいかも、と思いました。
○9回表。投手藤川。
4-3 O0 R--- 加藤。迫力の投球で追い込まれ、最後は思い切り高めの球にバットが回って三振。
4-3 O1 R--- 飯山。左中間への2塁打。
4-3 O1 R-2- 村田。高めのボール球に空振り三振。
4-3 O2 R-2- 坪井。最後は真っすぐで勝負にいったものの、三遊間へのヒット。
4-3 O2 R1-3 高橋。3球続けてフォークの間に1塁村田が二盗。最後はショートゴロ。
○9回裏。
4-3 O0 R--- 桜井。フルカウントまで粘った後、サードゴロ。
4-3 O1 R1-- 代打浅井。相変わらずの初球打ちで、センター前ヒット。
4-3 O1 R--- 大和。ショートゴロ。2塁浅井はアウト。大和は素早く1塁を走りぬけてセーフ。
4-3 O2 R1-- マートン。1球目は見逃し、2,3球目は空振りで三振。ゲームセット。
鋭く落ちてワンバウンドする藤川投手のフォークを全身で止める狩野選手。ワンバウンド捕球に
ついては高い評価がされることが多く、本人もかなり意識して臨んでいるのでしょう。やはり投手が
安心して投げる為にすごく大切なことですよね。特にこの時のように得点圏に走者がいる時、暴投を
恐れて落ちる球を使えないのと、その恐れがないのとでは、配球の幅は段違いでしょう。こういう
地味に見えるところから全力で挑む姿は本当に応援しがいがあります。
鶴岡選手、武田投手に細かいサインは出していないように見えます。映ってないだけですかね?
桜井選手と浅井選手の打席の時は、ミットの位置で「このへん行く?」って感じに見えますし、
大和選手の時もそういう雰囲気。マートン選手の時は、コースも完全に任せて、球がどこに行っても
捕れるように構えて、投げた球に合わせて動いていたように見えました。
そういえば、本音トークの時「ノーサインで受けられたらそれが一番」って言ってましたっけ。
この時はダルビッシュ投手についての話でしたが、鶴岡選手の目指す捕手像の一端が垣間見える
気がします。
今さらですが、狩野選手が出てきた途端、TVに釘付けになります。で、結果的に書く文章も増え
ます。本当に単純ですよね。まあ、楽しいからいっか、と思っています。
さて、シーズンが開幕したらどうなるでしょうね?もうこうなったら、とことん楽しんでやろう、
と思ってワクワクしています。
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さて、今日もお仕事でした。こういう生活もあと少しでひと段落。って2月末くらいにも言って
いたような。きっと気のせいですよね?
「気のせいや!とにかく今を乗り切れ!!」の激励とワンクリック→
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→【目次】2010年オープン戦中継の感想へ。
試合詳細と、それを見て思ったことです。
前半はこちら→去来するもの
○6回表。投手小嶋(5回から)。
3-0 O0 R--- 糸井。1塁線ギリギリを抜くゴロで2塁へ。
3-0 O0 R-2- 高口。送りバント成功。糸井は3塁へ。
3-0 O1 R--3 中田。正面のゴロを鳥谷が迷わずバックホーム。走者アウト。城島は1塁にも送球。
3-0 O2 R1-- 鶴岡。初球を打ち上げてライトフライ。思わずしまった!という表情。
○6回裏。投手ケッペル(先発)。サード飯山。ショート加藤。
3-0 O0 R--- 平野。ヒットで出塁。
3-0 O0 R1-- 鳥谷。初球を打って右中間に落ちるヒット。平野は三塁へ。
3-0 O0 R1-3 城島。レフトへの犠打。タッチアップで平野生還。3-1。
3-1 O1 R1-- ブラゼル。センターフェンスギリギリでフライをキャッチした糸井は3アウトと勘違い?
3-1 O2 R1-- 代打桧山。左中間に落ちるヒット。鳥谷がナイス走塁で3塁へ。
3-1 O2 R1-3 桜井。1塁代走田上。四球で桜井出塁。
3-1 O2 R123 林。暴投。手前で高くバウンドする球を鶴岡が止め切れず、鳥谷生還。3-2。林は三振。
鳥谷選手、「1つでも先の塁へ」という気持ちがプレーに表れています。3塁に到達していたから、
ワイルドピッチでホームイン出来たわけで。
暴投・後逸というバッテリーミスでの失点は、守っている側からすると物凄く痛く、応援している
身としては辛い場面。この回の暴投はファイターズ側でしたが、鶴岡選手も好きなので思わず、
「あれは捕れへんよ~」と呟いてしまいました。鶴岡選手は捕球が上手い選手と思っていますし。
それでもバウンドの仕方や、身体への当たり具合で変な方向に跳ねることは多々あるモノ。きっと
各選手色々工夫しているんでしょうね。
○7回表。投手江草。捕手狩野。
3-2 O0 R--- 加藤。江草は相変わらずテンポ良いピッチングで、最後は空振り三振。
3-2 O1 R--- 飯山。センターの打球にマートンが追いつけず、ヒット。飯山は2塁へ。
3-2 O1 R-2- 村田。見逃し三振。最後アウトローギリギリは抜群のコース。
3-2 O2 R-2- 坪井。追い込んでからのサインに首を振る江草。最後は低めの球でファースト横のゴロ。
○7回裏。ライト紺田。センター村田。レフト坪井。
3-2 O0 R--- 代打正田。ピッチャーゴロ。
3-2 O1 R--- マートン。ショートゴロ。
3-2 O2 R--- 平野。ピッチャー返しは上手く内野を抜けてセンター前ヒット。
3-2 O2 R1-- 鳥谷。平野は牽制アウト。
江草投手はいつも通りのハイテンポ。追い込むまでは本当に小気味よいスピードです。
しかし追い込んでからはサインにことごとく首を振っています。中々合わないのでちょっとハラハラ
するほど。多分最終的に狩野選手が合わせにいっているんでしょうね。江草投手はわりとよく首を
振るイメージがあります。自分の考えを持っている、という点と、「サインに首を振る」というのも
ある意味信頼関係がないと出来ないことなので、悪いことではないと思っていますが。
が、あれだけ間をとると、さすがにこちらが落ち着きません。
私が落ち着かないのは捕手が狩野選手だからというのが一番の理由ですけどね、もちろん。
○8回表。投手メッセンジャー。サード大和。
3-2 O0 R--- 高橋。1,2塁間を破るヒット。
3-2 O0 R1-- 紺田。フルカウントからライトへのヒット。スタートを切っていた高橋生還。4-2。
4-2 O0 R-2- 高口。送りバント成功。
4-2 O1 R--3 中田。空振りで追い込まれた後、ボール球を打ってサードゴロ。
4-2 O2 R--3 鶴岡。ライトフライ。
○8回裏。投手武田勝。
4-2 O0 R--- 鳥谷。初球を打って、センターへのソロホームラン。4-3
4-3 O0 R--- 狩野。初球打ち。1,2塁間へのゴロ。
4-3 O1 R--- ブラゼル。すくい上げた打球はライトフライ。紺田が捕ってアウト。
4-3 O2 R--- 代打高橋光信。タイミングをずらされたか、空振り三振。
メッセンジャー投手は、大柄な身体の割に大人しめの球を投げますよね。
ぱっと見、剛速球とか荒れ球とか投げそうな雰囲気に見えるのに、意外にもコントロールが良く
(←褒めてます)、そのかわり力押しするパワーはないので、上手く当てられるとヒットになります。
「決め球がない」とも言われたり。あと一球、使える球種を身につければ大分違うとのこと。
挑戦してみて欲しいですが、シーズン中登板しながら、というのは難しいでしょうか?
武田勝投手は、独特の構えに独特の間。鳥谷選手は惑わされる間もなく打ってしまいましたが。
粘って打つタイプの打者は、自分の間を守るのが難しいかも、と思いました。
○9回表。投手藤川。
4-3 O0 R--- 加藤。迫力の投球で追い込まれ、最後は思い切り高めの球にバットが回って三振。
4-3 O1 R--- 飯山。左中間への2塁打。
4-3 O1 R-2- 村田。高めのボール球に空振り三振。
4-3 O2 R-2- 坪井。最後は真っすぐで勝負にいったものの、三遊間へのヒット。
4-3 O2 R1-3 高橋。3球続けてフォークの間に1塁村田が二盗。最後はショートゴロ。
○9回裏。
4-3 O0 R--- 桜井。フルカウントまで粘った後、サードゴロ。
4-3 O1 R1-- 代打浅井。相変わらずの初球打ちで、センター前ヒット。
4-3 O1 R--- 大和。ショートゴロ。2塁浅井はアウト。大和は素早く1塁を走りぬけてセーフ。
4-3 O2 R1-- マートン。1球目は見逃し、2,3球目は空振りで三振。ゲームセット。
鋭く落ちてワンバウンドする藤川投手のフォークを全身で止める狩野選手。ワンバウンド捕球に
ついては高い評価がされることが多く、本人もかなり意識して臨んでいるのでしょう。やはり投手が
安心して投げる為にすごく大切なことですよね。特にこの時のように得点圏に走者がいる時、暴投を
恐れて落ちる球を使えないのと、その恐れがないのとでは、配球の幅は段違いでしょう。こういう
地味に見えるところから全力で挑む姿は本当に応援しがいがあります。
鶴岡選手、武田投手に細かいサインは出していないように見えます。映ってないだけですかね?
桜井選手と浅井選手の打席の時は、ミットの位置で「このへん行く?」って感じに見えますし、
大和選手の時もそういう雰囲気。マートン選手の時は、コースも完全に任せて、球がどこに行っても
捕れるように構えて、投げた球に合わせて動いていたように見えました。
そういえば、本音トークの時「ノーサインで受けられたらそれが一番」って言ってましたっけ。
この時はダルビッシュ投手についての話でしたが、鶴岡選手の目指す捕手像の一端が垣間見える
気がします。
今さらですが、狩野選手が出てきた途端、TVに釘付けになります。で、結果的に書く文章も増え
ます。本当に単純ですよね。まあ、楽しいからいっか、と思っています。
さて、シーズンが開幕したらどうなるでしょうね?もうこうなったら、とことん楽しんでやろう、
と思ってワクワクしています。
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さて、今日もお仕事でした。こういう生活もあと少しでひと段落。って2月末くらいにも言って
いたような。きっと気のせいですよね?
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