喫茶店って響きいいですね〜。
カフェはカフェで素敵ですが、やはり、昭和の人間には喫茶店の方が馴染む。
どんな小さな町にも喫茶店はありました。
私はど田舎育ちで、春にはおたまじゃくしの卵取りに行き、育てたカエルに逃げられ泣く野生の少女だった。
高校生の頃、村に喫茶店ができました。
ログハウス的な造りで、入ると木の香りプンプン。窓を開ければ鶏糞のにおいもプンプンといった畑のど真ん中の喫茶店。
アルバイトしたお金で、友達にクリームソーダをご馳走しました。
喫茶用語でクリソー。アイスコーヒーは冷コーと呼んでいました。
その喫茶店のモーニングは、厚切りトーストと茹で卵、ヤクルトもどきの乳酸菌飲料とマカロニサラダがつきました。
それから数年後、埋め立てした土地に大きな工場が出来、社宅が建てられた事で村の人口が増えました。
喫茶もちらほら増え、村人はモーニング巡りを楽しめるようになった。
ある喫茶店では、レーズンツイストロールと茹で卵、フルーツが。
またある喫茶店では、卵サンドにコールスローサラダ、ヨーグルト。
他にもおにぎりと味噌汁のモーニングまでも。
喫茶店のモーニングって、ほんとに嬉しいサービスだよね。
そうそう、アルバイトもしました。
一度、お客さんの服にアイスコーヒーをかけてしまった大失態も💦
思い出せば限りなく溢れ出る喫茶店秘話の数々。
時系列で追ってみようかな。