まだ4.5歳の園児が同じ年頃の園児から受けた性被害。女の子は数日後、PTSDを発症し、登園拒否をしていると。
動揺したのは両親で、娘の受けた屈辱に怒り園へ苦情を申し出た。対応に困った園側は、被害女児と加害男児の間で右往左往している様子だった。
子ども同士の性被害。まだ物心のつかない幼児に責任は取れないだろうし、かと言って将来の事を考えても、今この時が性教育を導入するタイミングとも言える。
私の経験からしても、子どもの性教育は難しい。親としても照れ臭さが強く、冷静に正しく導く事に自信がなかった。
振り返ってみれば、私も子どもの頃、近所のませた年下の男の子からキスされたり、暗い戸棚の中に一緒に隠れた事がある。詳細は思い出せないが、テレビの真似事で背伸びをしてみたかったのかもしれない。
保育園を卒業する頃まで、その子といちゃいちゃしていた思い出がある。
あれも私達にとっては性欲の現れだったのか?大人は子ども同士が暗闇の中で秘密を持つ事を嫌うが、何故それがだめなのか説明できない。
思春期になれば、妊娠というリスクが伴うからわかりやすいが、就学前の幼児への対応には困難さがある。
タブーとなっていた幼児の性問題。
番組では、講師を招いて他人の大事な部分を覗いたり、触ったりしないよう教育していた。
これからもっと声が上がってゆくのだろう。精神年齢は幼いままでも、身体は自然と大人になる現実。
人を傷つける事は自分も傷つくこと。
今はそんな言葉しか思い浮かばないけどね。