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居酒屋

2015-05-22 23:57:47 | 日記


仕事が終わった。


今日は直ぐに家に帰ろう。

もう少し、早く寝よう。


絶食しよう。痩せなきゃな。


朝、起きて一番最初に思うことだ。


まず、眠い。そして、気持ち悪い。


遅くまで、食べて、飲んで、


記憶がなくなるまで、

お腹がはちきれそうになるまで、


脳が麻痺するまで、


この三拍子で、欲求が満たされる。



あの娘を僕のものにしたい。

その欲求を満たすために。


美味しいお鮨を食べたい。

どうしても、食べたい。

脳がどうしても食べたいという信号を出している。


でも、僕にはそれは食べれない。

何故なら、
世界に一人しか食べれない特別な物だから。

でも、食べたい。

でも、僕には絶対

手にすることも、

触れることも、

口にする事も

出来ない。

でも食べたい。


僕は、ラーメン、お好み焼き、

もう食べてないっていうぐらい食べる。

お腹がいっぱいになる。

少し、お鮨の事を忘れられる。


僕は、アルコールを手にし、

もう食べれない、

飲めないっていうぐらい、

たらふく食べまくる。


もっと、お鮨の事を忘れられる。


もっと、飲んで食べて、

終いには、お腹が痛くなる。


そうすると、
お鮨を食べたいっていう気が失せる。


それと同じだ。

あの娘が本当に好きだ。

でも、僕にはどうする事も出来ない。

頭の中で妄想するぐらいだ。


でも、あの娘と話したい。

触れたい。

自分のものにしたい。

でも不可能だ。


酒をたらふく飲み、

たらふく食べる。



今日は、生ビール二杯、ハイボール4杯飲んだ。握りマグロ5貫、ゲソ5貫、うなぎ3貫、ハマチ2貫、納豆巻き2貫
ポテトフライ、手羽先、鶏皮パリパリ揚げ、キュウリの一夜漬けを食べた。

若いうちから、飲みすぎたせいか、
お酒が強い家系か。


全然、ベロンベロンにならない。

家に帰って、氷結ロング2本、枝豆で

さらに脳を麻痺させる。



そうする事で、あの娘を忘れられる。



でも、今だけだ。


酔いがさめると

また、あの娘を思い出す。



僕が廃人になるのが早いか、
あの娘を忘れられるのが早いか。


脳があの娘を忘れるって事は、

多分ヤバい時だろう。