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夜明けのスキップ

第二章に入りました、お天道様と共に歩みます。

研修視察

2014-03-10 09:04:32 | ローカル
昨日の日曜日、私達の校区では市の防災課2名の引率で8公民館50名で
「川内原子力発電所等研修視察」が行われました。

校区のコミュニティセンターから大型バスに乗り、川内原発展示館の会議室で現在の川内原発の安全対策の概要説明とバスで発電所構内を一巡して停止中の1号機2号機を目の前に見ていろんな箇所の安全対策設備を見学して、昼食をはさみ次は避難経路と避難場所の確認ということで30キロ圏内から外の湧水町というところまで行きました。

各地で原発ゼロが叫ばれる中、先ずこれは川内原発再稼動ありきでの研修視察なのだろうかと思いました、川内原発に着いてから渡された「安全性・信頼性向上への取り組み状況」という資料をもとにスライドを見ながら九州電力の職員の方が説明さてれいきました、勿論、九州電力側ですので安全対策をこんなにしましたのアピールです、質疑応答のところでは校区の方達がかなり斬り込んだ質問をされ職員の方が応えに窮するところも何回かありました。
私はこの説明を聞きながら、いかに福島原発の安全対策が杜撰であったかを痛感するとともにこれを受けての安全対策の名のもといろんな設備を作ってはおりますが一体どこにこんな莫大なお金があるのかこれも常に後手後手に回った安全対策で果たして先回りの安全対策を誰が知りえてそれに備える耐えうることができるのかには大いに疑問でした。とにかく随所に渡りこれだけのことをやってますので大丈夫ですアピールの説明でした。

4キロ圏内は事故後すぐ避難、私達の校区は10キロ圏内で事故後放射能漏れが感知されてから避難だそうで、昼から避難経路と称したコースを2時間ばかし大型バスに揺られて行き、それぞれの避難施設、小中学校、体育館、保険センター等の公共施設を確認して回りました。これが避難コースと避難場所であるなんてこれに参加して初めて知ったことでして、参加の皆さん殆どそうです、ひとつ腑に落ちず避難する時このコースを各自個人でここまで来るのですかと尋ねると防災課の職員は今のところそうです個人で車でなるべく乗り合わせて、最終その方法がないという人には何らかの準備があるはずですと、うん~~この経路の周知実行って難しいですよねと再度尋ねると、先ずはとにかく遠くへ逃げるというのが一番ですと仰いました。

今回の研修視察、あとわずかで自治会の任から解かれるという開放感から大型バスだってよと4人行ってみようかと原発の中の状況はどうなってんのと興味本位な気持ちも有りの参加でした、一日の研修を終えて私の周りは事実原発お膝元ということで原発ゼロからはかなりな温度差を感じております。

4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (伊豆の花)
2014-03-11 09:17:25
おはようございます。
春の気配に気を許していたら、今朝は、水道が凍っていました。

原発再稼働を含んだ視察では、聞くより見た方が、いろいろと実感された事があると思います。
静岡県西部でも、「御前崎原発」がありますが、我が東部の住民たちにとっては、多分、「他人事」だと思いますよ。

先日、偶々、新藤兼人監督「第五福竜丸」の映画を観ました。
昭和29年3月1日に、南太平洋で水爆に「被ばく」した漁船と乗組員の実話です。
広島・長崎から9年目なのに、一般市民は、「被ばくした」という現状認識は呆れるくらい低く、政府に至っては、占領中で、復興を依存した米国に物を申せず、未だに、放射線病で亡くなった久保山愛吉さんを「被ばくが原因」とは認めていないという事をしりました。

とても、きつい言い方だ承知の上で、「生きる」のも「死ぬ」のも私達であって、どういう選択をすれば、どういう結果に繋がるかは、私たちが決めなければならない事だと考えます。
も一度、日本を「経済国家」に・・・という選択をすたならば、狭~い国土しか持たない日本の行く末は見えるように思います。
バランスの取れた平穏な状態にだって、一番不満を持つのも、私達自身だと、常に、意識したいですね。
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Unknown (モコモコ)
2014-03-11 20:14:33
伊豆の花様今晩は
真冬並みの寒さにもうそこの春の暖かさが待ち遠しいですね

バスで構内を回りました時に、停止中の1,2号機の目の前に来たときドームの塗ってあるデザインがテレビに映される福島第一原発の事故建屋と同じデザインにドキッとしました。実際構内の新たに作りましたという見せられる設備は外観は立派なモノでも我々素人がそれが安全か否かがわかるはずもなく、ただ事故が起これば取り返しのつかない事が起こるのだというのは皆が見た事であり事実今もそれに苦しまされている人達がいて、教科書の範囲でしか知らない第5福竜丸に未だに被爆の原因を認めたくない政府がある・・こんな現実の中私の周りはなんか不思議な空気を感じるといいますか誰一人口には出さないのですがたぶんこの人達は皆そうなんだろうな私もそうであるからわかるのですがそれをまるで他人様の思いの如く不思議で濁す自分の卑劣さにちょっと正面きって言えないぞというのが正直な気持ちです。
研修視察を通してその前後の報道やこの伊豆の花様のコメントにも、いろいろと考え思っております。
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Unknown (ソナタ)
2014-03-22 11:09:23
こんにちは♪♪
いや~、研修視察参加、お疲れ様でした。
全国の原発周辺地域でこの様な会が沢山やられるといいですよね。
皆さん、きっと本質に迫った質問を投げかけたのでしょうね。想像しました。

ところでちょっと言い難いのですが…
モコモコさんの記事、句読点や改行が少ないので、私にはかなり読みにくいです~。
年々私めの目が老眼になりつつあるのも影響していますが、文の途中に、読む時、息継ぎが必要な場所に適当な句読点をつけて欲しいと思うのですが、如何でしょうか。
勝手なことを申し上げてご免なさい。
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ソナタさんありがとうございます (モコモコ)
2014-03-22 15:57:40
ソナタさんへ
この研修視察、後日いろんな地区であったみたいでテレビ放映もされました、ただ原発反対の方達にはとんでもないのだろうと思いつつ、とてもいい体験をさせてもらいました。

どうもすみませんでした
長文のときはなるべく行を少なくして少しでも枠を縮めようと抜ける句読点をなるべく使わないようにしてますが、読み辛いとなればやっぱり改行、句読点はしないといけませんね、以後気をつけます
ソナタさんこれに懲りませずまた長文お読みくださいませ
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