浄土真宗親鸞会 いわみ親鸞聖人に学ぶ会

なぜ生きる(人生の目的)

親鸞聖人の教行信証に感動しました。(浜田市)

2009-04-09 09:29:23 | Weblog

世界遺産・石見銀山で注目を浴びた(?)島根県

この前の朝ドラの「だんだん」も島根県が舞台でしたが、

もう少し知ってもらうのに、

まず「石見」と書いて、「いしみ」ではなく、

「いわみ」と読みます。(ここから標準と違う感じ)

島根県の主に東部が出雲地方、主に西部を石見(いわみ)地方といいます。

その石見の中心が、浜田市ですから、石央(これはいわおうでなくせきおう)、

とっても海が綺麗なところで、魚も美味しいところです。

その浜田市にあるのが、石央文化ホールという会場です。

 

毎月、この会場では、「親鸞聖人に学ぶ集い」「なぜ生きる仏教講座」が

なされています。

先日、そこに来られた30歳くらいの男性に、「どうして親鸞聖人に関心を

持つようになりましたか?」

と訪ねると、

 

「親鸞聖人の教行信証のお言葉に感動しました。」

 

と言われるので、

「どうして親鸞聖人の教行信証を知られたんですか」と聞くと

 

「高森顕徹さんという方の、『なぜ生きる』という本を読んで知りました。」

 

と言われました。

「その中のどんなお言葉ですか」と尋ねると、

 

『「大悲の願船に乗じて、光明の広海に浮かびぬれば

のお言葉です。そして、この

「闇」に泣いた人だけに、「光」に遇った笑いがあり、

 「沈んで」いた人にのみ「浮かんだ」という歓喜がある。

の言葉に感動しました。』  (なぜ生きる P178)

 

800年前の、親鸞聖人のお言葉が、現代の私達の心に届いている

ことの凄さを、感じずにおれませんでした。

昨年の今頃は、予想もしていなかった大不況、何を信じ、どこに向かって

生きていけばいいのか、と人生の目的を探している私達に、

「なぜ生きる」の答えを、明らかに示される親鸞聖人のお言葉を

島根の方がたに、聞いてもらいたいと思います。