9月のお詣りは、お兄様とmokoちゃんと私の3人です。
今回はお兄様のご親戚の神主さん一族にお会いできるというので、お兄様の車に乗せて連れて来てもらいました。
道を作るために切った岩肌に、誠さんが杉を植えてくれていたのですが、それが根付いて大きくなってくれています。
到着してから知ったのですが、この日の夜、北川という集落の神社にて津野山神楽があることを教えてもらいました。
全く予定外でしたが行ってみることに。。
母の古くからの友人のお兄様は、津野山神楽を守り続けている神主さん一族のお一人なのです。
津野山神楽は何百年も続いている伝統神楽です。
母がいつか力石のお山でも、舞ってもらいたいと願っている神楽。
私は今回、初めて観ることになります。
お山の神様の地から10分くらいのところにある北川という集落にある河内五社神社で、毎年9月の第一土曜日に夜神楽が開催されているようです。
今回初めて、こちらの神社に訪れたのですが、あまりに立派な神社だったのでびっくりしました。
四万十の美しい川が前を流れ、大きな御神木が聳え、昼の明るい時間に改めてお詣りに来たいと思いました。
津野町は本当に素晴らしいところです。


今から30年くらい前、まだ私が小さかった時に、母に連れられた私に会った事があるよと言ってくれた方もいました。遠い親戚みたいです。
でも、30年では、年齢合わんですね。。。40年。。いやもっと前ね😅
その方もお優しい方で素敵に神楽を舞っていました。帰りにはお土産までくれて🙇♀️
皆んな優しく声かけしてくれて、田舎の方は気さくで人が良いです。
神事を真剣にされている方の人の良さは別格です。皆んなお顔が素晴らしく良いです❤️
そして、本格的に神楽が始まる前に、太鼓を叩いてみいや、と叩かせてもらいました。
これが難しい。
テンポは
団子三つ四つ食う🎶
団子三つ四つ食う🎵
ですって。
そう言いながら叩くと上手く叩けると教えて頂きました。
オモシロイ🤣

いよいよ始まりです。
こんなに素晴らしい神楽なのに観客が少なくて、特等席で楽しめます。

こちらは天の岩戸。
隣に座ったおじ様が、
あんた今度あの舞を教えてもろうて踊りや。
と言ってくれました。
天照大御神ですよ。
そんな大役言われてもね😂
岩戸から出てくる天照大御神。
本当に素晴らしすぎて感動しました。
お山友達のmokoちゃん。
太鼓を本舞に合わせて叩いてます。
私も叩かせて貰いました。
こんなに素晴らしい舞が、何百年もひっそり神様に奉納され続けているなんて感動です。

猿田彦の舞。
こちらは神主さんが舞ってます。
お兄様のご親戚の神主さん。
お昼にもお会いしたけど、お若くて笑顔の素敵な、爽やかなイケメン神主さんです。
なかなかこんなかっこいい神主さんはいません‼️
お昼にお会いした姿とは違い、神主さんの装束に身を纏い、力強く迫力ある神楽を次々舞います。
お昼も色々とお世話になったんです。。。
この日は地区の方がお宮に泊まり、朝が来て神主さんが祈りを捧げて、それでおしまいとなるようです。

私たちは夜の11時過ぎに神社を出て、高知に帰り着いたのは午前1時。連れて行ってくれたお兄さまには本当に感謝です。
私が行きたい!と言ったものだから、お付き合いしてくれて、本当に楽しい濃い一日となりました。
実は、この日の朝のこと、我が家の小さな恵比寿様のお人形をふとみると、小さな釣り竿が無くなってました。
アレ!?無い。。。と。
ですが、夜神楽の後、そんな事は何も言ってないのに、恵比寿の舞で踊る恵比寿様の竿を、
これを持って帰りや。。
と村の方がプレゼントしてくれました。
いっぱいえいもん(良い物)を持ってきてくれるわよ。。
ですって🤭
有難うございました🙇♀️🙇♀️🙇♀️
今でも十分幸せを頂いています。
翌朝のこと、何となくですが、我が家の恵比寿様が大きな竿を得て、喜んでいるのがわかりました。
そして、神楽の舞で使ったヘイもプレゼントしてくれました。
夜中までお付き合いくださったお兄さまに本当に感謝です。
津野山神楽。
ただただ素晴らしすぎて感動しました。
太鼓に笛に鈴の音色に迫力ある美しい舞。
何にも知らないのに、お山で神楽を舞ってもらいたいなんて簡単に言って少し反省しました。
もっと深く感じ味わって、お山の神様と心が完全に通じ合い、自分の心にしっかり落とし込めた時、いつの日か復興の証に、お山のお宮にて、何十年の時を超え皆んなが楽しめるお祭りが出来れば良いなと改めて思いました❤️
それが母の尊い願いでもありますから。。。