(千九百一)
仕事納めである。独り暮らし時代は、仕事納めの日は早目に支社を出て頭を1ミリに刈っていた。年末年始をずっと横になってダラダラ過ごすためだ。
年末年始の約6日間、社宅の自分の部屋とスーパー、コンビニ、書店をただ往復するくらいで後は電気代節約のため、ひたすら寝正月であった。読書かYouTubeで膨大な空き時間を潰していた。
結婚してからは、そんな孤独な年末年始の過ごし方も自動的に出来なくなってしまった。
(千九百ニ)
禁欲期間は2245日目だが、14日振り(2週間振り)に夢精した。夢精時刻は9時25分頃である。どくんどくんという感覚があったが、量は意外に多くなかった。これで215回目、今年に入ってからは33回目の夢精だ。
夢の記憶は残っていない。気付けば、どくんどくんという感覚があった。
(千九百三)
今の支社の再雇用社員が今年度末で退社するか、来年度もまだいるか、という話をする夢は覚えている。
(千九百四)
禁欲期間は2246日目、夢では2日連続ではしなかった。
本社に勤務している。支社勤務に戻ってから、やたら見るようになった。難しい顧客からの電話に右往左往している。
急に場面が変わる。小雨の降る中、車を運転している。ファミレスの駐車場に停めるが、中には入らない。そのまま温泉宿のコインロッカーに荷物を預ける。場所や空間がポンポン飛ぶが、夢なので矛盾は全く気にならない。
(千九百五)
今年も終わりだ。今年は、33回の夢精、1回の遺精であった。遺精は19年振り4回目だ。
365日中、33回(34回)の射精か。40歳でも意外に射精するものである。夢精頻度はやや落ちてきたか？或いは、33歳から意外に一定数を保っていると見るべきか。
(千九百六)
禁欲期間は2247日目、夢では2日間していない。
年明けだ。初夢は以下の通りである。
会社の歓迎会に出席している。高校時代のクラスメイトだったハタケ君(仮名)が何故か出てきた。歓迎会の会場はファミレスのようだ。
急に場面が変わる。予備校の座席を確保している。真ん中からやや後ろの席である。
(千九百七)
禁欲期間は2248日目、夢では3日間していない。
落語家になりたい男が弟子入りを頼んでいる。あっさり断られ、すごすごと田舎に帰って行く。
(千九百八)
禁欲期間は2250日目、夢では5日間していない。
遂に丸2250日間の禁欲達成だ。ここまでで215回の夢精である。今年に入ってからはまだ夢精が無い。もうすぐ禁欲期間は丸6年2ヶ月だ。33歳の終わり頃からスタートした禁欲。40歳の今でも継続しているのだ。
(千九百九)
美術クラブがイベント紹介に参加だ。テレビ中継のため、準備している。夢の中の時間帯は、やはり夜中である。聖也はただ見ているだけだ。
(千九百十)
禁欲期間は2251日目、夢では6日間していない。
車のタイヤの溝に溜まった砂利を掘り出している。気付くと大きな穴が空いて車が横倒しになる。
急に場面が変わる。動画を再生しようとしている。パソコンの型はかなり古い。
急に場面が変わる。婚活サイトを通して妻にメッセージを送るが、受信していないことが分かる。謎の夢である。結婚して以降、逆に結婚が上手く行かない夢を見るようになった。空想の世界で現実には起こってほしくないケースを無意識にシミュレーションしているのか。
(千九百十一)
禁欲期間は2252日目、夢では7日間(一週間)していない。
遂に禁欲期間が丸6年2ヶ月となった。ここまでで215回の夢精だ。
娘のあかりがオリンピックで金メダルを取る。父親は対抗心を燃やしている。父親の年齢は43歳である。聖也はただ見ているだけだ。
急に場面が変わる。広い会場でアニメソングを熱唱する。観客から大喝采を浴びる。たまに歌う夢も見るのだ。
(千九百十ニ)
禁欲期間は2253日目、夢では8日間していない。
本社勤務に戻っている。顧客対応を手伝っている。聖也は支社からのヘルプ要員らしい。
急に場面が変わる。卓球の試合に出場している。対戦相手も初心者らしく、お互いにサーブのミスを連発だ。最後は何とか聖也が1セット取るのであった。卓球の夢はたまに見る。
急に場面が変わる。サザエさんのキャラクターが夢に出てきた。サザエさんも夢にたまに出てくる。波平さんが警察を呼び、慰謝料の請求の有無について確認している。深刻な内容のようだ。
急に場面が変わる。聖也は芸大の推薦入試に挑んでいる。受験するのは美術系の学部らしいが、実技科目の試験の中にピアノも入っているようだ。芸大受験対策専門の講師に試験対策を依頼している。
(千九百十三)
禁欲期間は2254日目だが、9日振りに夢精した。夢精時刻は8時20分過ぎである。どくんどくんという感覚があったが、量はあまり多くなかった。
就活生のアダルト動画を再生する。画面はかなり小さい。内容はよく分からないが、気付いたら「いきむ」感覚に陥る。半分、目は覚めていたと思われる。どくんどくんと「出して」しまった。
これで216回目の夢精、今年に入ってから1回目の夢精である。
(千九百十四)
政治家が選挙戦に出た経緯について書籍の中で説明する。
急に場面が変わる。UFOを撮影した動画を友人と確認する。クラスメイトと道を歩く。聖也とクラスメイト(誰かは夢なのでよく分からない)数人は笑い合いながら歩いている。他のクラスメイトは卒業記念でお好み焼き屋にてクラス会をしているようだ。聖也達だけが別行動している。皆、笑い合いながらも心のどこかで何となく寂しさも感じている。夢の中の時間帯は夕方であった。
(千九百十五)
禁欲期間は2255日目、夢では2日連続ではしなかった。
裁判が始まるらしく、聖也は担当の弁護士と交渉している。交渉は上手くまとまるが、会社に戻った後に部署内での報告があるようだ。説明が億劫で嫌気が差す。
(千九百十六)
禁欲期間は2256日目、夢では2日間していない。
ゲームセンターで新作ゲーム機を体験している。身体が浮くような感覚に陥る。目が回っているのか。こういう夢は、疲れた時にたまに見るのだ。
(千九百十七)
禁欲期間は2257日目、夢では3日間していない。
妻が韓国語による日記ブログを公開している。学生時代にアップしていたデータがまだ残っていたようだ。
急に場面が変わる。社外のセミナーに参加している。班別研修らしい。班のメンバーはまだ誰も着席していない。無人の研修室には聖也ただ一人である。
(千九百十八)
禁欲期間は2260日目、夢では6日間していない。
遂に丸2260日間の禁欲達成だ。ここまでで216回、今年に入ってからは1回の夢精である。
漫画のイラストを描いている。小学校時代の友人、ハムキン(仮名)が聖也の描いたイラストを見たがって「何を描いてるのか」と訊いて来る。
急に場面が変わる。予備校にいる。数学の講義前にトイレに入ろうとするが、鍵が上手く掛からない。夢の中のトイレの鍵はいつも掛からないことが多い。
急に場面が変わる。サンダルを履こうとするが、足の裏に違和感を感じて下を見るとゴキブリを踏んでいることに気付く。
急に場面が変わる。エッセイコミックを読んでいる。コミックだが、カードホルダーのように見える。カードを入れるポケットの中に小さなチョコが入っている。場所は実家らしき部屋だ。布団は敷いたままである。
(千九百十九)
聖也の貯金総額は2376万5717円となった。前月から15万6850円の上乗せだ。前年の同月は2242万6030円だったため、年間で133万9687円の上乗せである。その前年の同月は2032万6070円である。2032万から2242万、そして2376万だ。昨年は新車購入に伴い、貯金の上乗せ額がやや少なくなっていると言えよう。
(千九百二十)
禁欲期間は2261日目、夢では7日間(一週間)していない。
最初に住んだ社宅によく似たボロアパートから引っ越し準備をしている。聖也の部屋は段ボールが山積みだ。準備が一段落した後、小雨の降る中、自転車を押して自転車小屋まで移動である。夢の中の時間帯は、やはり夜中から明け方頃である。
(千九百二十一)
禁欲期間は2262日目、夢では8日間していない。
アニメを視聴している。高校生が主人公のアニメだ。生まれ変わりがテーマらしい。聖也は、ただアニメを見ているだけだ。
(千九百二十ニ)
禁欲期間は2263日目、夢では9日間していない。
高校時代、近くにあったコンビニに立ち寄る。売り物のアイスの先端をかじる。店長に咎められ、そのままお買い上げだ。
(千九百二十三)
禁欲期間は2264日目、夢では10日間していない。
親戚の男の子と一緒に遊ぶ。いつの間にか、テレビでよく見る男性アナウンサーとその息子が遊ぶシーンに切り替わっている。連想ゲームのようにシーンが切り替わっていく。或いは移行していく。息子は野菜で作られたケーキを無言で食べている。聖也はテレビをただ見ているだけだ。
(千九百二十四)
禁欲期間は2265日目、夢では11日間していない。
試合に負け、聖也の所属するチームは甲子園の土を大量に袋に詰める。
(千九百二十五)
禁欲期間は2266日目、夢では12日間していない。
バトル漫画を書店で立ち読みだ。白黒のコマが脳内再生される。内容自体は聖也の完全創作だ。 雰囲気だけは元ネタに近いが、現実の漫画のコマを完全再現している訳ではない。実際に読んだ漫画のコマを思い出すと脳に負荷が掛かるからか。夢の中で活動している脳の部位と覚醒している時に活動している脳の部位は違うのだろうか。夢の記録を取るという「脳内フィールドワーク」を始めて6年5ヶ月と少しが経過するが、新しい発見が常にある。
(千九百二十六)
禁欲期間は2267日目、夢では13日間していない。
オリンピックの競泳を生で見ている。会場は薄暗い。聖也は観客席にいるだけだ。
急に場面が変わる。バラエティ番組を視聴している。大御所芸人がコメントする。コメントが面白くないと上からコインが大量に落ちてくる。
(千九百二十七)
禁欲期間は2268日目、夢では14日間(2週間)していない。
車の助手席に乗って何処かに行こうとしている。運転しているのは父親だ。道路には陸上部の朝練習中なのか、大量の陸上部員が走っている。いつの間にか、聖也も一緒に走り始める。車の助手席から降りるのではなく、ふと気付いたら陸上部員の一員になっていた。夢なので、そこに整合性は全く無いのだ。エレベーターを駆け上がり、アスレチックにチャレンジである。展開が目まぐるしく変化していく。目覚ましが鳴る前に自然に目が覚めてしまった。トイレの後、起床してそのまま会社に出社だ。
(千九百二十八)
禁欲期間は2269日目、夢では15日間していない。
プロ野球の監督同士が会話している。聖也はただ眺めているだけだ。
(千九百二十九)
禁欲期間は2270日目、夢では16日間していない。
遂に丸2270日間の禁欲達成だ。ここまでで216回の夢精、今年に入ってからは1回の夢精である。ただし、この日、聖也は通算5回目の遺精をしてしまった。
聖也の禁欲期間は丸6年2ヶ月半くらいである。
(千九百三十)
禁欲期間は2271日目、夢では17日間していない。
この日はバスで出勤して320円、会社まで私鉄に乗り換えて680円、ビジネスホテル宿泊が3400円実費、夕飯と翌日の朝食代等が1125円と182円であった。
帰宅時、私鉄にもう一度乗ったため、680円。二日間の合計は6387円であった。
一日で14186歩である。
私鉄の駅から会社までは片道で3000歩くらいか。ビジネスホテルからは3500歩であった。
(千九百三十一)
雪の降り始めはスリップ事故が145件、翌日は午前7時までに10件である。
(千九百三十ニ)
禁欲期間は2273日目、夢では19日間していない。
休みの日だったため、17時に起床だ。
本社のハン君(仮名)と営業課の係長の発表を聴いている。
急に場面が変わる。ボクシングの世界戦をテレビで視聴する。
(千九百三十三)
禁欲期間は2275日目、夢では21日間(3週間)していない。
部署が変わり、オフィスの移動だ。体育館のような広い場所に戸惑う。新しいデスクを確保し、銀行振り込みに行く。
急に場面が変わる。転職活動、または就職活動をしている。夢なので、その辺りは曖昧だ。別の建築デザイン会社の受験を考えている。
(千九百三十四)
聖也の年収が遂に509万9118円と500万円を超えた。25歳で就職し、会社員生活15年目の40歳で大台に乗った。
彼は、大学受験の際に一浪している。更に、大学院の修士課程を修了しているため、就職が普通の新卒学生よりも3年遅れているのだ。
結婚は37歳である。結婚生活3年目だ。
(千九百三十五)
9年前、社宅は5000円と駐車場代が2000円、共益費が1000円くらいの計8000円である。
電気代は2354円から300円の間か。水道代とガス代は、4654円くらい。携帯代は当時、2863円から4000円くらいだった。食費は月30236円から34668円か。1日平均で1100円から1200円だ。散髪が1080円。ガソリン代が6392円から7000円である。
合計55579円から6万円くらいである。この時、聖也の手取は144606円であった。
(千九百三十六)
禁欲期間は2276日目、夢では22日間していない。
オバマ大統領が3期目の挑戦をする。アメリカ大統領選が夢に出てきた。
(千九百三十七)
禁欲期間は2277日目、夢では23日間していない。
サッカーのアジアカップの試合結果をタブレットで確認だ。サウジアラビアが韓国に3対0で勝っていたが、現実は韓国がサウジアラビアにPK戦で勝っていた。
(千九百三十八)
禁欲期間は2278日目、夢では24日間していない。
本社勤務に戻っている。総務課のタエ(仮名)がいる。何故かイベントで焼きそばを作っている。聖也はただ見ているだけだ。
急に場面が変わる。地震により崩れた社宅の外観を写真撮影する。社宅は初任地の時の古い社宅だ。この社宅は時折、夢に出てくる。
(千九百三十九)
禁欲期間は2279日目、夢では25日間していない。
迷路のような病院で道に迷う。そのまま屋内型の駐車場に辿り着く。坂が急で歩きにくい。隣を歩く妻を気遣う内に目が覚めた。
(千九百四十)
禁欲期間は2280日目、夢では26日間していない。
数学の問題を解いている。場所は予備校のような教室か。方程式を当てはめて四苦八苦しながら問題を解く。
(千九百四十一)
遂に丸2280日間の禁欲達成だ。ここまでで216回の夢精、今年に入ってからは1回の夢精である。ただし、遺精が更に1回だ。もうすぐ聖也の禁欲期間は丸6年3ヶ月である。
(千九百四十ニ)
禁欲期間は2281日目、夢では27日間していない。
後部座席に乗り、足だけで車を運転する。トンネルに入り、前が見えなくなる。
(千九百四十三)
禁欲期間は2282日目だが、28日振り(4週間振り)に夢精した。 夢精時刻は5時50分、目覚ましが鳴る直前であった。どくんどくんと大量に「出して」しまった。ここまでで217回、今年に入ってからは2回の夢精である。3時過ぎに一度、目が覚めてトイレの後に二度寝している。こういうケースは夢精しやすいのだ。大体、1時間半くらい経つと夢精している。今回も、その典型的なケースであった。
実家の自分の部屋にいる。目が覚めた時、既に時計は14時であった。焦りながら着替える内にどくんどくんと敢えなく発射だ。
(千九百四十四)
禁欲期間は2283日目、夢では2日連続ではしなかった。
遂に丸6年3ヶ月の禁欲達成だ。ここまでで217回、今年に入ってからは2回の夢精である。
元カノのクミコさん(仮名)がモデルと思われるが、実在しない女性が夢に出てきた。聖也は既に結婚しているため、元カノに冷たく対応している。女性は強い恨みの言葉を投げ掛けてきた。たじたじとなるところで一度、目が覚めた。時計を見ると、3時50分前後である。トイレの後、二度寝だ。
妻に離婚を仄めかされて慌てる夢は覚えている。
(千九百四十五)
禁欲期間は2284日目、夢では2日間していない。
今の営業所の所長から新イベント案の企画を提案される。
(千九百四十六)
禁欲期間は2285日目、夢では3日間していない。
本社に久々に顔を出す。ただし、夢の中の聖也は社員としてではなく、顧客の立場としてその場にいる。支社に戻って以降、この手の夢はよく見る。
急に場面が変わる。小学校時代の友人、ヨコ(仮名)とハムキン(仮名)の3人で予備校の見学に出向く。道中、いつの間にかその設定が崩れ、マチさん(仮名)と一緒に歩いている夢に変化する。
急に場面が変わる。古い社宅によく似た部屋を清掃している。ふと気付くと目覚ましが鳴った。ノッソリと起床である。
(千九百四十七)
禁欲期間は2287日目、夢では5日間していない。
休みの日だったため、13時30分頃に起床だ。高校時代のクラスメイト、ウエタさん(仮名)らしき人物が出てきた。聖也は彼女と付き合っていたようだ。何やら二人を取り巻く空気感は険悪なものである。
(千九百四十八)
禁欲期間は2288日目、夢では6日間していない。
お笑い芸人コンビがネタ合わせをしている。新ネタの出来がイマイチらしく、相方は渋い顔だ。
急に場面が変わる。川の上流を探して山を登っている。次第に川の幅が狭くなっていく。
一度、目が覚めて二度寝する。最後に見た夢だ。音楽の試験を受けている。記述式である。受験に関係が無いからとほとんど空欄で提出だ。
(千九百四十九)
禁欲期間は2289日目、夢では7日間(一週間)していない。
サッカー部の助っ人として大会に出場し、大活躍する。「夢らしい夢」ではある。たまに、現実離れした夢を見ることがある。聖也の場合、スポーツをする夢が多い。半分、脳が覚醒しているのであろうか。「これは夢だな」と自分でも何となく分かる。野球か卓球、陸上競技の夢が多いが、サッカーで大活躍という夢は初めてに近いかも知れない。スポーツではないが、カラオケを熱唱する夢もたまに見る。聖也の美声に観客は大喝采するのだ。この場合も、何となく歌いながら「これは夢だな」と自分でも分かる。
(千九百五十)
聖也の貯金総額は2387万6950円となった。先月から11万1233円の上乗せだ。年間では135万8017円のアップである。
丸10年前、聖也の貯金総額は441万9071円である。
10年後、2387万6950円になっている。10年間で1945万7879円の上乗せだ。年間で200万以上は貯金しているのに、10年で1945万とは不可思議である。
無論、これは新車購入や結婚というまとまった支出が影響しているのは間違い無い。
もし、聖也が結婚もせず、車も購入していなければ10年間で2000万を超える貯金が出来ていたであろう。
月のガソリン代は、大体8000円前後だ。年間で9万6000円か。まぁ、10万円としよう。車の任意保険が年間で大体、5万円まではいかないか。合わせて15万円とする。
車の点検の際、年によるが部品交換で5から10万円が消える。もちろん、これは年による。平均すると5万円か。そうなると、トータルでは20万円の支出である。
車があるだけで年間の維持費は20万円。10年で200万円だ。実際は、車検やタイヤ交換でもっと掛かる。それに、10年経つと新しい車に普通は買い換えるものである。
更に、駐車場代も掛かる。全く、馬鹿馬鹿しい出費である。都心に住んでいれば、車は無くても生活出来た筈だ。
車が無ければ、聖也の貯金は10年間で200万から250万以上、上乗せ出来たのである。
(千九百五十一)
禁欲期間は2290日目、夢では8日間していない。
遂に丸2290日間の禁欲達成だ。ここまでで217回の夢精、今年に入ってからは2回の夢精、1回の遺精である。
戦争が始まり、戦車に乗って戦地に赴く。聖也はいつ戦場から離脱しようかと機を伺っている。
急に場面が変わる。実家の玄関にゴキブリが出たため、殺虫剤を大量に撒く。
急に場面が変わる。社内の異動状況一覧が写真付きで回覧される。聖也の異動は無いようだ。よく見ると、社員の出身大学もリストに掲載されているではないか。高学歴な社員はやはり異動先も優遇されるらしい。
急に場面が変わる。大学時代に戻っている。ガイダンスがスタートだ。大学の入学金に関するクイズが唐突に開始される。問題は夢なのでよく分からない。ヒントは「す」から始まる言葉だと言う。さっぱり分からない内に目が覚めた。夢の中で聖也は自分なりの答えを用意していたのだが、急にヒントを出されて却って混乱してしまった。夢の展開は先が読める場合もあるが、全く先が読めない場合もある。
(千九百五十ニ)
禁欲期間は2291日目、夢では9日間していない。
体育館のようなホールのような広い会場にパイプ椅子を並べる夢は微かに覚えている。体育館はたまに夢に出てくるのだ。
(千九百五十三)
自動車学校を卒業して丸15年だ。聖也は24歳の終わり頃から25歳まで自動車学校に通った。約2ヶ月で卒業した。あれから早くも15年である。
20年前は大学1年生だった。
(千九百五十四)
禁欲期間は2292日目、夢では10日間していない。
シートを大勢で運ぶ。シートは泥でかなり汚れている。場所はグラウンドだ。
(千九百五十五)
禁欲期間は2293日目、夢では11日間していない。
「何をしても嫌われる」「これだけ他人から嫌われるのは一種の才能」と周囲から罵られる夢は覚えている。目が覚めた時、かなりホッとした。
(千九百五十六)
禁欲期間は2295日目、夢では13日間していない。
車が長いトンネルに入る。聖也はただ見ているだけだ。
(千九百五十七)
禁欲期間は2296日目、夢では14日間(2週間)していない。
ボランティアで地域の清掃活動をする。
急に場面が変わる。車を運転している。道幅がかなり狭い。時折、逆走してくる車が来て急ハンドルで避ける。
(千九百五十八)
禁欲期間は2298日目、夢では16日間していない。
予備校の講義を聴いている。教科は理科である。聖也もノートを取る。
(千九百五十九)
禁欲期間は2299日目、夢では17日間していない。
顧客からの電話対応をしている。聞き取り辛い声のため、聞き返すが、どうも要領を得ない。
(千九百六十)
禁欲期間は2300日目、夢では18日間していない。
遂に丸2300日間の禁欲達成だ。ここまでで217回の夢精、今年に入ってからは2回の夢精、1回の遺精である。40歳になって夢精の頻度がかなり落ちている。加齢に伴うものなのか。
アニメのサザエさんを妻と視聴する夢は覚えている。
