「池上彰と日本国憲法を考えよう！緊急SP！！」

憲法改正が、取り沙汰され、ほぼ自民党草案で改正が進みそうな危機感のある時、池上彰さんが分かりやすく解説してくれるというので、テレビにかじりついて観ていた。

日本国憲法では、国家元首が明記されていないため、対外的には、天皇が国家元首の立場になる場合があるとか、安部総理が憲法改正にこだわつているのは、祖父の岸信介元総理の遺志を継いでいる、更にはGHQに押し付けられた憲法を「日本らしいものにしたい」とか。

しかし、賎しくも一国の憲法を、そんな体面上の理由で変えていいのか？

最終的には、改正が真に国民のためになるかどうか。

安部さんと言う人は、国民より自分の方針を優先し、国民の目線で見ていない。

あくまで、自分の持論を推進しようとする指導者であると、思う。安部総理が、国民の生活のしんどさを思いやってくれたことがあるだろうか？

一に国の経済、二に国の財政。そこで止まってしまうから、庶民の生活が苦しかろうが、頑張っても豊かになれない人がいようが、構わず平気で消費税を上げようとしたり、社会保障費の切り下げを目論んだりできるのだ。

衆院選、参院選で圧勝した自民党の前に、情けない野党は無力であり、麻生副総理の失言ならぬ本音！のように、「いつの間にか」憲法が変わってしまう可能性は高いのではないか？

今までの自民党の総理大臣さえ、例えば宮澤さん、海部さんなど護憲の姿勢を貫いた方も多いのに、大して国民との議論もせず「お爺ちゃんの言うようにしたいんで～す」と、幼稚園児並みの発想で簡単に一国の最高法規を変えられては、たまったものではない。

聞けば、安部氏は、有名な憲法学者の名も知らなかったり、野党の簡単な質問に答えられなかったり、憲法改正を声高に叫ぶ割には、憲法について勉強しておられないようなことも聞く。

憲法が改悪されたら、「公共の秩序を乱す」と言う理由でこんなブログを書いている私も、検閲されたりしょっぴかれたりするかもね(>_<)

戦時中の再来？安部氏の目指す「日本を取り戻す」とは、やはりそう言う意味なのかも知れない。

でも、選挙で自民党に入れたあなた！安部氏に騙されたと言っても、遅いのです……(￣□￣;)!!