常々、珈琲生豆のハンドピックをして精製に努めていましたが、
需要と供給のバランスが崩れ、追いつかなくなってきました。
『バカ売れ』して、嬉しい悲鳴を上げているわけではありません。
(バカ売れしているはずがありません・・・。)
そもそもが手間のかかる代物。
直接来ていただいた方のニーズによっては、すぐ焙煎に入り、
待ち時間を作っていただいて1時間程度でお渡ししていますが、
お渡しするときに、珈琲豆の時間変化について、簡単にお話しさせて
いただいています。
焙煎してすぐ・・・飲めますが、珈琲豆としては熟していない。
そんな豆も、多々あるわけです。
世間一般的には『作り置き』と『早さがウリ』の二極化が進んでいる
感じを受けます。
どうも私の性格なのか、『右か左か』って好きじゃない。(笑)
3つ目、4つ目辺りが、本当はストライクゾーンだったりしませんか?
変化に対応しないと生きていけないと言うけれど、昨今の流行廃りの
劇的な早さは、楽しいようでいて、単に振り回されているだけのような
そんな印象を持っているのです・・・。
さて。
話しの真ん中を、大きく逸れました。(苦)
不足してきた珈琲生豆を補うために、日夜セッセと、ハンドピック
・・・不良豆の手選別を行っています。
豆一個がジャガイモくらいの大きさでしたら、1kg・2kg程度は
なんて事無いのでしょうけども、小豆程度の大きさの物を、
数㎏選別するとなると、そりゃぁ視神経がマヒしてきます。(爆)
現在、メニューとしてお出ししていませんが、
バリアラビカ
モカマタリ(イエメン・モカ)
と、他数種類の珈琲準備を進めています。
この二番目にある『モカマタリ』は、精製にとても苦労する一品。
イエメンだけでなく、バリアラビカのインドネシア、
その他の産地のほとんどで、精製の精度を上げるため現地の方に
2重3重のハンドピック作業を行っていただき、その度合いにより
『味の精度』を謳い、販売されている物が沢山あります。
何度も言うようですが、ハンドピックって、目先・手先の作業。
数も膨大ですから、非常に苦労します。
その作業を、極力現地で・・・が、昨今の考え方。
で、作業されている方のほとんどは、その精製された高級珈琲の味を
知らないまま作業に従事しているようです。
・・・言いたいことは沢山ありますが、また道から外れました。(苦)
この精製をマメに行うことは、口にはいるまでの一連の品質を
かなり高めることにつながります。
一粒一粒、物思いにふけりながら延々たる作業・・・。
以前、こんな記事を書いていましたが、今でも当時の感覚を
忘れたことはありません。
忘れようにも忘れられない、感触として体感する事実が、まさに
ハンドピックに凝縮されています。
生産は、気候の関係から現地でしかできない事情がありますので、
仕入れたこの生豆から、私の仕事が始まるわけです。
(『現地生産』は、現地特有の地場産業と理解しています。)
それこそ気の遠くなるような時間をかけて精製し、焙煎して、
できれば抽出し、カップに注ぎ、ご提供する。
だから、珈琲に携わると色々な物が見えてきて、なんだか
この世の全てを見てきたような錯覚を覚えます。(笑)
でも、よく考えてみれば人との関わりと一緒で、一連の交わりが
全てに連動していることを、辿って実証しているだけで、
何も特別なことでもなんでもない。
その当たり前のことが凝縮されているから、創る側も、飲む側も、
珈琲にロマンを感じたりするのかな・・・と、常々感じます。
色んな想いに、感覚に。
めぐる思いの端々を繋ぐ、一時の安らぎのために。
今日もマメに豆を見ています。
需要と供給のバランスが崩れ、追いつかなくなってきました。
『バカ売れ』して、嬉しい悲鳴を上げているわけではありません。
(バカ売れしているはずがありません・・・。)
そもそもが手間のかかる代物。
直接来ていただいた方のニーズによっては、すぐ焙煎に入り、
待ち時間を作っていただいて1時間程度でお渡ししていますが、
お渡しするときに、珈琲豆の時間変化について、簡単にお話しさせて
いただいています。
焙煎してすぐ・・・飲めますが、珈琲豆としては熟していない。
そんな豆も、多々あるわけです。
世間一般的には『作り置き』と『早さがウリ』の二極化が進んでいる
感じを受けます。
どうも私の性格なのか、『右か左か』って好きじゃない。(笑)
3つ目、4つ目辺りが、本当はストライクゾーンだったりしませんか?
変化に対応しないと生きていけないと言うけれど、昨今の流行廃りの
劇的な早さは、楽しいようでいて、単に振り回されているだけのような
そんな印象を持っているのです・・・。
さて。
話しの真ん中を、大きく逸れました。(苦)
不足してきた珈琲生豆を補うために、日夜セッセと、ハンドピック
・・・不良豆の手選別を行っています。
豆一個がジャガイモくらいの大きさでしたら、1kg・2kg程度は
なんて事無いのでしょうけども、小豆程度の大きさの物を、
数㎏選別するとなると、そりゃぁ視神経がマヒしてきます。(爆)
現在、メニューとしてお出ししていませんが、
バリアラビカ
モカマタリ(イエメン・モカ)
と、他数種類の珈琲準備を進めています。
この二番目にある『モカマタリ』は、精製にとても苦労する一品。
イエメンだけでなく、バリアラビカのインドネシア、
その他の産地のほとんどで、精製の精度を上げるため現地の方に
2重3重のハンドピック作業を行っていただき、その度合いにより
『味の精度』を謳い、販売されている物が沢山あります。
何度も言うようですが、ハンドピックって、目先・手先の作業。
数も膨大ですから、非常に苦労します。
その作業を、極力現地で・・・が、昨今の考え方。
で、作業されている方のほとんどは、その精製された高級珈琲の味を
知らないまま作業に従事しているようです。
・・・言いたいことは沢山ありますが、また道から外れました。(苦)
この精製をマメに行うことは、口にはいるまでの一連の品質を
かなり高めることにつながります。
一粒一粒、物思いにふけりながら延々たる作業・・・。
以前、こんな記事を書いていましたが、今でも当時の感覚を
忘れたことはありません。
忘れようにも忘れられない、感触として体感する事実が、まさに
ハンドピックに凝縮されています。
生産は、気候の関係から現地でしかできない事情がありますので、
仕入れたこの生豆から、私の仕事が始まるわけです。
(『現地生産』は、現地特有の地場産業と理解しています。)
それこそ気の遠くなるような時間をかけて精製し、焙煎して、
できれば抽出し、カップに注ぎ、ご提供する。
だから、珈琲に携わると色々な物が見えてきて、なんだか
この世の全てを見てきたような錯覚を覚えます。(笑)
でも、よく考えてみれば人との関わりと一緒で、一連の交わりが
全てに連動していることを、辿って実証しているだけで、
何も特別なことでもなんでもない。
その当たり前のことが凝縮されているから、創る側も、飲む側も、
珈琲にロマンを感じたりするのかな・・・と、常々感じます。
色んな想いに、感覚に。
めぐる思いの端々を繋ぐ、一時の安らぎのために。
今日もマメに豆を見ています。
なんかがんばってくださいといいたくなります。
しかし、そんな素晴らしい豆ならなんとか手に入れたいなあ・・・来年もありますよね???
実はこの間、一つ前の記事に頑張ってコメントしたのに、誤って自分で抹殺してしまったんですよ~(涙)
銀座(有楽町?)のOLっていうかホテルウーマン(っていうとかっこいいっぽい(笑))だったころ、『純喫茶』って珈琲屋さんでお茶してました~とか(笑)
手作業って大変ですよね~(^o^;)
珈琲豆くらいの小ささだと、目だけでなく、肩もこりそうだし、本当に大変な作業だと思います。
私も変なところ、アナログ人間なので、手間がかかっても手がかかったものには適わないこと、良くわかりますよ~♪
私は食べることに関してだけ、マメですけど(爆)
『辿る』って深くてロマンがありますね~♪
KEIさんんらしいと思います★
駆け出しの頃は、わざと安い粗悪な豆を買ってきて、
色々試したものです。(笑)
もちろん、『売る』なんて考えもしなかった頃ですが☆
大変ですが、やりはじめると結構楽しいです。
上記の珈琲は、まだ準備段階。
落ち着きましたら、ブログでご連絡いたします。
今では随分減ったとか・・・。
私の知っているところでも、閉めたお店がいくつかあります。
どれも、個性的で好きでしたが・・・。
そうそう。
目だけでなく、肩も凝りますね。(笑)
ビタミン入り目薬が恋しい、今日この頃です☆
手作業は、やりがいありますが、大変ですよね~。
でも、pinguさんの手作りには、到底敵いませんよ!
あの8の字ケーキには、ぶっ飛びました!!